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フランシス・フクヤマ評

承認の政治から古典的リベラリズムへ――フランシス・フクヤマ『アイデンティティ』『リベラリズムとその不満』評

書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。  批評家の福嶋…

『デス・ゾーン』が問う支援と責任の関係

元ニートの登山家・栗城史多はなぜ無謀な挑戦を止められなかったのか? 「冒険の共有」という言葉の代償

第18回開高健ノンフィクション賞を受賞した『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』は、2018年5月に8回目のエベレスト登頂の…

ヘレン・ケラーの知られざる素顔

ヘレン・ケラーと比べられるのはもううんざり! 盲目の著者が綴った“怒りと愛の手紙”とは?

誰かと比較され続ける人生とはどのようなものだろうか。想像しただけで苦しそうである。性格の明るい兄や、勉強のできる妹を引き合いに出…

化粧は“枷”ではなく、なりたい自分への“鍵”

化粧は“枷”ではなく、なりたい自分への“鍵” 『だから私はメイクする』が伝えること

メイクへの関心や美意識を花開かせてくれたのは、思春期に触れたマンガやアニメだった。たとえば、CLAMPの『東京BABYLON』。…

戦後75年の夏『戦争の歌がきこえる』を読む

音楽療法の歴史は戦争と深く関わっているーー『戦争の歌がきこえる』が伝えるメッセージ

自粛期間中に読んだ小説のなかで、もっとも心に残ったのはポール・オースターの『サンセット・パーク』だった。  2010年に出版さ…

霊視芸人が教える、幽霊が見つけやすい日

雨の日は幽霊が見つけやすい? 霊視芸人・シークエンスはやともの「ヤバい生き霊」体験

小学3年生のときに殺人事件の現場を目撃してしまい、それ以来霊が見えるようになってしまった吉本興業所属の芸人・シークエンスはやとも…

池上×増田『感染症対人類の世界史』レビュー

池上彰×増田ユリヤ、コロナ禍で今すぐ伝えたかったこと 「生きる希望は歴史にあり」

5月1日に緊急出版された池上彰×増田ユリヤ『感染症対人類の世界史』(ポプラ新書)の売れ行きが好調だ。ニュースを“わかりやすく解説…

ノート術「バレットジャーナル」の“教科書”

最強の整理術・バレットジャーナルの正しい使い方とは? 『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』で原点に立ち返る

新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が出てからというもの、外出自粛の日々が続いている。仕事もテレワークが増え、普段とは違…