早川書房の記事一覧
早川書房の記事一覧です
『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬の新作が登場 ナチ体制下の中で反抗した少年少女の物語
2021 年11月、アガサ・クリスティー賞を受賞して刊行された逢坂冬馬のデビュー作『同志少女よ、敵を撃て』は、翌年の本屋大賞を受…
知的好奇心を満たす良書が続々! ハヤカワ新書、創刊タイトル5作を徹底レビュー
早川書房が、6月20日に創刊した新書レーベル「ハヤカワ新書」。創刊ラインナップは、モデルの滝沢カレンが古今東西の名作小説のタイト…
AIは人類の敵か味方か? 国内外のSF作家たちが描く、多種多様なAIの未来像
AIによってイラストレーターの仕事が奪われるとか、ChatGPTによってライターの仕事が減るといった言説がはびこる現代。AIは人…
三度の落選も内容を変えずに大賞受賞の異色作『標本作家』小川楽喜「プロットがないことでスケールの大きい作品がつくれた」
西暦80万2700年、人類滅亡後の地球。高等知的生命体「玲伎種(れいきしゅ)」は人類史の偉大な文人たちを蘇らせ、収容施設〈…
「2050年に30歳以下で年収200万円以下は普通にありえる」 近未来SF『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』のリアリティライン
事故で右足を失ったダンサーの護堂恒明は、AI制御の義足を得て、人間とロボットによるコンテンポラリーダンスの公演を行うための準備に…
交通事故で右足を失ったダンサーがAI搭載の義足と出合って……2050年を舞台としたSF小説がスゴい
今年(2022年)、AIによる画像作成が、大きな話題となった。インターネット上にある膨大な画像を学習したAIに、特定のキーワード…
『PSYCHO-PASS』が掘り起こした実在の名著たち アニメ10周年で振り返る名言「紙の本を読みなよ」
近未来の日本を舞台にしたクライム・サスペンス作品として高い人気を誇る『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズが10月11日…
現代史家・大木毅に訊く、戦争の記憶を辿る意義 「今日にあって明日を考えるためには、昨日を知っておく必要がある」
日本の翻訳文化は、かつて豊かな土壌を誇っていた。世界の古典はもちろん、最新の文学作品、ノンフィクションや研究書がほぼオンタイムで…
共和主義者、儒教に出会う――マイケル・サンデル他『サンデル教授、中国哲学に出会う』評
書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。 批評家の福嶋…
メタバースを生んだアメリカの宗教的情熱――ニール・スティーヴンスン『スノウ・クラッシュ』評
書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。 批評家の福嶋…
泡の中、泡の外ーーカズオ・イシグロ『クララとお日さま』評
書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。 批評家の福嶋…
《勢》の時代のアモラルな美学――劉慈欣『三体』三部作評
書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。 批評家の福嶋…
SF&ミステリの早川書房、なぜ“声優”と“VTuber”のライト系小説を刊行? 進む新たな才能の発掘
最先端のSFに古今のミステリ、そして硬派なノンフィクションで有名な早川書房が、ポップカルチャーの最前線をとらえたライト系の小説を…
逢坂冬馬×モモコグミカンパニー『同志少女よ、敵を撃て』特別対談 「戦いが終わった後も人生は続く」
「第11回アガサ・クリスティー賞」大賞受賞作にして、第166回直木賞候補作にも選出された逢坂冬馬のデビュー作『同志少女よ、敵を撃…
「SFマガジン」91年生まれの新編集長・溝口力丸が語る、伝統への挑戦「手の届かない遠さまで未来を求めようとする姿勢が大事」
昨年12月、溝口力丸氏が「SFマガジン」編集長に就任した。溝口氏は、担当した同誌の百合特集や伴名練『なめらかな世界と、その敵』を…
独ソ戦を題材にした小説『同志少女よ、敵を撃て』が異例の大ヒット! 圧巻のおもしろさを解説
幾つもの書店の平台で多面積みされ、ネットでは熱い感想が飛び交う。今、第十一回アガサ・クリスティー賞の大賞を受賞した、逢坂冬馬のデ…
『機龍警察』『マジオペ』ミリタリーSF作品で読む、未来の戦争
『機動戦士ガンダム』や『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するようなロボット兵器が出現するのはまだ先になりそうだが、身体機能を拡張す…
スティーヴン・キングはなぜアメリカを代表する作家になったのか? 風間賢二が語る"ホラー小説の帝王”の真実
1974年に『キャリー』でデビューして以来、多くのベストセラーを世に送り出し、映像化も多いスティーヴン・キング。ホラー小説の帝王…
実写映画化で話題 『夏への扉』が“永遠の傑作SF”と称される理由
SFとは『夏への扉』であり、『夏への扉』こそがSFの珠玉であると言って言い過ぎにならないのは、オールタイムベストSFの…
「百合小説」ブームが問う、セクシャリティの現実と虚構 なぜ「女と女」の物語を求めるのか?
女性同士の関係性を扱う創作ジャンルは「百合」と呼ばれ、今や絶大な人気を誇っている。2020年に放映されたテレビアニメでもしばしば…
野村萬斎×三谷幸喜ドラマ化『死との約束』 アガサ・クリスティーの原作はどんな作品?
「いいかい、彼女を殺してしまわなきゃいけないんだよ」 あまりに血生臭い台詞から始まることに、不安と好奇心が身体中を駆…
Googleが結婚相手を決めてくれる未来は幸福なのか? 2068年の“ゼロリスク社会”で失われるもの
話題の音声SNS「Clubhouse」が気になっているが、誰にも招待してもらえず、なぜこれほど流行っているのか調べられない。自分…