ノンフィクションの記事一覧

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ノンフィクションの記事一覧です

西加奈子『くもをさがす』インタビュー

西加奈子『くもをさがす』が教えてくれる、自分と向き合うことの大切さ「この身体も、この恐怖も、たった一人の私だけのものだから」

2004年に『あおい』でデビューしたのち、直木賞を受賞した『サラバ!』をはじめ『さくら』『漁港の肉子ちゃん』『i』など、数々の作…

大宅壮一NF賞『女帝 小池百合子』に決定

第52回大宅壮一ノンフィクション賞 石井妙子『女帝 小池百合子』に決定

石井妙子『女帝 小池百合子』(文藝春秋)が、第52回(2021年)大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。  著者の石井妙子は、…

“依存症”を正しく理解するために

“依存症”を正しく理解するために……『酔うと化け物になる父がつらい』作者が当事者、医師、専門家を取材

主演・松本穂香で映画化された『酔うと化け物になる父がつらい』の原作者・菊池真理子が新たに“依存症”をめぐる人々を描いた『依存症っ…

『デス・ゾーン』が問う支援と責任の関係

元ニートの登山家・栗城史多はなぜ無謀な挑戦を止められなかったのか? 「冒険の共有」という言葉の代償

第18回開高健ノンフィクション賞を受賞した『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』は、2018年5月に8回目のエベレスト登頂の…

桜木武史×武田一義が語る『シリアの戦争で、友だちが死んだ』

桜木武史×武田一義『シリアの戦争で、友だちが死んだ』対談 戦地の日常生活が教えてくれたこと

1月20日に発売された『シリアの戦争で、友だちが死んだ』は、フリージャーナリストの桜木武史の取材をもとに、彼の文章と漫画家の武田…

2020年ノンフィクションは何を描いたのか?

コロナ、都知事選、終末医療……2020年、ノンフィクションは何を描いたのか?

2020年のノンフィクションを振り返ってみた。  2020年は新型コロナウイルスにより日本だけでなく世界規模で特殊な1年であっ…

セガは任天堂にいかに挑んだのか?

セガは任天堂からいかにして「クリスマス」を奪った? 「PlayStation」誕生のサブストーリーも読ませる『セガvs任天堂』

2020年11月、新たな家庭用ゲーム機が登場する。ソニーの「PlayStation5」とマイクロソフトの「Xbox Series…

まんきつ、新たな自分との向き合い方

まんきつ、アルコールを手放して見つけた新たな生き方 「気功を習ったら、ちゃんと手から何かが出るようになりました(笑)」

漫画家・まんきつによるノンフィクション漫画『アル中ワンダーランド』の文庫版が、9月25日に発売された。2015年に発売された本作…

服飾史の傑作ノンフィクションが世界初復刊

服飾史の傑作ノンフィクションが世界初復刊 10万円以上で取引されたことも

保守的な紳士服業界が変わっていくさまと、変革の時代を創造し、サバイブした人びとに焦点を当てた傑作ノンフィクション『誰がメンズ…

『アル中ワンダーランド』待望の文庫化

累計発行部数6万部超 まんきつ『アル中ワンダーランド』待望の文庫化

アルコール依存症ゆえの大暴走の日々を綴ったノンフィクション漫画『アル中ワンダーランド』が、9月25日に文庫化され、扶桑社より発売…

『ハイパーハードボイルドグルメリポート』Pインタビュー

『ハイパーハードボイルドグルメリポート』上出遼平が語る、テレビマンの矜持 「安易な物語に矮小化したくない」

海外の少年兵やマフィア、カルト教団などに接近し、その食生活に迫るというかつてない切り口で注目を集めたグルメ番組『ハイパーハードボ…

『猫を棄てる』村上作品のルーツを辿る読書

村上春樹が描く「異界」のルーツを辿る ノンフィクション『猫を棄てる』の読み方

本書『猫を棄てる 父親について語るとき』でまず注目したいのが、その成り立ちだ。『文藝春秋』2019年6月号が初出であるノンフィク…

『ハイパーハードボイルドグルメリポート』レビュー

ヤバい場所に行き、同じ釜の飯を食うことの意味とは? 書籍版『ハイパーハードボイルドグルメリポート』が伝える、撮影の裏側

『ハイパーハードボイルドグルメリポート』という番組が始まって以来のファンだ。ただ正直に書くと、この番組が始まったときには、興味本…

人類は感染症にどう立ち向かってきたのか

人類は感染症にどう立ち向かってきたのか? 今こそ読みたい「感染症」ブックガイド

『ペスト』が売れている。理由はもちろん新型コロナウイルスの流行からだ。  アルジェリアのオランという都市でネズミの死骸が目につ…

埼玉の図書館司書が選んだイチオシ本は?

ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』、埼玉県の高校図書館司書のイチオシ本に

「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2019」が2月14日に発表された。第1位に選ばれた作品は、ブレイディみかこの『ぼくは…

山小屋の裏側を描くノンフィクション発表

『南アルプス山岳救助隊K-9』シリーズ著者、初ノンフィクション『北岳山小屋物語』発表

人気山岳小説『南アルプス山岳救助隊K-9』シリーズの著者・樋口明雄が挑む、初のノンフィクション作品『北岳山小屋物語』が、山と溪谷…

「学校司書が選ぶイチオシ本」第1位は?

「学校司書が選ぶイチオシ本」第1位に『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』選出

ブレイディみかこ著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社刊)が、京都府私立学校図書館協議会の「学校司書が選ぶイチ…