書評の記事一覧

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書評の記事一覧です

『汝、暗君を愛せよ』は”政治戦記もの"だ

『幼女戦記』カルロ・ゼン、『オルクセン王国史』樽見京一郎らが推薦 『汝、暗君を愛せよ』”政治戦記もの"としての魅力

『幼女戦記』のカルロ・ゼンが「こんな物語が、書きたかった」とコメントを寄せ、『オルクセン王国史』の樽見京一郎も「傑作巨編」と讃え…

薄い白髪=お好み焼きの上で踊る鰹節?

薄い白髪=お好み焼きの上で踊る鰹節? ユニークな文体が光る『アヒルと犬とそらいろ食堂 季節めぐる、忘れじの記憶』

旬の食材を使ったご飯を食べること。豊かな自然の中で呼吸すること。大切な誰かと一緒に過ごすこと――。『アヒルと犬とそらいろ食堂 季…

『この配信は終了しました』クロスレビュー

暴露系、心霊系、考察系……ネット配信者たちの欲望の果てにあるものは? 『この配信は終了しました』クロスレビュー

2022年に刊行された『バールの正しい使い方』(徳間書店)が各方面で高く評価された大藪春彦新人賞受賞作家・青山雪平。新刊『この配…

「おまわりさんと招き猫」5巻のキーは夢?

お人よしのおまわりさん&もちもちボディ猫の不思議な物語ーー人気シリーズ「おまわりさんと招き猫」最新5巻のキーは“夢”?

「おまわりさんと招き猫」(著:植原翠・イラスト:ショウイチ/ことのは文庫)は、人とひとならざるモノ(そういうもの)たちの、ふしぎ…

蒼月海里が描く「神」と「信仰」

「幽落町おばけ駄菓子屋」蒼月海里、新作の舞台は文明崩壊後の世界ーー『星空都市リンネの旅路』が描く「神」と「信仰」

「幽落町おばけ駄菓子屋」シリーズをはじめ、数々の人気シリーズを刊行してきた作家・蒼月海里。怪談や幻想を中心とした幅広い作風と、人…

百のホラーを”語る”『怪異―百モノ語―』

釣った錦鯉の胃から出てきたモノとは? 幽霊譚から人間の怖い話まで、百のホラーを”語る”小説『怪異―百モノ語―』

「やあ、それじゃあ、そろそろ始めようかな。ハハハ、そんな顔しないでよ。僕は君に聞いてほしくて、ちゃんと百個も怖い話を用意してきた…

太宰治、芥川龍之介の次に読み解かれるのは

太宰治、芥川龍之介の次に読み解かれるのは? 「ぼくらは『読み』を間違える」水鏡月聖が挑む、新たな作中作ミステリー

太宰治の『走れメロス』や芥川龍之介の『蜘蛛の糸』といった名作の気づかれていない真相を読み解いていくライトノベル『僕らは『読み』を…

カルピスのように甘酸っぱい夏の恋物語

カルピスのように甘酸っぱいーーネガティブ女子×ポジティブ男子の恋物語『弱虫ハムスターは夏の神様の夢を見る』

夏の日差しを感じながら、今年もキラキラした季節がやってきたなと胸が高鳴る。キンキンに冷えた瓶のサイダー、二度と戻らない夏に挑む高…