2023年を振り返るアニメ座談会【後編】

2023年を振り返るアニメ評論家座談会【後編】 業界全体に残る課題を考える

2023年のアニメ界を振り返るために、レギュラー執筆陣より、アニメ評論家の藤津亮太氏、映画ライターの杉本穂高氏、批評家・跡見学園…

2023年を振り返るアニメ評論家座談会【前編】

2023年を振り返るアニメ評論家座談会【前編】 “宣伝戦略”の重要性にみる時代の変化

2023年、アニメーション業界の“ある2つの相反する事例”が示したのは、宣伝戦略の重要性である。  1つは、「Yahoo!検索…

杉本穂高の「2023年アニメTOP10」

杉本穂高の「2023年 年間ベストアニメTOP10」 豊かさを持続可能なものにするために

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2022年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』ヒットの要因は?

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』ヒットの陰に“推し活”パワーあり? 右肩上がりの興行を分析

映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の興行が順調だ。  興行収入は、2週目、3週目でそれぞれ前週を超えるという右肩上がりの成績をマー…

人々を惹きつける記録映像の未来と時代精神

デジタル化がもたらしたドキュメンタリー作品への影響 人々を惹きつける記録映像の未来

今、最も身近な映像コンテンツは何だろうか。人によって意見は異なるだろうが、それはドキュメンタリーであると筆者は考えている。最も多…

ポレポレ東中野に聞くドキュメンタリーの動向

ポレポレ東中野編成担当に聞くドキュメンタリー映画の動向 「世の中を豊かにしている」

東中野のミニシアター「ポレポレ東中野」は、ドキュメンタリー映画好きにとって特別な場所である。この映画館は、全国でも珍しくドキュメ…

『スパイダーバース』続編が押し広げた可能性

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が押し広げた映画の新たな可能性

2018年(日本の公開は2019年)の『スパイダーマン:スパイダーバース』は、アメリカの3DCGアニメーション業界におけるゲーム…

『スター・ウォーズ』新作映画はどんな内容?

『スター・ウォーズ』新作映画はどんな内容に? 異なるタイプの3人の監督たちが紡ぐ物語

『スター・ウォーズ』がスクリーンに帰ってくる。  過日、ロンドンで開催された祭典「スター・ウォーズ・セレブレーション ヨーロッ…

東映「ONN'ON STUDIOS」体験レポート

「約70年前のアニメ制作現場」や「24年前のオタク部屋」にタイムスリップするメタバースがすごい 新鮮さと懐かしさが同居する“新たな遊び場”を体験

日本のアニメ最大手、東映アニメーションは、2022年の12月16日、メタバースプロジェクト「ONN'ON STUDIOS(オナノ…

アニメ演奏描写の変遷

『耳をすませば』~『BLUE GIANT』に至るアニメ演奏描写の変遷 手描き、ロトスコープ、モーションキャプチャが与える効果の違い

音楽と映像は切っても切り離せない関係にある。音楽にとっても映像は、今やプロモーション以上の意味を持つし、映画にとっては歴史の初期…

2022年を振り返るアニメ評論家座談会

日本アニメーションに到来した“作家の時代” 2022年を振り返るアニメ評論家座談会

日本映画製作者連盟(映連)は2022年を「アニメの当たり年だった」という言葉で総括した。その言葉通り、新海誠監督の『すずめの戸締…

アニメ映画の興行で定着した入場者特典

『すずめの戸締まり』などアニメ映画の興行で定着した入場者特典 コストは億超え?

アニメ映画の興行ですっかり定着した入場者特典。近頃では、第5、6弾くらいまで特典を用意するのが当たり前になりつつある。  こう…

日本アニメが映画の世界市場を切り崩す?

日本アニメが映画の世界市場を切り崩す? 『すずめの戸締まり』の評価で考える“現在地”

新海誠監督の『すずめの戸締まり』がベルリン国際映画祭のコンペティション部門に選ばれた。  世界3大国際映画祭の1つである同映画…

新海誠らが乗り越えようとした“分断”

『すずめの戸締まり』と震災ドキュメンタリーが捉える“フィクションだから描ける現実”

新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』は、死者の声を聴く映画だった。  「死者の声を聴く」というキーワードである文章を思い出し…

『アバター:WoW』は“実写”なのか

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は“実写映画”なのか 提示された“新しい現実”

実写とアニメーションの境界は、今日の映像世界では限りなく曖昧になっている。  ジェームズ・キャメロン監督の『アバター:ウェイ・…