書評の記事一覧
書評の記事一覧です
2034年、宇宙人との“ファーストコンタクト”が起こったら……『地球壮年期の終わり』が描く、あり得るかもしれない人類の未来
ファーストコンタクトの林譲治。そういいたくなるほど作者は、ファーストコンタクトを題材にしたSFを書き続けてきた。本書はその最新の…
横溝正史作品におけるイラストレーター・杉本一文の存在 二つの装画集からみる、傑作たる所以
1970年代以降、角川文庫で横溝正史作品を初めて知った世代にとって、杉本一文というイラストレーターの名は忘れ難いものだろう。 …
「平和ボケ」は悪いことなのか? 東浩紀著『平和と愚かさ』を梶谷懐が読む
ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのガザ攻撃、そしてトランプ政権によるベネズエラへの武力介入、さらには習政権の台湾への威圧的な姿…
ナポレオンから福沢諭吉まで……チェス × 歴史奇譚集『コンフィデンシャル・ゲーム』
海外チェス小説のアンソロジー『モーフィー時計の午前零時』の編者である若島正は、「編者あとがき」の冒頭で「古今東西を問わず、チェス…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 第24回「このミス!」大賞受賞作『最後の皇帝と謎解きを』
丁寧な世界の作りこみに関心させられる。犬丸幸平『最後の皇帝と謎解きを』(宝島社)は、第24回「このミステリーがすごい!」大賞に輝…
谷川俊太郎は、なぜ詩を書き続けたのかーー最新詩集『ひとりでこの世に』で問いかけたこと
2024年11月13日、92歳で逝去した詩人・谷川俊太郎。遺作を含む最新詩集『ひとりでこの世に』には、主に65歳以降に発表した単…
田家秀樹の『続・村井邦彦のLA日記』評:「想像力」は「孤独」を解放する
日記が一つの時代を記録する貴重な資料になることは永井荷風の『断腸亭日常』を筆頭に数々の先例が証明している。その人がどんな生活をし…
この本には私たちがいるーー武田砂鉄の『アイアン・メイデン オフィシャル・ビジュアル・ヒストリー』レビュー
2024年、「THE FUTURE PAST TOUR」で8年ぶりの来日公演を行ったアイアン・メイデン、その物販として売られてい…
小室哲哉の引退宣言、TM NETWORKに何があったのか? 木根尚登『電気じかけの予言者たち -再起動編-』書評
有名なアーティストのドキュメンタリー、もしくは史実をもとにした映画が次々と公開されている。今年でいえばボブ・ディランの若き日を描…
日本史上最悪の獣害事件に再注目ーー恐怖の熊小説『羆嵐』が現代に伝えるもの
2025年の「今年の漢字」は「熊」だった。日本各地で熊の出没が相次ぎ、秋頃からはニュースで見ない日はなかった。私が住む福島県も例…
細田守監督の挑戦とは何だったのか? 『スタジオ地図15周年『果てしなきスカーレット』で挑む世界』から読み解く
細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』。公開直後からSNSを中心に評価は真っ二つに割れている。「家族の絆」や「インターネッ…
古代史のロマンに満ちた“歴史”ミステリ『マサダの箱』現実とフィクションの境界を越えるエンタメ作品
世界中で多くの読者を魅了してきた、時代を超えた謎を解き明かす“歴史”ミステリ。『ダ・ヴィンチ・コード』や『風の影』の例を引くまで…
一九八四年、華氏451度、PSYCHO-PASS……ISHIYAのディストピア小説『BRUO/ノイズ』が問うもの
ハードコアパンクのDEATH SIDEとFORWARDのボーカルで、ハードコアシーンに迫る著作も多いISHIYAが『BRUNO/…
サイバーエージェント創業社長・藤田晋が著した、超一流経営者の思考とは? 新刊『勝負眼』に見る、文筆家としての実力
サイバーエージェント創業社長の藤田晋による新刊エッセイ『勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術』(文藝春秋)が11月に発売され…







































