書評の記事一覧

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書評の記事一覧です

将棋の世界に女性のプロ棋士はなぜいない?

なぜ将棋の世界に女性プロ棋士はいない? 綾崎隼『盤上に君はもういない』の問いかけ

藤井聡太二冠の歴史に残る大活躍で、最高潮に沸き立つ将棋界にあって、次の歴史的な"事件"となりそうなのが、女性プロ棋士四段の誕生だ…

コナン・ドイル、時代を越えた問いかけ

女性医師への差別は今もなお……医療とともに社会は進歩したのか? コナン・ドイル、時代を越えた問いかけ

医師の人格形成や患者に対する想像力を養うことを目的に編み出された、医療人文学。この学問の視点から、読者が医療について考えるきっか…

松岡正剛が語る、日本文化に必要な心意気

松岡正剛が語る、日本文化に必要な心意気と長い文章の強み 「過激な表現があってこそ、中道も見えてくる」

編集工学研究所所長/イシス編集学校校長として、編集技術のあらゆる可能性を追求してきた松岡正剛が、自身のライフワークでもある書評サ…

様式にとらわれない「悪役令嬢もの」3作品

『はめふら』だけじゃない! 様式にとらわれない「悪役令嬢もの」の世界

女性向け小説のなかで、近年ますます盛り上がりを見せるのが、「悪役令嬢もの」と呼ばれる一連の作品だ。小説投稿サイト「小説家になろう…

藤田貴大『季節を告げる毳毳は~』レビュー

藤田貴大『季節を告げる毳毳は夜が知った毛毛毛毛』は“上演”される小説だ リフレインが生み出す、文章の愉しさ

各界から注目を浴びる演劇ユニット・マームとジプシーを率い、あらゆるカルチャーを越境しては結びつけ、現代演劇の最前線に立っている藤…

イラストから見えてくるライトノベルの今

『りゅうおうのおしごと!』しらび3連覇なるか? イラストで見る、ラノベ界の現在

今、もっとも“熱い”ライトノベルを選ぶ『このライトノベルがすごい!2021』(宝島社)の投票が始まった。  文庫部門では、白鳥…

斜線堂有紀が紡ぐ、独創的な物語世界

1人殺しても地獄に堕ちないが、2人殺すと地獄行きーー斜線堂有紀『楽園とは探偵の不在なり』の独創性

2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞して、斜線堂有紀は作家デビューを果…

ライトノベルの世界観を藤井棋聖が覆す?

藤井棋聖はフィクションを追い越すか? 『りゅうおうのおしごと!』が挑戦する、将棋のまだ見ぬ可能性

将棋のタイトルを、史上最年少の17歳11か月で獲得した藤井聡太棋聖の存在が、ライトノベルの世界に波風を起こしている。GA文庫から…

伴名練アンソロジストとしても才能発揮

伴名練『日本SFの臨界点』でアンソロジストとしても才能発揮 粒揃いのSF傑作集

 伴名練は凄い。……というのは、すでに周知の事実だろう。2019年に刊行されたSF短篇集『なめらかな世界と、その敵』は、…

現実が『電波的な彼女』を呼び起こした

16年前のラノベ『電波的な彼女』は現在の混沌を予言していた? “時代が追いついた”作風を考察

平成まっただ中の2004年に刊行された片山憲太郎のライトノベル『電波的な彼女』シリーズ3冊が、令和と年号も替わった2020年7月…

大阪の新名所にすでに怪談が誕生?

大阪の新名所「あべのハルカス」の怪談とは? 文芸評論家が選ぶ、夏のホラー小説3選

夏である。熱いのである。ということで、読めば涼しくなるホラー小説を三冊紹介したい。いや、実際に涼しくなるものではないが、夏の様式…

今村翔吾『じんかん』で松永久秀に注目

大河ドラマ再開が待ちきれない! 今村翔吾『じんかん』で松永久秀を追いかけよう

タイトルの「じんかん」とは人間のことであり、「人と人が織りなす間。つまりはこの世(p.114)」のことを指す。今村翔吾著『じんか…