『呪術廻戦』生死不明だった釘崎野薔薇がまさかの再登場でSNS騒然! 何が復活の“決め手”となったのか?
※本稿は『呪術廻戦』最新話までの内容を含みます。ネタバレにご注意ください。
現在『呪術廻戦』で描かれている「人外魔境新宿決戦」では、読者に衝撃を与える展開が次々と飛び出している。物語の完結が近づいたことで、その勢いはなおさら増すばかりだ。8月26日発売の『週刊少年ジャンプ』39号(集英社)に掲載された第267話では、とあるキャラクターをめぐる“復活劇”が繰り広げられることとなった。
「人外魔境新宿決戦」は“呪いの王”である両面宿儺を倒すべく、呪術高専の呪術師たちが奮闘していくという内容。その激闘はすでに佳境に差し掛かっており、虎杖悠仁と宿儺の一騎打ちへともつれこんでいる。
そんな中で描写されたのが、謎めいた場所に安置されている「指」の存在だ。これは今まで詳細が明かされていなかった宿儺の指の「最後の1本」であり、呪術高専サイドは最後の奥の手として指を利用する目論見だったものと思われる。
最新話となる第267話では、そんな指に対して「共鳴り」の術式が発動され、宿儺が大きなダメージを受けることに。そう、芻霊呪法の使い手である釘崎野薔薇がまさかの再登場を果たしたのだ。
釘崎といえば、長らく“生死不明”状態が続いていたキャラクター。そのきっかけとなったのはコミックスの10巻から16巻にかけて描かれた「渋谷事変」で、特級呪霊・真人の術式「無為転変」が顔に直撃し、致命傷を負わされたのだった。その直後、処置を行った新田新が「助かる可能性は0じゃない」と発言していたものの、それからは一切本編に登場していなかった。
さらに前々回掲載された第265話では、虎杖が身近な死者たちの顔を思い浮かべるシーンで、釘崎の顔が描かれていた。これによって「死亡が確定した」と捉える読者も、中にはいたようだ。
なお釘崎の命について、作者・芥見下々は2021年に出演した『漫道コバヤシ』(フジテレビONE)にて言及。真人の術式を浴びて一度死亡したことを認めつつ、復活するかどうかはその後の処置次第であることを語っていた。
そうして釘崎の処遇が盛んに議論されるなか、突如として描かれた今回の復活劇。初登場のセリフや虎杖復活時の「オッパッピー」のセルフオマージュなども盛り込まれており、読者たちにとっては強烈なサプライズとなったようだ。
とはいえ、ここで気になるのは「釘崎はいかにして復活したのか」「なぜこのタイミングで復活したのか」といったことだろう。