書評の記事一覧
書評の記事一覧です
『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』なぜベストセラーに? 新たな読書を追体験できる楽しさ
■2024年最も話題の書『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』 「本離れ/活字離れ」という言葉が語られ…
立花もも新刊レビュー 浅倉秋成の新作、愛らしい主人公から恋愛小説まで……今読むべき3選
発売されたばかりの新刊小説の中から、ライターの立花ももがおすすめの作品を紹介する本企画。数多く出版されている新刊の中から厳選し、…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 狂騒的な『ハイパーたいくつ』と静的な『光のそこで白くねむる』
みんなちがって、みんないい。 申し訳ない。金子みすゞのいただきで始めてしまったのは、今回読んだ第61回文藝賞受賞作が、二作と…
立花もも新刊レビュー 三浦しをんの傑作から歴史ミステリーまで……今読むべき3選
発売されたばかりの新刊小説の中から、ライターの立花ももがおすすめの作品を紹介する本企画。数多く出版されている新刊の中から厳選し、…
サザン、米米CLUB、ミスチルの名曲ととも紡がれる感動物語ーー音楽ライター・栗本 斉の『さよならの向う側 ’90s』レビュー
清水晴木『さよならの向う側』(ことのは文庫)シリーズの最新作『さよならの向う側 ’90s』が、11月20日に刊行された。小説紹介…
「あなたはまぎれもなく“食糞者”である」最新科学で解き明かす、驚くべき『うんこの世界』を読む
タイトルにうんこ、表紙にもうんこ。この本について語るのに、うんこを避けて通ることはできない。 2015年に刊行され…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 日本絵画の伝統を見事に咀嚼した芸術小説『あの日の風を描く』
愛野史香『あの日の風を描く』(角川春樹事務所)最大の驚きは巻末にあった。 ネタばらしをするわけではないのだが、驚きの正体をあ…
アニメ「ダンまち」第5期「Re:ゼロ」第3期は最大の“見せ場”に エピソードの“意義”を原作から振り返る
大森藤ノのライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』が、放送中のTVアニメ第5期でストーリー上でも最大級…
悦ネエはオールを漕ぐ手を止めないーー『がんばっていきまっしょい』映画版のノベライズに見る、踏み込んだ心情
第4回坊ちゃん文学賞を受賞した敷村良子の小説『がんばっていきまっしょい』(幻冬舎文庫)が、アニメ映画となって10月25日に公開。…
『新NHKにようこそ!』ひきこもり文学の傑作が令和にリビルド 滝本竜彦が描くいまの生きづらさと見える光
佐藤が、そして岬ちゃんが帰ってきた。滝本竜彦が2001年に「ボイルドエッグズ・オンライン」で連載し、02年に書籍化され漫画化から…
「どんでん返しの帝王」ジェフリー・ディーヴァー、国産ミステリへの影響は? 書評家・千街晶之が読み解く
■どんでん返しの帝王の称号、ジェフリー・ディーヴァーとは? 「どんでん返しの帝王」。アメリカ・ミステリ界の大御所ジェフリー・…
歌人・岡野大嗣が描く「誰のものでもないのに誰のものでもある日常」とはーー新刊『うたたねの地図』を読む
歌人・岡野大嗣による短歌×散文集『うたたねの地図 百年の夏休み』(実業之日本社)が刊行された。著者はこれまで単著で4冊の歌集を刊…
映画『ふれる。』スピンオフ小説で解像度が増すキャラクターの“内面”と伝えたかった“メッセージ”
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』を監督した長井龍雪と脚本の岡田麿…
横溝正史、生前刊行されなかった唯一の作品『死仮面』復刊ーー書評家・千街晶之が2種の文庫版を対比
■これまで入手困難だった横溝正史の『死仮面』オリジナル版が復刊 岡山県八つ墓村で起きた凄惨な連続殺人事件を解決した名探偵・金…
立花もも新刊レビュー 探偵小説の注目作からDI犬の物語まで……今読むべき4選
発売されたばかりの新刊小説の中から、ライターの立花ももがおすすめの作品を紹介する本企画。数多く出版されている新刊の中から厳選し、…