【重版情報】ロンメル将軍自らが戦場体験と教訓を記した幻の名著『歩兵は攻撃する』が8刷へ
ドイツ国防軍の軍人で、第二次大戦時、最年少で元帥となり“砂漠のキツネ”と呼ばれたエルヴィン・ロンメル。自らが戦場体験と教訓を記した、幻の名著を初翻訳した『歩兵は攻撃する』(作品社)が8刷となった。
原書は『Infanterie greift an : Erlebnis und Erfahrung』で1937年に出版されたもの。当時、50万部のベストセラーとなった書籍が、浜野喬士・訳、田村尚也と大木毅の解説にて、2015年7月に作品社より出版された。ロンメル直筆の戦況図82枚つき、500ページ超となる本書。ロンメル自身による戦場体験と教訓を得られる貴重な一冊、ぜひ手に取ってみてはいかがだろう。
■目次
第1部 ベルギーおよび北フランスにおける機動戦、一九一四年
第2部 アルゴンヌの戦い、一九一五年
第3部 ヴォージュ山脈陣地戦、一九一六年―ルーマニア機動戦、一九一六/一七年
第4部 南東カルパチア山脈の戦い、一九一七年八月
第5部 トールミン攻撃会戦、一九一七年
第6部 タリアメント川、ピアーヴェ川追撃戦、一九一七年、一八年
■ロンメル,エルヴィン・ヨハネス・オイゲン[ロンメル,エルヴィンヨハネスオイゲン] [Rommel,Erwin Johannes Eugen]
1891年11月15日‐1944年10月14日。ドイツ国防軍の軍人。第二次大戦時、最年少の五〇歳で、元帥。フランス「電撃戦」での神出鬼没な猛進撃、北アフリカでは、巧みな戦略・戦術によって圧倒的に優勢な敵をたびたび壊滅させ、敵は、畏敬を込めて「砂漠の狐」と呼んだ。数々の戦功や、騎士道精神溢れる人格、指揮官としての卓越した天才的な能力などで、今も、「ナポレオン以来の」名将として世界中で人気がある
※ 価格改定について
『歩兵は攻撃する』 ISBN:978-4-86182-483-8
本体価格3,200円→4,500円(税込4,950円)
2024年2月の重版に伴い、定価を改定いたしました。