早川書房の記事一覧

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早川書房の記事一覧です

『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬の新作

『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬の新作が登場 ナチ体制下の中で反抗した少年少女の物語

2021 年11月、アガサ・クリスティー賞を受賞して刊行された逢坂冬馬のデビュー作『同志少女よ、敵を撃て』は、翌年の本屋大賞を受…

滝沢カレン、文字を書くことの喜び

滝沢カレン「みなさまの脳を通りすぎることができたら、それだけで幸せ」 初の短編小説集『馴染み知らずの物語』を語る

ファッションモデル・滝沢カレンによる初の短編小説集『馴染み知らずの物語』が、6月20日に創刊した早川書房の新書レーベル「ハヤカワ…

長谷敏司『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』を語る

「2050年に30歳以下で年収200万円以下は普通にありえる」 近未来SF『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』のリアリティライン

事故で右足を失ったダンサーの護堂恒明は、AI制御の義足を得て、人間とロボットによるコンテンポラリーダンスの公演を行うための準備に…

大木毅が語る、人間と戦争

現代史家・大木毅に訊く、戦争の記憶を辿る意義 「今日にあって明日を考えるためには、昨日を知っておく必要がある」

日本の翻訳文化は、かつて豊かな土壌を誇っていた。世界の古典はもちろん、最新の文学作品、ノンフィクションや研究書がほぼオンタイムで…

「SFマガジン」編集長インタビュー

「SFマガジン」91年生まれの新編集長・溝口力丸が語る、伝統への挑戦「手の届かない遠さまで未来を求めようとする姿勢が大事」

昨年12月、溝口力丸氏が「SFマガジン」編集長に就任した。溝口氏は、担当した同誌の百合特集や伴名練『なめらかな世界と、その敵』を…

2021年は“時代ミステリー”の当たり年

2021年は“時代ミステリー”の当たり年 文芸評論家が教える注目の作品とジャンルの傾向

今年は時代ミステリーの当たり年である。  とにかく次々と、時代ミステリーの秀作が出版されている。ちなみにミステリーの世界では、…

『夏への扉』が永遠の傑作SFである理由

実写映画化で話題 『夏への扉』が“永遠の傑作SF”と称される理由

 SFとは『夏への扉』であり、『夏への扉』こそがSFの珠玉であると言って言い過ぎにならないのは、オールタイムベストSFの…

「百合小説」ブームが問いかけるものとは?

「百合小説」ブームが問う、セクシャリティの現実と虚構 なぜ「女と女」の物語を求めるのか?

女性同士の関係性を扱う創作ジャンルは「百合」と呼ばれ、今や絶大な人気を誇っている。2020年に放映されたテレビアニメでもしばしば…

日本でミリタリーSFが生まれづらかった訳

なぜ日本でも“ミリタリーSF”は成立するようになった? 「星系出雲の兵站」シリーズ誕生の背景を探る

SFのサブジャンルのひとつに、ミリタリーSFがある。ミリタリーSFの定義は、なかなか難しい。大雑把に書くと、軍人が主人公、戦争や…