書評 2022.03.29 07:00 元駐ウクライナ大使が伝える、複雑で懐の深い歴史とは? 黒川祐次『物語 ウクライナの歴史』を読む 無知でいるより、付け焼き刃でも知識があった方がよっぽどいい。ロシアのウクライナ侵攻を契機に両国に関する書籍が注目を浴びる中、8万… 藤井勉 黒川祐次ウクライナの歴史中公文庫中央公論新社新書藤井勉
書評 2021.09.30 10:00 痔、八百長告発、自決……定年のない文豪たちにとっての「45歳」とは 人材の流動化の一環として経済界で提案が出され、物議を醸している45歳定年制。45歳というと、会社一筋の人間なら管理職にでもなって… 藤井勉 新潮社藤井勉三島由紀夫KADOKAWA江戸川乱歩筑摩書房明暗角川ホラー文庫中央公論社ちくま文庫夏目漱石中公文庫坂口安吾新潮文庫
書評 2021.06.10 10:00 老人のイヤイヤ期、脚フェチ、現実逃避……『恍惚の人』から50年、作家たちが描いてきた「老い」とは? 日本の高齢化問題をいち早く取り上げ1972年にベストセラーとなった、有吉佐和子『恍惚の人』。認知症になった84歳の舅・茂造を介護… 藤井勉 有吉佐和子恍惚の人朝倉かすみ中公文庫新潮文庫田辺聖子光文社藤井勉谷崎潤一郎
書評 2021.02.04 12:00 100年前に想像された「ロボット」はどんな存在だった? 今なお古びない、テクノロジーへの問い 〈ねえ、ヨゼフ〉〈ある芝居を思いついたんだけど〉〈人造の労働者をどう呼んだらいいかわからないんだ。ラボル(labor)と言っても… 藤井勉 藤井勉カレル・チャペック阿部賢一中公文庫中央公論新社戯曲
書評 2020.04.12 12:00 『麒麟がくる』がもっと楽しくなる! 文芸評論家が教える、様々な明智光秀像を描いた本7冊 今年(2020年)のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』は、帰蝶役の沢尻エリカが薬物問題で降板するなど、放送前から話題になっていた。し… 細谷正充 ヤングアニマル岩室忍垣根涼介真保裕一中山義秀祥伝社講談社文庫明智光秀角川文庫谷津矢車白泉社細谷正充麒麟がくるKADOKAWA歴史講談社潮出版社祥伝社文庫中公文庫中央公論新社日本史重野なおき吉川永青