藤原啓治さんが父親役とケレン味溢れる悪役でみせた存在感 トニー・スタークとの共通点も
日本を代表する声優・藤原啓治さんが、4月12日にがんのため55歳で逝去した。アニメ『クレヨンしんちゃん』の初代・野原ひろし役や『…
ミニシアターが日本映画界に与えてきた影響を考える "世界の多様さ"を教えてくれる存在を失わないために
今、映画館が危機に瀕している。 先々週末の興行成績は前年比90%ダウンという壊滅的な数字を記録した。先週、緊急事態宣言が発出…
メイクする自由、しなければならない不自由ーーTwitterで話題『だから私はメイクする』を読んで
おしゃれとは誰のためにするのか 安野モヨコの『X-GIRLの血は騒ぐ』という短編漫画(『カメレオン・アーミー』所収、祥伝社刊…
『PSYCHO-PASS サイコパス 3』から考える「法とテクノロジーの関係」と「人間としての在り方」
SFアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の劇場版『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR…
国内外で相次ぐ新型コロナウイルスによる映画の公開延期 今後も広がる興行への影響を考える
連日、ニュースで取り上げられ続ける新型コロナウイルス感染症。政府による大規模イベントの自粛要請に伴い、春休み映画の公開延期が続々…
年末企画:杉本穂高の「2019年 年間ベストアニメTOP10」 劇場アニメが類を見ないほど豊作の年に
リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2019年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…
アニー賞ノミネートから考える、2019年アニメのトレンド 『天気の子』ら日本勢受賞の可能性は?
過日、アニメーション界のアカデミー賞とも言われるアニー賞の2019年ノミネートラインナップが発表された。 長編アニメーション…
『ターミネーター:ニュー・フェイト』を軸にAIの未来を考える 人工知能は脅威か、それとも恩恵か
人工知能(AI)は脅威か、それとも人類に恩恵をもたらすのか。 ディープラーニング(深層学習)の登場により、“第3次AIブ…
『サンタ・カンパニー』花澤香菜が明かす、声優業への思い 「誰かの幸せに寄り添えたら」
糸曽賢志監督によるオリジナルアニメ映画『サンタ・カンパニー ~クリスマスの秘密~』が11月29日より公開される。 本作は、2…
『けいおん!』『バンドリ!』『うた☆プリ』……アニメーションにおける演奏表現の進化を辿る
今年の7月、老舗音楽雑誌『ロッキング・オン』が自社で音楽アニメのプロジ ェクトを開始すると発表した(参照:ロッキング・オンが…
『わたしは光をにぎっている』松本穂香が“絵になる”理由 『四月物語』松たか子を想起させる瞬間も
松本穂香は地方が似合う。 ブレイクした朝の連続ドラマ小説『ひよっこ』(NHK総合)では福島出身の女の子を、ドラマ『…
藤津亮太が語る、2010年代のアニメ評論「回答を作品の中に探していく」
「アニメを言葉でつかまえる」。 アニメ評論家の藤津亮太氏はそんな課題に挑み続けている。2010年代のその実践をまとめた『ぼく…
『IWGP』制作も手がける動画工房、地力の源泉は育成にあり? 幅広い活動とその歴史を振り返る
過日、石田衣良原作の小説『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』のアニメ化が発表された。90年代後半に刊行され、2000年代を代…
「コンテンツ立国」を目指すためには必須? デジタル時代の日本における、映像アーカイブの重要性
伊藤智彦監督、野崎まど脚本による『HELLO WORLD』は変わったSF映画だった。過去改変に挑む「タイムループもの」のようだが…
唯一の「京アニ大賞」受賞作、小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に宿る“言葉の力”
玲瓏(れいろう)という言葉がある。小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の主人公ヴァイオレットの声を描写する言葉として繰り返し…
『機動戦士ガンダムNT』宇宙への没入感を高める4DX 名作に新たな光を当てる演出をレポート
宇宙空間を舞台にした映画を映画館で観るのは格別の体験だ。スクリーン上の宇宙の暗闇と劇場内の暗闇が地続きとなり、自分も宇宙にいるか…
唯一の「京アニ大賞」受賞作、小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に宿る“言葉の力”
玲瓏(れいろう)という言葉がある。小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の主人公ヴァイオレットの声を描写する言葉として繰り返し…
『なつぞら』だけじゃない!? 「バックステージもの」が描く、アニメ業界ならではのドラマの数々
アニメや漫画が日本を代表する文化になりつつある。未だに毀誉褒貶があるにはあるのだが、大英博物館で漫画の展覧会が開催されるなど、国…
ルフィとウソップの強い絆がポイントに? 田中真弓×山口勝平が語る『ONE PIECE STAMPEDE』
国民的人気漫画『ONE PIECE』の、待望の映画最新作、劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』が、8月9日より全国の劇…
アクション映画の可能性を限界まで追求!? 『ワイスピ』最新作4DX版で主演2人の躍動感を体験
この夏一番の筋肉祭り『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が8月2日より公開された。本作は、大ヒットシリーズ『ワイルド・スピード…
ユースケ・サンタマリア×指原莉乃×山里亮太が語り合う、『ONE PIECE STAMPEDE』参加への思い
大人気漫画『ONE PIECE』の映画最新作、劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』が、8月9日より全国の劇場で公開され…
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』、なぜスーパーテクノロジーを“魔法”のように用いた?
「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」 これは、SF作家アーサー・C・クラークの「クラーク三原則」の一つである…
“世界を肯定する力”をくれる京都アニメーション その卓越した技術が伝えてきたもの
筆者は、2004年末から2010年末までアメリカのロサンゼルスに留学していた。京都アニメーションの作品に出会ったのは、2009年…
ゲームデザイナー・小島秀夫の映画からの影響を考察 最新作『DEATH STRANDING』に寄せて
「物語は、人類の歴史とともに始まる」とフランスの哲学者ロラン・バルトは自著『物語の構造分析』の序説に記している。曰く、どんな時代…
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』はScreenXと相性抜群! ワイドな視界が生む効果
映画館の鑑賞形態の多様化は映画に何をもたらすのか。多くの映画がこの実験に参加して様々な試みを行っている。 マーベル映画最…