フランス全地方を網羅した料理書『フランス郷土料理』 日本のフレンチ第一人者による"本物のフランス料理"、世界大会優勝の"カスレ"レシピも

日本のフランス料理の第一人者、アンドレ・パッションによる料理書『フランス郷土料理』が2月26日に河出書房新社より発売される。
1970年の来日から、日本にフランス料理を伝え続けて50年以上になるアンドレ・パッション。率いる代官山の老舗フランス料理店「レストラン・パッション」には、国内外から美食家が訪れる。2024年に開催されたカスレ世界大会では、多くのフランス人シェフを抑えて〈レストラン・パッションチーム〉が優勝したことも話題になった。
このたび発売する『フランス郷土料理』は、そのアンドレ・パッションの秘蔵レシピ集。"本物のフランス料理"=郷土料理レシピの決定版として、フランス全地方を網羅。13地方の郷土料理、その食文化が根付いた背景も豊富に紹介している。
また本書ではそれぞれの料理に相性のいいワインも多数紹介。料理人だけではなく、ソムリエも、セミプロも、フランス料理を愛するすべての人にとって楽しめる内容となっている。料理の美しさを伝えるためにこだわった、撮影写真の美しさにも注目だ。
■著者略歴
アンドレ・パッション André Pachon
1944年11月22日南仏モンペリエに生まれ、カルカソンヌで育つ。
1960年"カスレの王様"と呼ばれていたマルセル・エムリックのもとで修業をスタート。フランス国内のレストラン、「レストラン・ラ・レゼルヴ・エチオナ」などを経る。
1970年大阪万国博覧会にて「ウ・ピック」のシェフとして来日。その後、東京六本木の名店「イル・ド・フランス」のシェフを務める。
1984年代官山に「レストラン・パッション」を開店。以降、オーナーシェフとして「レストラン・ル・プティ・ブドン」「ル・コントワール・オクシタン」をオープン。パッショングループとして「バンケット・パッション」「ケータリング・パッション」「ウエディング事業」などをプロデュース。
■商品情報
『フランス郷土料理』
著者:アンドレ・パッション
仕様:B5変形判/448ページ
税込価格:14,300円(本体13,000円)
発売日:2025年2月26日
ISBN:978-4-309-29474-2