文芸の記事一覧

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2025年7月のベスト国内ミステリ小説

連載:道玄坂上ミステリ監視塔 書評家たちが選ぶ、2025年7月のベスト国内ミステリ小説

今のミステリー界は幹線道路沿いのメガ・ドンキ並みになんでもあり。そこで最先端の情報を提供するためのレビューを毎月ご用意しました。…

生湯葉シホ「食べられなかったもの」を語る

「人前でご飯を食べるしんどさがありました」生湯葉シホ『音を立ててゆで卵を割れなかった』に込めた他者との違和感

新鋭のライターとして注目を集める生湯葉シホ氏が、自身がこれまで「食べられなかったもの」を振り返って綴った著書『音を立ててゆで卵を…

ネイリスト・立石準が読む男性×ネイル小説

ネイルは何のためにするもの? メンズネイリスト・立石準が小説『そのネイルは内緒のときめき』から受け取ったメッセージ

ネイルをしている男性を目にすると何を思うだろうか。チャラついている? 美意識高そう? 多様性やジェンダーレスの考え方が浸透してき…

『この配信は終了しました』クロスレビュー

暴露系、心霊系、考察系……ネット配信者たちの欲望の果てにあるものは? 『この配信は終了しました』クロスレビュー

2022年に刊行された『バールの正しい使い方』(徳間書店)が各方面で高く評価された大藪春彦新人賞受賞作家・青山雪平。新刊『この配…

「おまわりさんと招き猫」5巻のキーは夢?

お人よしのおまわりさん&もちもちボディ猫の不思議な物語ーー人気シリーズ「おまわりさんと招き猫」最新5巻のキーは“夢”?

「おまわりさんと招き猫」(著:植原翠・イラスト:ショウイチ/ことのは文庫)は、人とひとならざるモノ(そういうもの)たちの、ふしぎ…

蒼月海里が描く「神」と「信仰」

「幽落町おばけ駄菓子屋」蒼月海里、新作の舞台は文明崩壊後の世界ーー『星空都市リンネの旅路』が描く「神」と「信仰」

「幽落町おばけ駄菓子屋」シリーズをはじめ、数々の人気シリーズを刊行してきた作家・蒼月海里。怪談や幻想を中心とした幅広い作風と、人…

百のホラーを”語る”『怪異―百モノ語―』

釣った錦鯉の胃から出てきたモノとは? 幽霊譚から人間の怖い話まで、百のホラーを”語る”小説『怪異―百モノ語―』

「やあ、それじゃあ、そろそろ始めようかな。ハハハ、そんな顔しないでよ。僕は君に聞いてほしくて、ちゃんと百個も怖い話を用意してきた…

扶桑かつみ×樽見京一郎スペシャル対談

原点は司馬遼太郎『坂の上の雲』? 『アキツ大戦記』扶桑かつみ×『オルクセン王国史』樽見京一郎スペシャル対談 

極東の国家「アキツ」に集った魔人や亜人が、大陸から迫り来る只人たちの侵攻に立ち向かう。7月30日にGCノベルスから上下巻で発売の…

麻取ものに青春小説まで注目のライト文芸

キンプリ髙橋海人らの熱演で話題『DOPE』から氷室冴子の代表作『銀の海 金の大地』まで、注目のライト文芸新刊

『少女小説を知るための100冊』や『少女小説とSF』などの著作で知られる書評家の嵯峨景子が、近作の中から今読むべき注目のライト文…