今こそ観るべき『親愛なる同志たちへ』

『親愛なる同志たちへ』に凝縮された国家と個人の戦い “ミクロな物語”を知る大切さ

ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから1カ月以上が過ぎた。この間、私たちはロシアとはどういう国家なのかを改めて考えざるを得なく…

2021年を振り返るアニメ座談会【後編】

“リッチな体験”が映画化成功のカギに? 2021年を振り返るアニメ評論家座談会【後編】

2021年のアニメ界を振り返るために、レギュラー執筆陣より、アニメ評論家の藤津亮太氏、映画ライターの杉本穂高氏、批評家・跡見学園…

2021年を振り返るアニメ座談会【前編】

若手とベテラン双方の活躍光る豊作の年 2021年を振り返るアニメ評論家座談会【前編】

いまだ新型コロナウイルスの影響が続く2022年。公開延期となる作品もまだ多い中、2021年は2020年と比較して多くの作品が公開…

『マトリックス』はなぜ“画期的”だったのか

『マトリックス』はなぜ“画期的”だったのか バレットタイム演出が生んだ別のリアリズム

長らく映画批評を支配してきたのは、写真の「客観的な記録性(インデックス性)」に依拠した自然主義的リアリズムだ。現実を写し取ること…

マルチバースが現代に必要とされる理由

『スパイダーマンNWH』は可能性を“捨てる"物語 マルチバースが現代に必要とされる理由

現在、映画館で大ヒット中の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(以下、『スパイダーマンNWH』)のキーワードは「マルチバース…

「35歳の壁」を越えたマンガ主人公

『後ハッピーマニア』『金田一37歳の事件簿』……「35歳の壁」越えたマンガ主人公が向き合う現実

「35歳の壁」というものがある、とよく言われる。  35歳を過ぎれば転職も結婚も難しくなり、人生の選択肢がぐっと減っていくこと…

杉本穂高の「2021年アニメTOP10」

杉本穂高の「2021年 年間ベストアニメTOP10」 アニメ作品に反映された“変化”の兆し

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2021年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

戸松×松岡×水瀬『SAO』への想い

戸松遥×松岡禎丞×水瀬いのり、『SAO』シリーズへの想い 「一緒に成長している実感」

川原礫の小説を原作にしたアニメシリーズ『ソードアート・オンライン(通称:SAO)』の新作映画『劇場版 ソードアート・オンライン …

『古見さん』は人間関係の本質に触れている

『古見さんは、コミュ症です。』は人間関係の本質に触れている コントロールできないコミュニケーションの難しさ

普段、我々は「コミュニケーションが大事」とよく言う。しかし、「コミュニケーションとは何か」と聞かれて、きちんと答えられる人は少な…