書評の記事一覧
(668件)
書評の記事一覧です
綾辻行人の最高傑作『十角館の殺人』で大抜擢! 奥智哉、ドラマ初主演への期待
ミステリー界の巨匠・綾辻行人の最高傑作『十角館の殺人』(講談社文庫)の実写化作品が3月22日よりHuluで独占配信される。先日キ…
“空っぽの心に火を灯す”小説 万城目学が『八月の御所グラウンド』で直木賞受賞の必然性
万城目学が遂にやった。6回目のノミネートとなった第170回直木三十五賞を『八月の御所グラウンド』(文藝春秋)で受賞した。2006…
江戸川乱歩、なぜ現代でも読み継がれる? 書評ライター・立花もも、多様な二次創作を生む原作の凄さを考察
■2024年、生誕130周年を迎える江戸川乱歩 今年2024年10月、生誕130周年を迎える江戸川乱歩。少年探偵団に怪人二十…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 十代の心情をあらゆる角度から描き出す『まだ終わらないで、文化祭』
どこから一方向からではなく、あらゆる角度から見て人の肖像を描く。 藤つかさ『まだ終わらないで、文化祭』(双葉社)を読んで、あ…
立花もも 新刊レビュー 懐かしい名作の新装版からドラマ化作品など今読みたい4作品
発売されたばかりの新刊小説の中から、ライターの立花ももがおすすめの作品を紹介する本企画。数多く出版された新刊の中から厳選し、今読…
復刊ミステリ、書評家・千街晶之が読む 2023年に刊行されたおすすめ作品5選
どんな名作でも、品切れ・絶版などで新刊での流通が途絶えた場合、後世の人間にとって入手のハードルが高くなり、作品そのもの評価にまで…
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が泣ける本当の理由とは? “いま”戦争を描く作品の意義
「泣かないで」と言われても、泣いてしまう物語がある。12月8日から公開された映画であり、その原作となった汐見夏衛の小説『あの花…
江戸川乱歩、なぜ現代でも読み継がれる? 書評家・千街晶之が今年刊行された注目作から考察
今年(2023年)は江戸川乱歩が「二銭銅貨」でデビューしてから百周年にあたることもあって、乱歩関連の企画が相次いだ。まずアンソロ…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 還暦を過ぎてのデビュー作、東圭一『奥州狼狩奉行始末』
熊も怖いが狼も怖い。 東圭一『奥州狼狩奉行始末』(角川春樹事務所)は、自然と共に生きてきた人間のありように思いを馳せさせられ…