文芸 2024.06.28 12:00 天然痘が蔓延る江戸時代後期を舞台とした捕物帳の新たな傑作! 木内昇『惣十郎浮世始末』インタビュー 作家・木内昇の新刊『惣十郎浮世始末』(中央公論新社)は、天保年間の浅草を舞台に壮年の定町廻同心である服部惣十郎が、とあ… 麦倉正樹 小説麦倉正樹時代小説中央公論新社文芸木内昇
文芸 2024.05.04 07:00 日本の歴史がゾンビまみれに……! 豪華作家陣によるホラー小説集『歴屍物語集成 畏怖』がおもしろい 歴史時代小説に、ゾンビが出てきてもいいのか。もちろん、いいに決まっている。というか、火坂雅志の『関ヶ原幻魔帖』、菊地秀行の『幕末… 細谷正充 小説ホラー細谷正充時代小説歴史小説中央公論新社文芸
文芸 2024.04.08 07:00 葛飾北斎の生涯とはどのようなものだったのか? 定説を覆す、大胆な仮説を描いた『気散じ北斎』 先日、ニューヨークで行われたオークションで、誰もが一度は目にしたことがあるだろう、富士山を背景に荒波が飛沫を上げる「神奈川沖浪裏… 麦倉正樹 麦倉正樹時代小説歴史小説葛飾北斎実業之日本社車浮代
文芸 2024.04.06 07:00 『光る君へ』で注目の藤原氏とは、果たして何者なのか? 馳星周が迫る、古代史の謎 大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合)で、改めて興味を持った人も、きっと多いことだろう。柄本佑が演じる「藤原道長」の代で、その栄華… 麦倉正樹 麦倉正樹時代小説歴史小説馳星周光る君へ
文芸 2024.02.05 07:00 「化政文化」の内実を立体的に描き出そうとする野心作 永井紗耶子の直木賞受賞後第一作『きらん風月』評 世の中の 人と多葉粉(たばこ)の よしあしは 煙となりて 後にこそ知れ 昨年『木挽町のあだ討ち』(新潮社)で、直木賞… 麦倉正樹 小説麦倉正樹時代小説永井紗耶子
文芸 2023.12.26 07:00 麦倉正樹が選ぶ「2023年歴史小説BEST5」 平安時代から江戸時代まで、多様な視点で描かれる物語 1位 『まいまいつぶろ』村木嵐(幻冬舎) 2位 『木挽町のあだ討ち』永井紗耶子(新潮社) 3位 『茜唄(上)(下)』今村翔吾… 麦倉正樹 小説麦倉正樹時代小説歴史小説文芸
文芸 2023.12.23 12:00 歴史学者・小和田泰経が読み解く「三河雑兵心得」シリーズの魅力 「戦国時代の常識が自然と伝わる」 累計120万部を突破した井原忠政による歴史小説「三河雑兵心得」シリーズの最新刊『三河雑兵心得 13 奥州仁義』が、12… 麦倉正樹 歴史小説麦倉正樹時代小説歴史小説文芸小和田泰経三河雑兵心得
文芸 2023.09.01 12:00 松村邦洋が語る、100万部突破の時代小説「三河雑兵心得」シリーズの面白さ 「足軽の立場から見た家康はまた違う」 井原忠政の人気歴史時代小説「三河雑兵心得」シリーズ(双葉文庫)が、2023年7月にシリーズ累計100万部を突破した。2… 麦倉正樹 小説麦倉正樹松村邦洋時代小説文芸井原忠政三河雑兵心得
文芸 2023.05.07 10:00 歴史小説の名手、今村翔吾は「平家物語」とどう向き合った? 奇策が炸裂する『茜唄』の凄さ 今村翔吾、またテレビに出てるよ。と、思うことがよくある。私は原稿を書くとき、テレビをつけっぱなしにしていることが多いのだが、なぜ… 細谷正充 小説細谷正充時代小説今村翔吾
文芸 2022.04.14 12:00 歴史時代小説に“凄い新人”現る! 夜弦雅也『高望の大刀』の大胆不敵な荒技 歴史時代小説の世界に、凄い新人が現れた。第十三回日経小説大賞を受賞した『高望の大刀』の作者・夜弦雅也だ。ちなみに作品は、桓武帝の… 細谷正充 細谷正充時代小説歴史小説夜弦雅也高望の大刀
文芸 2022.01.29 07:00 時代ミステリーでありながら歴史小説? 直木賞受賞作『黒牢城』のハイブリッドな面白さ 評判の悪い戦国武将ランキングがあったら、荒木村重はかなり上位に入るのではなかろうか。理由がある。主君の池田家を乗っ取る形で成り上… 細谷正充 小説文学ミステリ細谷正充直木賞時代小説歴史小説文芸黒牢城
ニュース 2021.01.04 05:00 佐伯泰英123作品が一挙電子書籍化 「居眠り磐音」完結&新シリーズ連続刊行も 「文庫書き下ろし時代小説」のジャンルを確立し、20年間にわたって大ヒットシリーズを生み出し続ける人気作家・佐伯泰英の作品がついに… リアルサウンドブック編集部 居眠り磐音佐伯泰英電子書籍文藝春秋時代小説
文芸 2020.07.30 10:00 大河ドラマ再開が待ちきれない! 今村翔吾『じんかん』で松永久秀を追いかけよう タイトルの「じんかん」とは人間のことであり、「人と人が織りなす間。つまりはこの世(p.114)」のことを指す。今村翔吾著『じんか… 藤原奈緒 講談社吉田鋼太郎織田信長大河ドラマ藤原奈緒麒麟がくる人間直木賞時代小説明智光秀今村翔吾じんかん松永久秀斎藤道三三好元長
文芸 2020.07.16 10:00 平安時代ならではのトリックに脱帽! 平安ラブコメミステリー『探偵は御簾の中』の面白さ ライト文芸の時代小説で、一番、人気のある時代はどこか。戦国? 幕末? いやいや、平安時代である。女性向けのライト文芸では、小田菜… 細谷正充 講談社ミステリー細谷正充時代小説講談社タイガライト文芸平安あや解き草紙汀こるもの陰陽師探偵は御簾の中しきみ
文芸 2020.06.25 10:00 宮部みゆき最新作『きたきた捕物帖』はミステリー? 怪談? 自由自在な時代小説の魅力 宮部みゆきの『きたきた捕物帖』。このタイトルを見て、まず連想したのが、衛藤ヒロユキのギャグ成分多めのファンタジー漫画『魔法陣グル… 細谷正充 時代劇宮部みゆき細谷正充時代小説PHP研究所きたきた捕物帖
ニュース 2020.04.16 21:11 江戸の町に今も潜む怨霊と物怪『江戸の怪異と魔界を探る』 いわくつきのスポット紹介も 江戸の町に今も潜む怨霊と物怪、怪奇譚にまつわる、いわくつきのスポットを紹介する書籍『江戸の怪異と魔界を探る』が、4月13日に発売… リアルサウンドブック編集部 歌舞伎ホラー怪談落語時代小説カンゼン江戸飯倉義之幽霊
文芸 2020.04.02 10:00 浅田次郎が語る、物語作家としての主義 「天然の美しさを無視して小説は成立しない」 万延元年(1860年)、姦通の罪を犯したという旗本・青山玄蕃に対して、奉行所は青山家の所領安堵と引き替えに切腹を言い渡すが、玄蕃… 鈴木宏和 川端康成三島由紀夫浅田次郎谷崎潤一郎林直幸時代小説鈴木宏和流人道中記読売新聞