書評の記事一覧
書評の記事一覧です
束縛され、がんじがらめで働く男たちの悲哀 Twitter文学賞国内編1位『黄金列車』は今こそ読みたい一冊だ
買い置きできる限りのものを買い置き、窓もカーテンも閉め切り、外の世界を締め出して、全てがすっかり変るまで家に閉じこもる。新…
『異世界かるてっと』を牽引する人気作『オーバーロード』は“サラリーマン社会”の苦悩を映す?
『異世界かるてっと』をご存じだろうか。テレビアニメのタイトルで、その名のとおりに異世界に転生、または転移した主人公たちが登場する…
『掃除婦のための手引き書』の筆致に漂う、ルシア・ベルリンの才気 没後16年、幻の天才作家の著作を手に取って
2004年、68歳の誕生日にルシア・ベルリンがこの世を去った。それから16年が経ち、我々は今『掃除婦のための手引き書』を手にする…
山崎まどかの『ザリガニの鳴くところ』評:多くの問題を内包する大ベストセラーの魅力
『ザリガニの鳴くところ』の舞台はアメリカの南部、ノース・カロライナ州。湿地帯の森にはオークやマツだけではなくパルメットヤシの木が…
名物書店員がすすめる「“今”注目の新人作家」第2回:『犬のかたちをしているもの』『タイガー理髪店心中』『箱とキツネと、パイナップル』
渋谷センター街の入り口にある大盛堂書店で書店員を務める山本亮が、今注目の新人作家の作品をおすすめする連載。第2回である今回は、共…
藤ヶ谷太輔、指先で表現する“三十代の色気” 小説『やめるときも、すこやかなるときも』の描写を読む
藤ヶ谷太輔主演シンドラ『やめるときも、すこやかなるときも』(日本テレビ)が始まった。深い時間に始まる、落ち着いた大人のラブストー…
VR世界と現実世界の閾値は? 『インフィニット・デンドログラム』爽快バトルの背景を考察
2015年から「小説家になろう」連載中の海道左近『インフィニット・デンドログラム』は2016年「小説家になろう」VRゲーム部門で…
村上龍文学の金字塔『コインロッカー・ベイビーズ』から40年……カルチャーに与えた影響を再考察
1980年に『コインロッカー・ベイビーズ』が刊行されてから約40年が経った。村上龍の三作目の長編にして代表作であり、日本の文学の…
16匹の猫の表情に滲む、幸せな暮らしーー後藤由紀子が話題の猫本『京都西陣 町家に暮らす16匹の猫たち』を読む
愛猫たまと16匹の猫 ちょうど2か月前に愛猫たまが息を引き取りました。16歳なので寿命と言えば寿命。自分の中でも、家族の中で…
高橋源一郎、YouTubeチャンネル開設に寄せて 各年代の代表作で辿る、作家としての変遷
小説家・高橋源一郎が2020年1月4日、YouTubeチャンネル『高橋源一郎的YouTube』を開設した。高橋は「作家でYouT…
小林直己が演じた“禎司”と小説の“禎司”の違いは? 原作『アースクエイクバード』を読む
現在、Netflixで公開中の『アースクエイクバード』は、日本在住経験のあるスザンナ・ジョーンズが2001年に書いた同名小説を原…
阿部和重『オーガ(ニ)ズム』は2010年代の終幕にふさわしい傑作だーー「擬似ドキュメンタリー的」転回を考察
『Orga(ni)sm』における「語り」の変質 9月に刊行された『Orga(ni)sm オーガ(ニ)ズム』(文藝春秋)は、阿…
愛こそは闘いーージョナサン・サフラン・フォア、11年ぶり長編小説『ヒア・アイ・アム』で見せた成熟
1977年生まれのアメリカ人作家、ジョナサン・サフラン・フォア(以下JSF)の3作目にあたる小説『ヒア・アイ・アム』(NHK出版…







































