文芸の記事一覧
文芸の記事一覧です
立花もも新刊レビュー 三浦しをんの傑作から歴史ミステリーまで……今読むべき4選
発売されたばかりの新刊小説の中から、ライターの立花ももがおすすめの作品を紹介する本企画。数多く出版されている新刊の中から厳選し、…
「日本人は非論理的」の通念を覆す? 『論理的思考とは何か』担当編集者に聞く、異例のヒットの背景
渡邉雅子氏による新書『論理的思考とは何か』(岩波新書)が10月18日の発売前から増刷を重ね、約1ヶ月で5刷38,000部を突破。…
【連載】福嶋亮大「メディアが人間である」 第3回:アウラは二度消える
21世紀のメディア論や美学をどう構想するか。また21世紀の人間のステータスはどう変わってゆくのか(あるいは変わらないのか)。批評…
『負けヒロインが多すぎる!』がトップを席巻! 『このライトノベルがすごい!2025』を読み解く
その年のライトノベルをランキングで紹介する『このライトノベルがすごい!2025』(宝島社)が11月26日に刊行。栄えある文庫部門…
サザン、米米CLUB、ミスチルの名曲ととも紡がれる感動物語ーー音楽ライター・栗本 斉の『さよならの向う側 ’90s』レビュー
清水晴木『さよならの向う側』(ことのは文庫)シリーズの最新作『さよならの向う側 ’90s』が、11月20日に刊行された。小説紹介…
「あなたはまぎれもなく“食糞者”である」最新科学で解き明かす、驚くべき『うんこの世界』を読む
タイトルにうんこ、表紙にもうんこ。この本について語るのに、うんこを避けて通ることはできない。 2015年に刊行され…
直木賞作家・今村翔吾が手掛ける地方発の文学賞「日本ドラフト文学賞」創設 アミューズがパートナーに
地方書店の復興にも力を注ぐ、歴史小説/時代小説家の今村翔吾が 株式会社アミューズクリエイティブスタジオをパートナーに新たな文学賞…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 日本絵画の伝統を見事に咀嚼した芸術小説『あの日の風を描く』
愛野史香『あの日の風を描く』(角川春樹事務所)最大の驚きは巻末にあった。 ネタばらしをするわけではないのだが、驚きの正体をあ…
追悼・谷川俊太郎 あまりにも大きく、長くて広いその偉績を振り返る
あまりにも大きすぎて、あまりにも長すぎて、あまりにも広すぎる存在を人はなかなかそうとは気づけない。詩人として70年あまり活動し、…
速水健朗のこれはニュースではない:ビールのCMのタレントたち、どちらかというとワインを飲む層に見える
ライター・編集者の速水健朗が時事ネタ、本、映画、音楽について語る人気ポッドキャスト番組『速水健朗のこれはニュースではない』との連…
多和田葉子×高瀬アキ 海外で創作を続けることの意義ーー村上春樹ライブラリーイベントレポート
ドイツを拠点に活動する世界的作家・多和田葉子氏とジャズピアニスト・高瀬アキ氏が、10月23日に早稲田大学国際文学館(通称:村上春…
柳美里×安堂ホセ 小説で“自分”を書くということーー村上春樹ライブラリー朗読イベントレポート
早稲田大学国際文学館(通称、「村上春樹ライブラリー」)で、安堂ホセ×柳美里×ロバート キャンベル 朗読と対談『「今、ここにいる」…
アニメ「ダンまち」第5期「Re:ゼロ」第3期は最大の“見せ場”に エピソードの“意義”を原作から振り返る
大森藤ノのライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』が、放送中のTVアニメ第5期でストーリー上でも最大級…
悦ネエはオールを漕ぐ手を止めないーー『がんばっていきまっしょい』映画版のノベライズに見る、踏み込んだ心情
第4回坊ちゃん文学賞を受賞した敷村良子の小説『がんばっていきまっしょい』(幻冬舎文庫)が、アニメ映画となって10月25日に公開。…
小原晩のエッセイはなぜ多くの人を魅了するのかーーインタビューで語った「生活への視点」と「過去の自分」
佐久間宜行のYouTubeチャンネル「NOBROCK TV」で人気芸人・ダウ90000の蓮見による企画「才能に嫉妬した芸人&am…
バイデンとオバマが名探偵、クリントン夫妻の合作も……アメリカ大統領にまつわるミステリ小説
■実在の大統領が名探偵に? 本稿が掲載されてから間もない2024年11月5日、第47代アメリカ合衆国大統領選挙が行わ…
佐久間宣行が注目する若手作家・小原晩対談 話題作『これが生活なのかしらん』と「創作」について
現在話題となっているエッセイがある。小原晩の『これが生活なのかしらん』(大和書房)だ。小原氏が自らインディー出版として発行し…