書評の記事一覧
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杉江松恋の新鋭作家ハンティング 還暦を過ぎてのデビュー作、東圭一『奥州狼狩奉行始末』
熊も怖いが狼も怖い。 東圭一『奥州狼狩奉行始末』(角川春樹事務所)は、自然と共に生きてきた人間のありように思いを馳せさせられ…
『お隣の天使様』が5冠制覇! 『このライトノベルがすごい!2024』群雄割拠の文庫部門ベスト10を解説
ライトノベルのランキング本『このライトノベルがすごい!2024』が11月25日に宝島社から発売。佐伯さん『お隣の天使様にいつの間…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 日比野コレコ『モモ100%』に溢れる“強烈な言葉”たち
高らかに宣言するような始まり方をする小説である。 日比野コレコ『モモ100%』(河出書房新社)は中学三年生の少女たちがテニス…
『盾の勇者の成り上がり』歪んだ主人公・岩谷尚文はなぜ支持された? 『異世界かるてっと』メンバーと比較検証
KADOKAWA系の作品で、異世界に転移・転生した主人公たちが同じ学園に集うテレビアニメ『異世界かるてっと』。その5番目の転移・…
大ベストセラー42年ぶりの続編『続 窓ぎわのトットちゃん』はどんな内容か? 黒柳徹子が伝える現代へのメッセージ
戦後最大のベストセラーといえば、1981年に出て世界累計発行部数が2500万部を超える黒柳徹子の『窓ぎわのトットちゃん』だ。『徹…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 古典作品の本歌取りを行った謎解き小説『毒入りコーヒー事件』
ああ、なるほど。だからチョコレートがコーヒーにずらしてあるのかな。 と、未読の人にはなんだかわからない感心の仕方をしてみた。…
京都の街には探偵がよく似合う 書評家・三宅香帆の『謎解き京都のエフェメラル』レビュー
京都には探偵がよく似合う。 と、思っているのはどうやら私だけではないらしい。これまでにもさまざまなミステリー小説が、京都を舞…






































