『パンどろぼう』で子育てする大人たちにエールを 絵本作家・柴田ケイコが『情熱大陸』で語ったこと

絵本作家・柴田ケイコが出演する『情熱大陸』が、MBS/TBS系全国ネットにて6月29日に放送された。番組では、令和で最も売れている児童書『パンどろぼう』シリーズ最新作の執筆現場から、新シリーズ絵本誕生の瞬間まで密着している。
ご視聴ありがとうございました
大人気『パンどろぼう』多忙な創作現場
「持ち味を伸ばす」作品に込める想い放送をご覧になった方も見逃した方も
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柴田は、いま日本で最も忙しい絵本作家だ。売れ行き絶好調の『パンどろぼう』シリーズは第7弾の刊行も決まり、シリーズ累計450万部を突破。今年4月にはオンラインゲーム「フォートナイト」とコラボし、アニメ化の話も決まっている。

柴田は『パンどろぼう』に、子育てに悩む親への思いを込める。「子育ては焦らなくていい。お子さんにはいろいろつまづきや嫌な体験もあるかもしれないけど、それも成長の一つ。そのままでいいんだよ、というメッセージをこの絵本で感じてもらえれば」そう柴田は話す。
そんなベストセラー作家も、取材中は少し疲れ顔。苦笑いをしながら「これからどうなるんでしょう」とこぼす場面も。日々締切に追われるのは、人気作家の宿命だ。絵本作りは大変だが、まずは自分が楽しんで取り組むことが大事だと意気込む。
高知県の山あいに住む柴田は、週末は夫と一緒に山登りをするという。作家にも体力が必要。夫は仕事を辞め、いまは経理として柴田を支えているそうだ。
柴田はいま、じぶんの子育ての経験をもとにした新しい絵本シリーズ『わすれぽんたくん』に取りかかっている。主人公は忘れ物ばかりの小学一年生。「忘れ物気をつけようね」ではなく、「忘れ物したっていいんだよ」そんなポジティブな内容で、いかにおもしろい絵本を描けるかを柴田は考えているという。柴田の新作は、子供たちを笑顔にし、子をもつ親に勇気を与えることだろう。
放送はTVerで7月6日(日)22:59まで視聴することができる。






















