文芸の記事一覧
文芸の記事一覧です
『伊集院静さんが好きすぎて』 三又又三さんと行く、聖地巡礼旅・なぎさホテル
私生活のすべてが伊集院静「脳」になってしまったという放送作の澤井直人。彼がここまで伊集院静さんを愛すようになったのは、なぜなのか…
翻訳家・黒原敏行に訊く故・コーマック・マッカーシーの凄み「徹底したリアリズムによって描かれた世界は現実さえも幻影となる」
アメリカの大物作家、コーマック・マッカーシーが6月13日に亡くなった。彼の作品はコーエン兄弟の映画『ノーカントリー』をはじめ、『…
ダースレイダー連載小説『Mic Got Life~ライム&ライフ~』第8回「ザ・モースト・ビューティフル・ガール・イン・ザ・ワールド」
夏が終わると時間がどんどん早く進むように感じられた。 いよいよヤマジらとは連絡が途絶えてきて神保町の駿台予備校の自習室…
累計370万部のベストセラー『コーヒーが冷めないうちに』なぜ海外展開に成功? 著者・川口俊和 & 編集・池田るり子インタビュー
『コーヒーが冷めないうちに』(サンマーク出版/刊)は、2015年に1作目が刊行されて以降、シリーズ累計370万部を突破した空前…
ダースレイダー連載小説『Mic Got Life~ライム&ライフ~』第7回「remix」
時間が止まっているように感じた。 目の前ではカンダたちが花火遊びをしているのだが、それもスローモーションのように映る。…
THE RAMPAGE川村壱馬×脚本家・深見真『BATTLE OF TOKYO「覚醒のルプス」』対談 “最強の縦読みマンガ”を語り尽くす
LDH JAPANが仕掛ける、Jr.EXILE世代のアーティストを主役とした次世代総合エンタテインメントプロジェクト『BATTL…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 古典作品の本歌取りを行った謎解き小説『毒入りコーヒー事件』
ああ、なるほど。だからチョコレートがコーヒーにずらしてあるのかな。 と、未読の人にはなんだかわからない感心の仕方をしてみた。…
ゾンビ、なぜ100年以上も色褪せない? ポップカルチャーアイコンとしての歴史と魅力
アニメと実写映画がほぼ同時に公開された『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』が好評だ。 実写映画は記事執筆時…
京都の街には探偵がよく似合う 書評家・三宅香帆の『謎解き京都のエフェメラル』レビュー
京都には探偵がよく似合う。 と、思っているのはどうやら私だけではないらしい。これまでにもさまざまなミステリー小説が、京都を舞…
葦原海 × 乙武洋匡 超ポジティブ対談 車椅子ユーザーだからこそ見えた美しい景色
車椅子ユーザーとしての日々をSNSやYouTubeで発信しているインフルエンサーの葦原海(あしはら・みゅう)が、5月25日に初の…
初の単著で即重版! 『その謎を解いてはいけない』の新鋭作家・大滝瓶太にミステリ評論家、千街晶之が迫る
大滝瓶太による『その謎を解いてはいけない』(実業之日本社)が話題となっている。大滝瓶太は『青は藍より藍より青』で第1回阿波しらさ…
ジブリ『コクリコ坂から』国宝級イケメン・風間俊 原作では超問題児だったのは本当?
スタジオジブリの作品といえば、原作からストーリー展開や設定が大きく変更されることがよくある。企画・脚本を宮崎駿、監督を宮崎…
外山恒一による絓秀実評:「余は如何にして絓派となりし乎」『絓秀実コレクション2』特別寄稿より
思想や哲学、芸術など諸ジャンルを横断し、斬新な論考を多数発表してきた批評家、絓秀実。このたび、これまでの評論を総括的に纏めた新刊…
『アンデッドガール・マーダーファルス』の魅力とは 著者・青崎有吾の博学さと19世紀ヨーロッパ文学の融合
青崎有吾による『アンデッドガール・マーダーファルス』が独特で面白い。 バトルとファンタジーが混在するライトノベル的な作…
中国の歴史・思想・文化と日本のロボットアニメが融合 注目のSF小説『鋼鉄紅女』の面白さ
霊蛹機(れいようき)と呼ばれるその機体(巨大ロボット)を動かす力の源は、男女ペアのパイロットによる陰と陽の“気”の流れである。…
『さみしい夜にはペンを持て』著者・古賀史健×教育YouTuber・葉一対談 ぼくたちの”悩み多き”中学時代のこと
「書くこと」は、見えづらい自分の心を見つめ直すことになる。 自分の頭で考えて、バラバラの心と体をつなげられ…