「紙魚の手帖」神原佳史 編集長が語る、ミステリ専門誌からの転換 「M、SF、Fの割合を国外の作品も含めてうまく入るように」
東京創元社は、2003年創刊の「ミステリーズ!」を2021年2月号で終刊とし、同年10月、新たに「紙魚の手帖」を創刊した。2誌は…
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雪下まゆの名前を意識するようになったのはいつか。私の場合は、2019年2月に集英社から刊行された、福田和代の単行本『梟の一族』の…
電子コミックサービス大手の「LINEマンガ」に、マンガを投稿する機能があることはご存じだろうか。SNSで気軽に創作マンガが公開さ…
昨年12月、溝口力丸氏が「SFマガジン」編集長に就任した。溝口氏は、担当した同誌の百合特集や伴名練『なめらかな世界と、その敵』を…
講談社の「メフィスト」は、ミステリーをはじめとするエンタテインメント小説を扱う雑誌として1996年に創刊された。同誌の編集者が直…
マルクス・ガブリエル、ジム・ロジャーズ、エマニュエル・トッドなど、海外の識者の語り下ろしを邦訳する「新しい翻訳書」が注目を集めて…
2017年に工藤遥氏が設立し、マイナーな音楽を対象にこれまで計8冊の書籍を刊行してきた気鋭の独立系出版社、カンパニー社。その活動…
『俺だけレベルアップな件』をはじめとした作品の大ヒットによって、電子マンガ・ノベルサービスの普及を牽引してきた「ピッコマ」。サー…
バーチャルリアリティ(以下、VR)を題材とした作品の歴史は意外と古いが、日本で広く知られるようになったのは、高畑京一郎の『クリス…
1959年に創刊、2021年7月号が通巻800号に達した建築専門誌『建築知識』。創刊以来さまざまな企画を発信し、専門家…
1980年の創刊以来、「青年漫画」のジャンルを牽引してきた雑誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)。『めぞん一刻』、『軽井…
女性同士の関係性を扱う創作ジャンルは「百合」と呼ばれ、今や絶大な人気を誇っている。2020年に放映されたテレビアニメでもしばしば…
「なろう系」の「異世界転生もの」で「B6判ノベルズ」という、今の出版業界を席巻しているひとつのフォーマットがある。香月美夜の『本…