文芸の記事一覧
文芸の記事一覧です
『この素晴らしい世界に爆焔を!』めぐみんのポンコツぶりから目が離せない! 「このすば」シリーズ、愛すべき変人たち
どのキャラクターの変人ぶりに親しみを覚えるか? 暁なつめ「この素晴らしい世界に祝福を!」シリーズを読む人が必ず突きつけられる問題…
砂村かいり × モモコグミカンパニーが語る、アイドル活動を終えた後の人生 「カメラをむけられないけれど、生活は続く」
環は、デザイン事務所に転職した。上司でデザイナーの菜里子は、かつて憧れた地元のアイドルだった。環自身も過去にアイドルを…
連載:道玄坂上ミステリ監視塔 書評家たちが選ぶ、2023年5月のベスト国内ミステリ小説
今のミステリ界は幹線道路沿いのメガ・ドンキ並みになんでもあり。そこで最先端の情報を提供するためのレビューを毎月ご用意しました。 …
栗本 斉の『モンパルナス1934』レビュー 「歴史的価値と娯楽性を見事に両立させた、最高にユニークなストーリー」
合唱コンクールの定番曲「翼をください」で知られる赤い鳥、言わずと知れたユーミンこと荒井由実、細野晴臣+坂本龍一+高橋幸宏という3…
ネタバレ厳禁で話題沸騰『世界でいちばん透きとおった物語』の凄さとは? ミステリファン必読の快作
本の帯に「ネタバレ厳禁!」と、大きく書いてある。読んでみて納得。なるほど、杉井光の『世界でいちばん透きとおった物語』(新潮社)は…
【ライトノベル最新動向】「チラムネ」など人気ラブコメ続々登場 「Re:ゼロ」「よう実」最新刊も
ラムネがあれば炭酸水もあってと、6月のライトノベルはパチパチと弾ける甘い青春を味わえるラブコメのシリーズが続々登場。ラムネの方は…
田家秀樹の『モンパルナス1934』レビュー 「志」や「願い」がバトンリレーのように受け継がれていく
あのレストランにこれだけ歴史性に富んだ物語があるとは誰が思っただろう。 1960年の開店以来、東京の新しい文化の発信地として…
誰もが持つ“心の宝石”を輝かせるために 癒しのジュエリーミステリー『鎌倉硝子館の宝石魔法師』の魅力
人はなぜ、宝石に惹かれるのだろう。昔からフィクションにおいても、宝石は希少な輝きで人々を魅了し、心を浄化させながら、一…
『お隣の天使様』は甘いだけの青春ラブコメではない 完璧ヒロイン×駄目人間が築く、複雑な関係性
ラブコメディならではの甘い香りに酩酊させられそうになっていると、ツンと鼻を刺す香りが混じって意識をハッとさせられる。佐伯さんによ…
考古学者・河江肖剰「研究者にとって執着心はすごく大事」 傑作ノンフィクション『ヒエログリフを解け』を読んで
『ヒエログリフを解け:ロゼッタストーンに挑んだ英仏ふたりの天才と究極の解読レース』は、ナポレオンのエジプト遠征で発見された黒い石…
『PSYCHO-PASS』シリーズ、ノベライズで拡張する世界観 巨大監視ネットワーク〈シビュラシステム〉の闇
アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの最新作となる劇場版『PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENC…
【ライトノベル最新動向】いよいよ結婚か? 『わたしの幸せな結婚』最新刊がランキング1位に
情報解禁からの即ランキングトップ獲得。顎木あくみ「わたしの幸せな結婚」シリーズの人気は、電子書籍版や高坂りとによるコミカラ…
【漫画】才能、容姿、環境……もしも三途の川で「来世のギフト」が選べたら? 生き方を考えさせられる漫画が話題
死後の世界で、来世で使える才能や容姿が得られるなら何を選ぶだろうか。三途の川にそびえるアウトレットパークを舞台にした短編漫画が、…
タロットに導かれた歌い手たちのミステリアスファンタジー 多次元プロジェクト『Arcanamusica』って一体何?
集英社とエイベックス・エンタテインメントによる多次元プロジェクト『Arcanamusica』。2月22日にプロジェクト始動…
ダースレイダー連載小説『Mic Got Life~ライム&ライフ~』第6回「パーティー!」
「ネスリン、もう私たち行くよ!」 「オッケー、待ってて!」 女の子たちはバタバタとコンビニを出て行った。 …
【5月のライトノベル最新動向】最強の兄が見せる活躍ぶりが愉快な人気シリーズ最新作&ギャル相手のラブコメに注目
読書にワクワクしたいけれどハラハラはしたくない人が選んで最適な作品が、富士見ファンタジア文庫から刊行中のラマンおいどん「妹が女騎…
『夢みるように、愛したい』など「天使シリーズ」で一世風靡 折原みとの悲恋小説が教えてくれたこと
「私、漫画を卒業したんだよね」 筆者が小学5年生の頃、クラスメイトが少し誇らしげに言った。当時はバブル期で、私立中学受験が大…
『どうする家康』重要拠点やこれから登場する“ゆかりの地“を知るための書籍4選
松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』。戦乱の世をくぐりぬけ、江戸幕府を開いた徳川家康の人生を独自の視点から描いた作品であ…
日本のポップカルチャーのルーツには「宮沢賢治」がいる 『猫と笑いと銀河 宮沢賢治ユーモア童話選』発売
宮沢賢治が今、注目されている。5月5日からは映画『銀河鉄道の父』が公開。音楽、アニメなどの作品が登場。それぞれが話題となっていて…
久間十義の『モンパルナス1934』レビュー 「モンパルナスの記憶は第二、第三世代の文化人を育てあげた」
アルファレコード創立者の村井邦彦と日本経済新聞編集委員の吉田俊宏が共同執筆した小説『モンパルナス1934』が、4月30日に株式会…
「ダンまち」シリーズ、10年続く人気の秘訣 “あらゆるキャラの出会いと成長”描いて壮大な物語に
2022年10月発売の『アストレア・レコード1 邪悪胎動 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚』から始まっ…
坂本龍一自伝『音楽は自由にする』を読む YMOさえ「誘われて」始めた男が傾倒した「映画」への思い
坂本龍一とは何者だったのか。むろん、優れた音楽家であったことは間違いないだろう。だが、その一方で、数々の映画やCMに出演したり、…