書評の記事一覧
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第171回芥川賞候補5作品を徹底解説 向坂くじら「いなくなくならなくならないで」など個性的な作品並ぶ
2024年7月17日(水)に第171回芥川賞が発表される。候補作に選ばれたのは、以下の5作品(50音順)。 ・朝比奈秋「サンシ…
菊池良の『みどりいせき』評:「読みにくい文体」で新たな世界を切り拓く、令和の青春文学
『みどりいせき』は令和の青春文学 その「読みにくさ」は新たな時代の到来を象徴しているのか? 『みどりいせき』は2024年…
筒井康隆、大江健三郎、村上春樹、阿部和重、小川哲……『百年の孤独』が日本文学に与えた絶大なる影響
ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』(新潮社)の文庫化が、出版界で一つの事件のように騒がれている。これらの名称をブランド…
「響け!ユーフォニアム」黒江真由の“真意”とは? 待望の新刊で明かされる過去
武田綾乃が高校の吹奏楽部を舞台に描いた小説「響け!ユーフォニアム」シリーズに待望の新刊『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部…
立花もも 新刊レビュー 生きるとはどんなこと? さまざまなテーマで「人生観」に迫る注目作は
発売されたばかりの新刊小説の中から、ライターの立花ももがおすすめの作品を紹介する本企画。数多く出版されている新刊の中から厳選、今…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 〈わたし〉のために書かれたような物語ーー池澤春菜『わたしは孤独な星のように』
たとえ明日世界が終わるとしてもあなたとつないだ手が暖かいことに変わりはない。 池澤春菜『わたしは孤独な星のように』…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング とにかく変な特殊能力バトルものの小説ーー五条紀夫『イデアの再臨』
何がなんだかわからないがとにかくおもしろい。 その感覚を味わってもらいたいので、五条紀夫『イデアの再臨』(新潮文庫nex)は…
立花もも 新刊レビュー アガサ・クリスティー賞出身作家の新刊など、注目ミステリ作品がずらり
発売されたばかりの新刊小説の中から、ライターの立花ももがおすすめの作品を紹介する本企画。数多く出版されている新刊の中から厳選、今…
Kis-My-Ft2 宮田俊哉 作家デビュー作『境界のメロディ』評:音楽の楽しさと今を目一杯に生きる大切さ
Kis-My-Ft2のメンバー、宮田俊哉が5月24日発売の『境界のメロディ』(メディアワークス文庫)でライトノベル作家としてデビ…
【ライトノベル最新動向】Kis-My-Ft2 宮田俊哉が紡ぐ青春ストーリーも 話題作が並ぶ2024年5月の新刊ラノベ
5月のライトノベルは、面白そうな設定の作品や新シリーズが登場して、これからのラノベ市場を賑わせていってくれそう。筆頭にあがりそう…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 無限の広がりを持った小説ーー田中空『未来経過観測員』
文字通り、無限の広がりを持った小説だ。 田中空『未来経過観測員』(KADOKAWA)を軽い気持ちで読み始め、途中から、おっ、…
立花もも 新刊レビュー 初の単著で話題沸騰、繊細な煌めきを放つ坂崎かおるをはじめ今読みたい4作品
発売されたばかりの新刊小説の中から、ライターの立花ももがおすすめの作品を紹介する本企画。数多く出版されている新刊の中から厳選、今…