村上春樹の最新長編小説『夏帆 The Tale of KAHO』7月3日刊行へ 初の女性単独主人公が描かれる全1巻の物語

村上春樹3年ぶり長編『夏帆』7月3日発売

 村上春樹の最新長編小説『夏帆 The Tale of KAHO』が、7月3日に新潮社より単行本および電子版で同時発売。発売に先駆けて、作中に登場する「ありくい」らしき不思議な動物をモチーフにしたティザーポスターのビジュアルが公開された。ポスターは6月中旬以降、全国の書店にて順次掲出される。

 本作は、新潮社の月刊誌『新潮』にて2024年6月号から2026年3月号まで4回に分けて発表された「夏帆」シリーズを加筆改稿したもの。村上の長編作品としては初めて、女性単独の主人公が活躍する、原稿用紙650枚、全1巻352頁の作品。

 物語は、26歳の絵本作家・夏帆が初対面の男から「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」と告げられるところから始まる。とびきり美しくも賢くもなく、ただ少しばかり好奇心の強い彼女の周りで、さまざまな奇妙な出来事が起こりはじめる。

 各章のタイトルは、第一章「夏帆とモーターサイクルの男」、第二章「武蔵境のありくい」、第三章「夏帆とシロアリの女王」、第四章「守護天使、象の卵とスカーレット・ヨハンソン」となっている。

 著者の村上春樹は1949年、京都市生まれ。1979年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』など、数多くの長編小説を発表している。フランツ・カフカ賞、エルサレム賞、アンデルセン文学賞、チノ・デルドゥカ世界賞、アストゥリアス王女賞文学部門など、国際的な文学賞を多数受賞している。

■書誌情報
『夏帆 The Tale of KAHO』
著者:村上春樹
価格:2,860円(税込)
発売日:2026年7月3日
出版社:新潮社

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