続々と増える公開延期作、興行への影響は?

国内外で相次ぐ新型コロナウイルスによる映画の公開延期 今後も広がる興行への影響を考える

連日、ニュースで取り上げられ続ける新型コロナウイルス感染症。政府による大規模イベントの自粛要請に伴い、春休み映画の公開延期が続々…

『ミヤザキワールド』『ナウシカ考』レビュー

『風の谷のナウシカ』に表れる宮崎駿の“矛盾”とは? 『ミヤザキワールド』と『ナウシカ考』、2冊の書籍から考察

昨年末、宮崎駿に関連する書籍が相次いで2冊発売された。スーザン・ネイピア著『ミヤザキワールド 宮崎駿の闇と光』と赤坂憲雄著『ナウ…

『映像研には手を出すな!』映像化のポイント

『映像研には手を出すな!』映像制作の悲喜こもごもをどう描く? 湯浅政明・英勉監督の起用を考える

第一巻の第一話を読んですぐに、「これ早く動いてくれないかな」と思った。  その漫画は、『映像研には手を出すな!(以下、映像研)…

杉本穂高の「2019年アニメTOP10」

年末企画:杉本穂高の「2019年 年間ベストアニメTOP10」 劇場アニメが類を見ないほど豊作の年に

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2019年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

アニー賞から考える2019年アニメトレンド

アニー賞ノミネートから考える、2019年アニメのトレンド 『天気の子』ら日本勢受賞の可能性は?

過日、アニメーション界のアカデミー賞とも言われるアニー賞の2019年ノミネートラインナップが発表された。  長編アニメーション…

アニメにおける演奏表現の進化を辿る

『けいおん!』『バンドリ!』『うた☆プリ』……アニメーションにおける演奏表現の進化を辿る

今年の7月、老舗音楽雑誌『ロッキング・オン』が自社で音楽アニメのプロジ ェクトを開始すると発表した(参照:ロッキング・オンが…

伴名練が語る、SF小説の現在

『なめらかな世界と、その敵』伴名練が語る、SFの現在地「社会の激変でSFも期待されている」

「2010年代、世界で最もSFを愛した作家。」  このキャッチコピーはいささか盛りすぎではないかと思う読者もいるだろう。だが、…

小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』評

唯一の「京アニ大賞」受賞作、小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に宿る“言葉の力”

玲瓏(れいろう)という言葉がある。小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の主人公ヴァイオレットの声を描写する言葉として繰り返し…

『機動戦士ガンダムNT』4DX体験レポ

『機動戦士ガンダムNT』宇宙への没入感を高める4DX 名作に新たな光を当てる演出をレポート

宇宙空間を舞台にした映画を映画館で観るのは格別の体験だ。スクリーン上の宇宙の暗闇と劇場内の暗闇が地続きとなり、自分も宇宙にいるか…

『ワイスピ』最新作4DX版体験レポ

アクション映画の可能性を限界まで追求!? 『ワイスピ』最新作4DX版で主演2人の躍動感を体験

この夏一番の筋肉祭り『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が8月2日より公開された。本作は、大ヒットシリーズ『ワイルド・スピード…

『スパイダーマン』新作は“最先端技術”が要に

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』、なぜスーパーテクノロジーを“魔法”のように用いた?

「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」  これは、SF作家アーサー・C・クラークの「クラーク三原則」の一つである…

『スパイダーマン』ScreenXとの相性

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』はScreenXと相性抜群! ワイドな視界が生む効果

映画館の鑑賞形態の多様化は映画に何をもたらすのか。多くの映画がこの実験に参加して様々な試みを行っている。  マーベル映画最…