書評の記事一覧

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書評の記事一覧です

京アニ発「KAエスマ文庫」が今アツい

京アニが「KAエスマ文庫」に力を注ぐ理由 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』誕生の背景

電撃文庫やファンタジア文庫、ヒーロー文庫など数あるライトノベルのレーベルの中で、独特の存在感を放っているのが、京都アニメーション…

平安ラブコメミステリー『探偵は御簾の中』

平安時代ならではのトリックに脱帽! 平安ラブコメミステリー『探偵は御簾の中』の面白さ

ライト文芸の時代小説で、一番、人気のある時代はどこか。戦国? 幕末? いやいや、平安時代である。女性向けのライト文芸では、小田菜…

宮内悠介、ハイブリッドな新作が誕生

『賭博黙示録カイジ』や『賭ケグルイ』にも通じるスリル! 宮内悠介が描くギャンブル文学『黄色い夜』の凄み

第156回芥川賞候補となった「カブールの園」で、アメリカにかつてあった日系人強制収容キャンプを描き、ニューヨークの少年少女が登場…

25年後の「SATC」描かれる現代の恋愛事情

SATCが帰ってきた! 『25年後のセックス・アンド・ザ・シティ』で描かれる現代の恋愛事情とは

 1994年FIFAワールドカップの開催国となったアメリカで、『週刊ニューヨーク・オブザーバー』に連載されたコラムが話題…

「とある」シリーズの面白さはキャラにあり

「とある」シリーズと無縁の人生を過ごすのはもったいない! 広大無辺な世界の入り口は、キャラの魅力にあり

6月のライトノベル売り場に積み上げられた、やたらと分厚い文庫が鎌池和馬による『とある魔術の禁書目録(インデックス) 外典書庫①』…

ラノベ新人賞出身作家の尖った作品が続々

『探偵はもう、死んでいる。』『竜と祭礼』……新時代を拓く、新人賞発の尖ったラノベたち

アニメ化で盛り上がった山口悟『乙女ゲーム破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(一迅社文庫アイリス)(以下・はめふら)…

ヒーローへの夢を諦めたモブ達へ捧ぐ

『涼宮ハルヒの憂鬱』に通じるモブ視点の物語 『同じクラスに何かの主人公がいる』が共感を誘う理由

いつかヒーローになって、世界を救う。子供の頃、こんなことを真剣に考えていた人は、意外と多いだろう。私も、そうなると信じていた。だ…

『鬼滅の刃』ロスに効く小説を読もう

『鬼滅の刃』ロスに効く、退魔の物語3選 『筺底のエルピス』『Cocoon 修羅の目覚め』『錆喰いビスコ』

人を喰う鬼たちを相手に、刀を振るい戦う鬼殺隊の活躍に魅了された吾峠呼世晴のマンガ『鬼滅の刃』。ライトノベルやエンターテインメント…

多和田葉子『星に仄めかされて』書評

日本が存在しない世界、移民となった女性は旅をする 多和田葉子『星に仄めかされて』が描き出す、越境の物語

この世界は現実なのか、夢なのか。神話や昔話の世界と地続きではあるが、描かれているのは、恐らく遠い未来の話。国も時代も超越した「言…

オカルト好きの有閑貴族が事件解決

交霊会で起こった奇妙な事件、貴族はどう解決する? 『有閑貴族エリオットの幽雅な事件簿』が描き出す、イギリスのオカルト事情

ヴィクトリア女王がイギリスを統治していた時代をヴィクトリア朝という。産業革命により、工業や文化が発展した、大英帝国の最盛期である…

『BNA』の前日譚『BNA ZERO』レビュー

アニメ『BNA』の世界はどのように生まれた? 前日譚『BNA ZERO』で明かされる、士郎とロゼ市長の過去

獣人と人間という、異なる種族が存在する世界を舞台にしたテレビアニメ『BNA ビー・エヌ・エー』が、2020年4月からフジテレビの…

『オーバーライト』でグラフィティを考える

バンクシーはなぜアートと認められるのか? グラフィティの価値を問う『オーバーライト』の挑戦

アーティストのバンクシーが、新型コロナウイルス感染症の治療にあたる医療従事者を讃える作品を描いて評判になった。壁や道に勝手に描く…

『逆ソクラテス』は伊坂幸太郎の新境地

伊坂幸太郎『逆ソクラテス』はなぜ小学生を主人公に? 伊坂ワールドの新境地を読む

「僕はそうは思わない」  この簡単な言葉が、自分を守る武器になり、時に笑みを誘いもする。伊坂幸太郎の短編集『逆ソクラテス』の表…

「防振り」はガラパゴス化によって生まれた

「防振り」はガラパゴス化で生まれた? 独自の進化を遂げた小説ジャンル「VRMMO」の系譜

「ガラパゴス化」というビジネス用語がある。孤立した環境で独自に進化した状況を指す。結果的に巨大な市場と乖離してしまうため、ビジネ…

書店員による「注目の新人作家」第5回

男性と女性、善人と悪人……差異の境界は曖昧なもの 山下紘加『クロス』、滝田愛美『ただしくないひと、桜井さん』評

渋谷センター街の入り口にある大盛堂書店で書店員を務める山本亮が、今注目の新人作家の作品をおすすめする連載。第5回である今回は、生…

「このすば」カズマが“最高”の主人公の理由

「このすば」シリーズ、大人気のうちに完結へーーサトウ・カズマ、最弱なのに最高の主人公たりえた理由

《異世界かるてっと》で最も弱くて最も外道な主人公を挙げるなら、暁なつめ『この素晴らしい世界に祝福を!』シリーズのサトウ・カズマを…

『はめふら』幸せなメディアミックス

アニメ版『はめふら』、原作ファンも虜にする魅力 メディアミックス成功のポイントは?

今期アニメの“伏兵”として快進撃を続けているのが、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』、通称『はめふら…

『タイタン』で問いかける“仕事”の意義

野﨑まど『タイタン』が問いかける“仕事”の意義 人類と人工知能がたどり着いた境地とは

思いもよらない事象を人々が暮らすこの世界にぶち込んで、社会や政治が振りまわされる様子を描きながら人々の営みの本質に迫る。そんな設…

『スパイ教室』少女たちが挑む過酷な任務

落ちこぼれ少女たちが死亡率9割の任務に挑むーー『スパイ教室』シリーズの圧倒的おもしろさ

毎月100冊は下らない新刊が発売されるライトノベルにあって、知らない作家の耳にしたことがないタイトルを読んでみようと思う時に、役…

金の力で事件解決、筒井康隆『富豪刑事』

大金持ちの刑事がお金の力で事件解決『富豪刑事』ーー筒井康隆は“社会派推理小説”の殻を破った

世の中の大体の問題は、金の力で解決できると思っている。金でどうにもならないのは、人の命(多少は金の力で寿命を延ばせても、誰もが必…

『すべては装丁内』著者は装丁デザイナー

本の“装丁”にはどんな演出が施されている? 現役装丁デザイナーが著したお仕事小説『すべては装丁内』

一冊の本が生まれる過程には色々な人が関わっている。著者はもちろん、イラストレーターや編集者、装丁担当、校正・校閲担当者や印刷所な…

「はめふら」人気は主人公の魅力にあり

悪役令嬢もの人気作「はめふら」の魅力は主人公の“人タラシ”にあり? 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』評

女性向けのネット小説を中心に“悪役令嬢もの”と呼ばれるジャンルがある。悪役令嬢とは、物語の中で悪役的な立場に置かれる(もしくは将…

『麒麟がくる』のお供に、光秀ブックガイド

『麒麟がくる』がもっと楽しくなる! 文芸評論家が教える、様々な明智光秀像を描いた本7冊

今年(2020年)のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』は、帰蝶役の沢尻エリカが薬物問題で降板するなど、放送前から話題になっていた。し…