文芸の記事一覧
文芸の記事一覧です
江戸川乱歩、なぜ現代でも読み継がれる? 書評ライター・立花もも、多様な二次創作を生む原作の凄さを考察
■2024年、生誕130周年を迎える江戸川乱歩 今年2024年10月、生誕130周年を迎える江戸川乱歩。少年探偵団に怪人二十…
村井邦彦 × 北中正和『モンパルナス1934』対談 「芸術に関係した仕事をする人は、人間の可能性を追求することを考えるべき」
「翼をください」「虹と雪のバラード」などを生んだ作曲家であり、荒井由実(現・松任谷由実)やYMOを輩出したアルファレコードの設…
読者家注目、青崎有吾も好むシャーロック・ホームズ 今とは全く異なる“世界一有名な探偵”の初期キャラ像
2023年6月からヤングジャンプで連載が開始された『ガス灯野良犬探偵団』は、シャーロック・ホームズシリーズに登場するベイカー街遊…
新スーパー戦隊『爆上戦隊ブンブンジャー』なぜクルマがモチーフのヒーローに? 戦隊モノの現状から考察
第48作目となるスーパー戦隊は、クルマがモチーフの『爆上戦隊ブンブンジャー』に決定した。2024年3月3日から、テレビ朝日系…
【ラノベ最新動向】久々の『フルメタル・パニック!』や人気シリーズの新刊も 2024年1月の注目ライトノベル
『フルメタル・パニック!』が帰ってくる。2024年1月発売のライトノベルでは、1月19日発売の賀東招二『フルメタル・パニック!…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 十代の心情をあらゆる角度から描き出す『まだ終わらないで、文化祭』
どこから一方向からではなく、あらゆる角度から見て人の肖像を描く。 藤つかさ『まだ終わらないで、文化祭』(双葉社)を読んで、あ…
ライターが選んだ「2023年コミックBEST3」島田一志編 藤田和日郎の傑作伝記アクション『黒博物館』が完結
2023年に読んだ漫画の中で、個人的に面白いと思ったのは以下の3作であった。 1位『The JOJOLands』 荒…
立花もも 新刊レビュー 懐かしい名作の新装版からドラマ化作品など今読みたい4作品
発売されたばかりの新刊小説の中から、ライターの立花ももがおすすめの作品を紹介する本企画。数多く出版された新刊の中から厳選し、今読…
復刊ミステリ、書評家・千街晶之が読む 2023年に刊行されたおすすめ作品5選
どんな名作でも、品切れ・絶版などで新刊での流通が途絶えた場合、後世の人間にとって入手のハードルが高くなり、作品そのもの評価にまで…
「マインクラフト」これから始める人へ 冒険に役立つ情報満載の大特集 『別冊てれびげーむマガジン』発売
株式会社KADOKAWA Game Linkageは、子ども向けゲーム情報誌『別冊てれびげーむマガジン スペシャル マインクラフ…
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が泣ける本当の理由とは? “いま”戦争を描く作品の意義
「泣かないで」と言われても、泣いてしまう物語がある。12月8日から公開された映画であり、その原作となった汐見夏衛の小説『あの花…
【追悼】チバユウスケ、著書『EVE OF DESTRUCTION』に遺した言葉「音楽は、音は、ずっと君に残るよ」
この世界には、ロックを歌うためだけに生まれてきたような声の持ち主がいる。2023年11月26日に亡くなったチバユウスケも、そんな…
江戸川乱歩、なぜ現代でも読み継がれる? 書評家・千街晶之が今年刊行された注目作から考察
今年(2023年)は江戸川乱歩が「二銭銅貨」でデビューしてから百周年にあたることもあって、乱歩関連の企画が相次いだ。まずアンソロ…
マンションにおけるラグジュアリーの「新基準」とは 専門誌「モダンリビング」が分析
ラグジュアリーな住宅やインテリアに関する様々な実用情報をお届けする『モダンリビング』no.272(ハースト婦人画報社)が発売され…
塚原あゆ子×野木亜紀子『ラストマイル』は予言的な作品に? 社会派エンターテインメントへの期待
塚原あゆ子監督の映画『ラストマイル』が来年夏に劇場公開されることが発表された。本作は関東の4分の3を担う大手物流センターを舞台に…
追悼・伊集院静 放送作家・澤井直人が生きる指針と定めた、「優しさ」と「寄り添い」の流儀
伊集院静さんが亡くなった。 それはオンラインでディレクターさんとロケの構成台本を詰めていたときのことだった。ネットニュ…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 還暦を過ぎてのデビュー作、東圭一『奥州狼狩奉行始末』
熊も怖いが狼も怖い。 東圭一『奥州狼狩奉行始末』(角川春樹事務所)は、自然と共に生きてきた人間のありように思いを馳せさせられ…
初音ミク、日本ネーミング大賞2023で最優秀賞に 出版界でも勢い衰え知らずのメディアミックスの歩み
12月4日、日本ネーミング協会が主催する「日本ネーミング大賞2023」の表彰式が行われ、音声合成ソフトの「初音ミク…
三代目JSB・ØMIが明かす、人気絶頂の裏で抱えていた孤独と葛藤 「“美しい終わり”を大事にしている」
三代目 J SOUL BROTHERSのボーカル・ØMI(登坂広臣)が、10月17日、2ndフォトエッセイ『LAST SCENE…