ポリゴン・ピクチュアズ 塩田周三代表に聞く、コロナ時代の新しいワークフローとアニメ業界の今後
各業界のキーパーソンに“アフターコロナ”に向けての見通しを聞く、特集「コロナ以降のカルチャー テクノロジーはエンタメを救えるか」…
コロナ禍の今、改めて考える“映画館で映画を観る”意義 前代未聞の休館を経験して
ようやっと、映画館の運営が再開された。 5月26日の緊急事態宣言の解除に伴い、休館していた全国の映画館が続々と営業再開を決め…
“アニメーションの祭典”アヌシー映画祭 初オンライン開催となる今年の見どころを紹介
世界最大のアニメーションの祭典、アヌシー国際アニメーション映画祭の開催が今年も近づいてきた。 コロナ禍の影響で、今年は史上初…
『僕のヒーローアカデミア』デクとオールマイトは日米関係を照らし出すーー多角的な批評性を考察
週刊少年ジャンプで連載中の『僕のヒーローアカデミア』はとても批評的な作品だ。 人口の8割が何らかの特殊能力「個性」に目覚めた…
“デジタル来世”は死を不平等にする? 話題のドラマ『アップロード』のテクノロジーから考える
人類は有史以来、死の恐怖と向き合い、これを克服しようとしてきた。 魂の存在や来世の存在を信じたりするのも、死という消滅の恐怖…
『ミッドナイト・ゴスペル』なぜ話題に? 新感覚アニメーションが可能にした、壮大なテーマの表現
4月よりNetflixで配信が始まったアニメーション『ミッドナイト・ゴスペル』が一部で大きな話題を集めている。ポップでグロテスク…
『MAKING OF BEASTARS』から考える、CGアニメにおける“表現”のあり方
昨今、日本でも増え続けているフル3DCGアニメ。昨年末に放送された板垣巴留原作のアニメ『BEASTERS』も3DCGによって製作…
『攻殻機動隊』の世界が5Gでリアルに味わえるーー「au 5G × 『攻殻機動隊 SAC_2045』」が生み出した“新たな体験”
士郎正宗が原作を手掛けた人気SFシリーズの最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』がNetflixで全世界配信を開始し話題だ。 …
藤原啓治さんが父親役とケレン味溢れる悪役でみせた存在感 トニー・スタークとの共通点も
日本を代表する声優・藤原啓治さんが、4月12日にがんのため55歳で逝去した。アニメ『クレヨンしんちゃん』の初代・野原ひろし役や『…
ミニシアターが日本映画界に与えてきた影響を考える "世界の多様さ"を教えてくれる存在を失わないために
今、映画館が危機に瀕している。 先々週末の興行成績は前年比90%ダウンという壊滅的な数字を記録した。先週、緊急事態宣言が発出…
メイクする自由、しなければならない不自由ーーTwitterで話題『だから私はメイクする』を読んで
おしゃれとは誰のためにするのか 安野モヨコの『X-GIRLの血は騒ぐ』という短編漫画(『カメレオン・アーミー』所収、祥伝社刊…
『PSYCHO-PASS サイコパス 3』から考える「法とテクノロジーの関係」と「人間としての在り方」
SFアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の劇場版『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR…
国内外で相次ぐ新型コロナウイルスによる映画の公開延期 今後も広がる興行への影響を考える
連日、ニュースで取り上げられ続ける新型コロナウイルス感染症。政府による大規模イベントの自粛要請に伴い、春休み映画の公開延期が続々…
年末企画:杉本穂高の「2019年 年間ベストアニメTOP10」 劇場アニメが類を見ないほど豊作の年に
リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2019年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…
アニー賞ノミネートから考える、2019年アニメのトレンド 『天気の子』ら日本勢受賞の可能性は?
過日、アニメーション界のアカデミー賞とも言われるアニー賞の2019年ノミネートラインナップが発表された。 長編アニメーション…
『ターミネーター:ニュー・フェイト』を軸にAIの未来を考える 人工知能は脅威か、それとも恩恵か
人工知能(AI)は脅威か、それとも人類に恩恵をもたらすのか。 ディープラーニング(深層学習)の登場により、“第3次AIブ…
『サンタ・カンパニー』花澤香菜が明かす、声優業への思い 「誰かの幸せに寄り添えたら」
糸曽賢志監督によるオリジナルアニメ映画『サンタ・カンパニー ~クリスマスの秘密~』が11月29日より公開される。 本作は、2…
『けいおん!』『バンドリ!』『うた☆プリ』……アニメーションにおける演奏表現の進化を辿る
今年の7月、老舗音楽雑誌『ロッキング・オン』が自社で音楽アニメのプロジ ェクトを開始すると発表した(参照:ロッキング・オンが…
『わたしは光をにぎっている』松本穂香が“絵になる”理由 『四月物語』松たか子を想起させる瞬間も
松本穂香は地方が似合う。 ブレイクした朝の連続ドラマ小説『ひよっこ』(NHK総合)では福島出身の女の子を、ドラマ『…
藤津亮太が語る、2010年代のアニメ評論「回答を作品の中に探していく」
「アニメを言葉でつかまえる」。 アニメ評論家の藤津亮太氏はそんな課題に挑み続けている。2010年代のその実践をまとめた『ぼく…
『IWGP』制作も手がける動画工房、地力の源泉は育成にあり? 幅広い活動とその歴史を振り返る
過日、石田衣良原作の小説『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』のアニメ化が発表された。90年代後半に刊行され、2000年代を代…