書評の記事一覧
書評の記事一覧です
山崎まどかの『ザリガニの鳴くところ』評:多くの問題を内包する大ベストセラーの魅力
『ザリガニの鳴くところ』の舞台はアメリカの南部、ノース・カロライナ州。湿地帯の森にはオークやマツだけではなくパルメットヤシの木が…
名物書店員がすすめる「“今”注目の新人作家」第2回:『犬のかたちをしているもの』『タイガー理髪店心中』『箱とキツネと、パイナップル』
渋谷センター街の入り口にある大盛堂書店で書店員を務める山本亮が、今注目の新人作家の作品をおすすめする連載。第2回である今回は、共…
藤ヶ谷太輔、指先で表現する“三十代の色気” 小説『やめるときも、すこやかなるときも』の描写を読む
藤ヶ谷太輔主演シンドラ『やめるときも、すこやかなるときも』(日本テレビ)が始まった。深い時間に始まる、落ち着いた大人のラブストー…
VR世界と現実世界の閾値は? 『インフィニット・デンドログラム』爽快バトルの背景を考察
2015年から「小説家になろう」連載中の海道左近『インフィニット・デンドログラム』は2016年「小説家になろう」VRゲーム部門で…
村上龍文学の金字塔『コインロッカー・ベイビーズ』から40年……カルチャーに与えた影響を再考察
1980年に『コインロッカー・ベイビーズ』が刊行されてから約40年が経った。村上龍の三作目の長編にして代表作であり、日本の文学の…
16匹の猫の表情に滲む、幸せな暮らしーー後藤由紀子が話題の猫本『京都西陣 町家に暮らす16匹の猫たち』を読む
愛猫たまと16匹の猫 ちょうど2か月前に愛猫たまが息を引き取りました。16歳なので寿命と言えば寿命。自分の中でも、家族の中で…
高橋源一郎、YouTubeチャンネル開設に寄せて 各年代の代表作で辿る、作家としての変遷
小説家・高橋源一郎が2020年1月4日、YouTubeチャンネル『高橋源一郎的YouTube』を開設した。高橋は「作家でYouT…
小林直己が演じた“禎司”と小説の“禎司”の違いは? 原作『アースクエイクバード』を読む
現在、Netflixで公開中の『アースクエイクバード』は、日本在住経験のあるスザンナ・ジョーンズが2001年に書いた同名小説を原…
阿部和重『オーガ(ニ)ズム』は2010年代の終幕にふさわしい傑作だーー「擬似ドキュメンタリー的」転回を考察
『Orga(ni)sm』における「語り」の変質 9月に刊行された『Orga(ni)sm オーガ(ニ)ズム』(文藝春秋)は、阿…
愛こそは闘いーージョナサン・サフラン・フォア、11年ぶり長編小説『ヒア・アイ・アム』で見せた成熟
1977年生まれのアメリカ人作家、ジョナサン・サフラン・フォア(以下JSF)の3作目にあたる小説『ヒア・アイ・アム』(NHK出版…
『本好きの下克上』『PUFF パイは異世界を救う』……異世界ラノベ、新潮流は“知識の活用”?
カルロ・ゼン『幼女戦記』、丸山くがね『オーバーロード』、暁なつめ『この素晴らしい世界に祝福を!』、長月達平『Re:ゼロから始める…
限界集落を巡る、悲劇と喜劇のミステリー 米澤穂信『Iの悲劇』が問いかけるもの
Iの悲劇。「I」とは「愛」と思いきや、「Iターン」、つまり都市部から出身地とは別の地方に移り住もうとする人々のことを意味する。そ…







































