文芸の記事一覧
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ブレイディみかこが語る、イギリスのコロナ禍と市井の人々の生活 「おっさんにも人生があるし、おっさんは悪魔ではない」
ブレイディみかこの新刊『ワイルドサイドをほっつき歩け──ハマータウンのおっさんたち』が、6月3日に筑摩書房から発売され…
アニメ『BNA』の世界はどのように生まれた? 前日譚『BNA ZERO』で明かされる、士郎とロゼ市長の過去
獣人と人間という、異なる種族が存在する世界を舞台にしたテレビアニメ『BNA ビー・エヌ・エー』が、2020年4月からフジテレビの…
金原ひとみは小説を書くことで救われてきた作家だーー『パリの砂漠、東京の蜃気楼』を読んで
今年4月28日に上梓された金原ひとみのエッセイ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(集英社)は、多数ある彼女の著作の中でも群を抜いて素晴…
Netflixドラマ原作『保健室のアン・ウニョン先生』 BB弾とおもちゃの剣で対峙する"邪悪なものたち"
記憶のなかの保健室は白くてあたたかい。たいていは校舎のなかでも特に日当たりのいい一角を与えられている。1階の奥、リノリウムの床を…
猫との暮らしから学ぶ、自分らしい生き方 角田光代翻訳『らしく生きよと猫は言う』レビュー
去年愛猫を亡くしたのと、このご時世で何となくナイーブになっていたようで、言葉のひとつひとつが響いて、仕方なかったです。気が付かな…
母親が気に入らない相手と結婚しても、幸せにはなれない? 『婚活迷子、お助けします。』第十一話
橘ももの書き下ろし連載小説『婚活迷子、お助けします。 仲人・結城華音の縁結び手帳』は、結婚相談所「ブルーバード」に勤めるアラサー…
福嶋亮大が語る、パンデミック以降の倫理と表現 「隣人愛という概念は、改めて注目すべき」
仏作家アルベール・カミュが1947年に発表した小説『ペスト』に再び注目が集まるなど、新型コロナウイルスの影響で書籍の消費動向にも…
葛西純自伝連載『狂猿』第10回 橋本真也の”付き人時代”とZERO1退団を決意させた伊東竜二の言葉
葛西純は、プロレスラーのなかでも、ごく一部の選手しか足を踏み入れないデスマッチの世界で「カリスマ」と呼ばれている選手だ。20年以…
YOASOBI「ハルジオン」原作者・橋爪駿輝が語る、音楽と文学の融合「文章が別の形へ昇華されていくのはエキサイティング」
コンポーザーのAyaseとボーカルのikuraの2人で小説を音楽にするユニット、YOASOBIが、5月11日に新曲「ハルジオン」…
「このすば」シリーズ、大人気のうちに完結へーーサトウ・カズマ、最弱なのに最高の主人公たりえた理由
《異世界かるてっと》で最も弱くて最も外道な主人公を挙げるなら、暁なつめ『この素晴らしい世界に祝福を!』シリーズのサトウ・カズマを…
野﨑まど『タイタン』が問いかける“仕事”の意義 人類と人工知能がたどり着いた境地とは
思いもよらない事象を人々が暮らすこの世界にぶち込んで、社会や政治が振りまわされる様子を描きながら人々の営みの本質に迫る。そんな設…
スタバ、ドトール、ぽえむ……喫茶チェーンには“キャラ”がある? 後藤由紀子の『喫茶チェーン観察帖』レビュー
新型コロナウィルスにより外出自粛要請が出て、「また来週ね」と話していた友達に急に会えなくなったり、打ち合わせや展示会がなくなった…
成婚できるかどうかは、親との関係性にかかっている? 『婚活迷子、お助けします。』第十話
橘ももの書き下ろし連載小説『婚活迷子、お助けします。 仲人・結城華音の縁結び手帳』は、結婚相談所「ブルーバード」に勤めるアラサー…
大金持ちの刑事がお金の力で事件解決『富豪刑事』ーー筒井康隆は“社会派推理小説”の殻を破った
世の中の大体の問題は、金の力で解決できると思っている。金でどうにもならないのは、人の命(多少は金の力で寿命を延ばせても、誰もが必…
辰巳JUNKが語る、セレブの言動に見る米エンタメ界のダイナミズム 「本業だけじゃない手腕も必要とされる」
レディー・ガガからドナルド・トランプ、ビリー・アイリッシュ、近藤麻理恵まで人物ベースで紹介しながら2010年代のアメリカのポップ…