『ソー:ラブ&サンダー』ポップに笑える快作

『ソー:ラブ&サンダー』贅沢な悪ふざけが楽しい 長大化するMCUの息抜きとなる一作に

『ソー:ラブ&サンダー』は、7月8日に公開されたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作だ。タイカ・ワイティティ監…

『M:I 5』トム・クルーズのサービス精神

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』にみるトム・クルーズのサービス精神

1996年から続く人気シリーズ『ミッション:インポッシブル』の5作目にあたるのが、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイショ…

『ジュマンジ3』は前作からの“周回プレイ”

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は前作からの“強くてニューゲーム” 俳優陣の名演が光る

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019年)は、1995年から続く人気シリーズの3作目となる作品だ。「ボードゲームで遊んでいる…

Netflixで観られるアカデミー賞候補作

Netflixで観ることができるアカデミー賞ノミネート映画 有力視されている3作品を紹介

アカデミー賞に、配信で発表された作品が複数含まれるようになって何年か経つ。本年度もまた複数の配信作品がノミネートされている。今回…

ヘレン・ケラーの知られざる素顔

ヘレン・ケラーと比べられるのはもううんざり! 盲目の著者が綴った“怒りと愛の手紙”とは?

誰かと比較され続ける人生とはどのようなものだろうか。想像しただけで苦しそうである。性格の明るい兄や、勉強のできる妹を引き合いに出…

『スキャンダル』が投げかける重いテーマ

『スキャンダル』が投げかける重いテーマ “権力”と“男らしさ”の分かち難い関係性を考える

アメリカの保守系ケーブル局FOXニュースで、2016年に起きたセクシャル・ハラスメント訴訟を描いた映画が『スキャンダル』である。…

『時間は存在しない』レビュー

なぜ、未来を思い出すことはできないのか? 『時間は存在しない』がいざなう、未知の世界

『時間は存在しない』(NHK出版)の著者、カルロ・ロヴェッリはイタリア生まれの理論物理学者である。プロフィールには「量子重力理論…

『ボーダーライン』続編は“現代的西部劇”に

ロマンチシズムと暴力が交差する 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』は“現代的西部劇”に

メキシコの麻薬組織(カルテル)と戦う女性FBI捜査官を描いた前作『ボーダーライン』('15)から約3年、続編となる『ボーダーライ…

村上春樹作品の映画化のポイントを考える

村上春樹作品の映画化のポイントは“会話”にあり 『ハナレイ・ベイ』はもっとも成功した作品に?

10月19日、村上春樹原作の映画化である『ハナレイ・ベイ』が封切りとなった。これまでにもいくつかの村上作品が映画化されてきたが、…

『マイ・プレシャス・リスト』米文学の敬意

サリンジャー作品の登場人物のようで愛おしい 『マイ・プレシャス・リスト』世界の美しさと醜さ

映画『マイ・プレシャス・リスト』は、あまりに頭脳明晰なため、14歳にして飛び級でハーバード大へ入学した女の子、キャリーを描いた物…