文芸の記事一覧

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『パチンコ』訳者・池田真紀子インタビュー

『トレインスポッティング』から『パチンコ』までーー翻訳者・池田真紀子が語る、海外文学の豊かな視野

アメリカ最大の文学賞・全米図書賞の最終候補作となった韓国系アメリカ人作家、ミン・ジン・リーの大作『パチンコ』。四世代にわたる在日…

ジャルジャル福徳が語る、笑いの難しさ

「笑っていいもんとあかんもんの線引きは、芸人のなかでもかなり難しい」 ジャルジャル・福徳秀介が語る繊細な“笑い”

お笑いコンビ・ジャルジャルの福徳秀介が、初となる小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』を書き下ろした。本作への思い入れが…

町田そのこが考える虐待問題

「親が子を愛すというのもそんなに簡単なことじゃない」 作家・町田そのこが考える、虐待問題の難点

親から子への虐待は、今なお根深い問題としてこの社会に存在している。切実に助けを必要としているのに、声をあげられない子どもたちに対…

『このラノ!2021』作品から人気ラノベ分析

『千歳くんラムネ瓶のなか』『異修羅』『スパイ教室』……『このライトノベルがすごい!2021』ランクイン作品を分析

今、熱く読まれているライトノベルを投票によって選ぶ宝島社の『このライトノベルがすごい!2021』が11月24日に刊行。文庫部門で…

髭男爵・山田が語る、娘の成長と家族観

髭男爵・山田ルイ53世が語る、娘の成長と家族観 「母親を“キャリア”と呼ばないのなら、キャリアウーマンなんてこの世にいない」

お笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世が『パパが貴族 僕ともーちゃんのヒミツの日々』(双葉社)を発売した。「一発屋芸人」と自らも称…

発売前から盛り上がる9年半ぶりのハルヒ

9年半ぶり「ハルヒ」新刊、発売前から大きな盛り上がり ライトノベル週間ランキング

本 ライトノベル 週間ランキング(2020年11月9日~2020年11月15日・Rakutenブックス調べ) 1位『キノの旅X…

精神科医が説く”ストレスフリーな生き方”

精神科医・樺沢紫苑が教える”ストレスフリーな生き方” 「職場の人間関係はもっとドライでいい」

人付き合いが苦手、これからの働き方に不安を持っている、いつも微妙に疲れている…...。人生のあらゆるストレスとの向き合い方に真正…

本屋大賞受賞者の新作が2作ランクイン

凪良ゆう&瀬尾まいこ、本屋大賞受賞者の新作が2作ランクイン 文芸書ランキング

週間ベストセラー【単行本 文芸書ランキング】(11月4日トーハン調べ) 1位『半沢直樹 アルルカンと道化師』池井戸潤 講談社 …

異例尽くし『シャンフロ』急発進の理由

主人公は半裸で鳥頭!? 異例尽くしの『シャンフロ』が急発進した理由

小説投稿サイトの「小説家になろう」発で、ゲームの世界に飛び込み現実とは違うバトルや冒険、そして新しい出会いをもたらしてくれるスト…

船橋市はなぜ小説の舞台として描かれ続けるのか?

ふなっしーでお馴染みの船橋市、小説の舞台としての魅力とは? 下町とも郊外とも違う"普通さ"が生み出すリアル

太宰治といえば東京の西、三鷹にゆかりの深い作家といったイメージが強くある。三鷹で暮らして『走れメロス』や『人間失格』などを書き、…

『野性の呼び声』に見る理想のリーダー像

不運の大型犬は、いかにして橇犬チームをまとめた? 名著『野性の呼び声』から見えてくる理想のリーダー像

「叩き上げの苦労人」。このフレーズを聞いて今真っ先に思い浮かぶのはそう、自伝的小説『マーティン・イーデン』が昨年ヨーロッパで映画…

アルピー平子が語る、芸風と気持ちの変化

アルコ&ピース平子祐希が語る、生きることが楽になった“平子り”との出会い 「角度を少し変えるだけでも見える景色は変わってくる」

アルコ&ピース・平子祐希が執筆した著書『今日も嫁を口説こうか』(扶桑社刊)が、好評発売中だ。  愛妻家として知られ、結婚14年…

『キム・ジヨン』で描かれる絶望と希望

これは私たちの物語だーー『82年生まれ、キム・ジヨン』で描かれる「絶望」と「希望」

現在日本でも絶賛上映中のチョン・ユミとユン・ユ共演の同名映画の原作である『82年生まれ、キム・ジヨン』は、1982年生まれのキム…

人気声優が表紙に? 現役医師が描く名探偵

声優・浪川大輔が演じる医師は“変人で名探偵”? 現役医師が書く医療ミステリーの面白さ

アニメの『ハイキュー!!』で、大王様こと天才セッターの及川徹を演じ、『ヴァイオレット・エヴァガーデン』のアニメで、ヴァイオレット…

明治時代から変わらない人間の業

すべてから見放された少女、悲惨な物語の結末は? 『明治深刻悲惨小説集』が伝える、変わらない人間の業

国内外の古典から絶版品切れによって埋もれてしまった名作まで、優れた文学作品を刊行する文庫として知られる講談社文芸文庫。このレーベ…

『罪の声』作者が描くアニメ業界の現在地

アニメの“作画崩壊”はなぜ起こる? 『罪の声』作者が描くアニメ業界の現在地

 グリコ・森永事件を題材にした小説『罪の声』が映画化され、10月30日に公開となる塩田武士。綿密な取材で定評のある作者が…

将棋の世界に女性のプロ棋士はなぜいない?

なぜ将棋の世界に女性プロ棋士はいない? 綾崎隼『盤上に君はもういない』の問いかけ

藤井聡太二冠の歴史に残る大活躍で、最高潮に沸き立つ将棋界にあって、次の歴史的な"事件"となりそうなのが、女性プロ棋士四段の誕生だ…

コナン・ドイル、時代を越えた問いかけ

女性医師への差別は今もなお……医療とともに社会は進歩したのか? コナン・ドイル、時代を越えた問いかけ

医師の人格形成や患者に対する想像力を養うことを目的に編み出された、医療人文学。この学問の視点から、読者が医療について考えるきっか…