書評 2023.07.02 10:00 立花もも厳選 金原ひとみの傑作、古式ゆかしきミステリーなど……今読みたいおすすめ新刊小説 発売されたばかりの新刊小説の中から、ライターの立花ももがおすすめの作品を紹介する本企画。数多く出版された新刊の中から厳選し、今読… 立花もも 小説多和田葉子立花もも金原ひとみ青木知己草森ゆき
書評 2022.07.01 12:00 フローの時代の似顔絵――多和田葉子『地球にちりばめられて』+村田沙耶香『信仰』評 書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。 批評家の福嶋… 福嶋亮大 講談社福嶋亮大文藝春秋村田沙耶香多和田葉子地球にちりばめられて信仰
インタビュー 2021.05.07 17:00 福嶋亮大が語る、平成文学の負債と批評家の責務 「灰から蘇ってくるものも当然ある」 福嶋亮大氏は昨年9月、『らせん状想像力 平成デモクラシー文学論』を刊行した。「私―異常な主観」、「世界-ディストピア」、「言語-… 円堂都司昭 円堂都司昭村上春樹高橋源一郎村上龍福嶋亮大阿部和重多和田葉子舞城王太郎川上弘美らせん状想像力
インタビュー 2020.11.09 10:00 鴻巣友季子が語る、マーガレット・アトウッド作品の魅力 「『侍女の物語』は警告の書だったのに対し、『誓願』は現実を映す鏡」 近年、ディストピア小説がブームだ。そのなかで再評価されている名作の1つが、マーガレット・アトウッド『侍女の物語』(1985年)。… 円堂都司昭 ドラマSFアメリカHuluカズオ・イシグロエドワード・スノーデンジェンダーマーガレット・アトウッド早川書房村田沙耶香多和田葉子翻訳家ブッカー賞フェミニズム文芸評論家ディストピア#MeToo侍女の物語ジョージ・オーウェルカナダ太田愛鴻巣友季子
コラム 2020.09.09 10:00 IT革命、ケータイ小説、ライトノベル……“ゼロ年代”に文学はどう変化した? 文学批評の衰萎と女性作家の台頭 21世紀の純文学は、IT革命への不安から始まった。とりあえず、そう書きだしてみた。この分野の代表的な小説誌の1つ、「文學界」の2… 円堂都司昭 円堂都司昭吉田修一ライトノベル角田光代綿矢りさ島本理生高橋源一郎本谷有希子文藝阿部和重文学フリマ文學界村田沙耶香多和田葉子本屋大賞川上未映子津村記久子舞城王太郎絲山秋子金原ひとみ小川洋子斎藤美奈子川上弘美大塚英志ケータイ小説石川九暢佐藤友哉笙野頼子山崎ナオコーラ藤野可織岡田利規
書評 2020.06.16 10:00 日本が存在しない世界、移民となった女性は旅をする 多和田葉子『星に仄めかされて』が描き出す、越境の物語 この世界は現実なのか、夢なのか。神話や昔話の世界と地続きではあるが、描かれているのは、恐らく遠い未来の話。国も時代も超越した「言… 藤原奈緒 講談社ドイツ藤原奈緒芥川賞多和田葉子古事記全米図書賞日本書紀星に仄めかされて地球にちりばめられて献灯使
コラム 2020.06.14 10:00 阿部和重、町田康、赤坂真理……“J文学”とは何だったのか? 90年代後半「Jの字」に託された期待 最近好調な純文学系文芸誌『文藝』(河出書房新社)は、かつてJ文学のブームを仕掛けていた。ーーといったところで今、どれくらいの人に… 円堂都司昭 円堂都司昭佐々木敦村上春樹又吉直樹町田康林真理子山田詠美角田光代藤沢周村上龍文藝河出書房新社阿部和重村田沙耶香多和田葉子ファウスト舞城王太郎J文学赤坂真理斎藤美奈子川上弘美古谷田奈月ことばとJミステリー
ニュース 2020.01.01 11:31 小説家の多和田葉子が2019年度朝日賞を受賞 朝日新聞文化財団と朝日新聞社は、2019年度朝日賞、朝日賞特別賞の受賞者を2020年1月1日付で発表した。 受賞者は次の通り… 野田秀樹朝日新聞社上野千鶴子多和田葉子柳家小三治斎藤通紀東山哲也田沼武能朝日賞