卵を見る目が変わる? 実写アニメ『ぐでたま』のシニカルでちょっとビターな物語
サンリオの人気キャラクター「ぐでたま」を主人公にしたショートドラマシリーズ『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』が、Netfl…
『すずめの戸締まり』と震災ドキュメンタリーが捉える“フィクションだから描ける現実”
新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』は、死者の声を聴く映画だった。 「死者の声を聴く」というキーワードである文章を思い出し…
『ライオン・キング』は何が“超実写”だった? 実写とアニメの垣根を越えた撮影技法
2019年に公開されたジョン・ファヴロー監督の『ライオン・キング』は、1994年に公開されたアニメーション版を「実写映画化」した…
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は“実写映画”なのか 提示された“新しい現実”
実写とアニメーションの境界は、今日の映像世界では限りなく曖昧になっている。 ジェームズ・キャメロン監督の『アバター:ウェイ・…
杉本穂高の「2022年 年間ベストアニメTOP10」 新海誠のさらなる飛躍への期待も込めて
リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2022年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…
『SPY×FAMILY』劇場版は大ヒット確定? 『名探偵コナン』と重なる映画との相性の良さ
現在放送中のTVアニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のオリジナル劇場版が2023年に公開されることが、12月17日…
『ベルセルク 黄金時代篇』が2022年に放送された意義 闇の深さから知る光の美しさ
故・三浦建太郎(原作は現在も森恒二氏が監修を務め連載が続けられている)の『ベルセルク』の「黄金時代篇」を描いたテレビアニメ『ベル…
ストップモーションが日本アニメ市場で放つ新鮮な輝き “物としての実在感”が魅力に
日本はアニメ大国と言われる。だが、この国は、あらゆるタイプのアニメーションが盛んというわけではない。アニメーション市場は確かに巨…
「映画の主役は“音”そのもの」『擬音 A FOLEY ARTIST』監督に聞く、台湾映画史と音の歩み
11月19日から公開される台湾のドキュメンタリー映画『擬音 A FOLEY ARTIST』は、映画ファンなら必見の作品だ。 …
“音”を知ればもっと映画が豊かになる! 『擬音 A FOLEY ARTIST』が映画史に投じた一石
映画とは、映像と音が重なりあう芸術だ。この2つは密接に分かちがたく結ばれており、どちらも欠かすことはできない。 サイレント映…
岩永洋昭×行成とあが語り合う『ベルセルク』からの10年 新規カットに込めた思いとは?
故・三浦建太郎原作の傑作ダーク・ファンタジーマンガ『ベルセルク』をアニメ化した『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDI…
『ポプテピピック』は制作サイドにとっても“声優ガチャ”!? 進化した第2期の裏側に迫る
2022年10月シーズンのテレビアニメは、注目シリーズの続編や人気マンガ原作の作品がひしめき合う、豊作シーズンと言われる。 …
“音”で楽しむ映画祭 ライブ音響上映が引き出す『トップガン マーヴェリック』の魅力
映画は映像と音の芸術だ。優れた作品ほど音にも気を配っている。映画館の音響は映画の表現力を飛躍的に高めてくれるもの。そして、音響が…
宗教2世が自ら「人生のハンドル」を握るためにーー信仰と自由意志を考える
宗教2世の問題が今、社会でクローズアップされている。現代社会は、これまで宗教2世とはどういう悩みを抱えているのか、ほとんど関心を…
『銀河英雄伝説』の魅力はキャラクターにあり! 対照的な2人の天才を支える盟友たち
田中芳樹の小説『銀河英雄伝説(以下、銀英伝)』をアニメ化した『銀河英雄伝説 Die Neue These』フォースシーズン「策謀…
『銀河英雄伝説 Die Neue These』が織りなす重厚な政治劇 混迷の時代をいかに生きるか
田中芳樹の小説『銀河英雄伝説(以下、銀英伝)』をアニメ化した『銀河英雄伝説 Die Neue These』フォースシーズン「策謀…
『雨を告げる漂流団地』のベースは『トムとジェリー』? 石田祐康監督が作品に込めた思い
『ペンギン・ハイウェイ』で注目を集めた石田祐康監督のオリジナル長編アニメ―ション映画『雨を告げる漂流団地』が、9月16日から全国…
『メイドインアビス』第2期も終盤に向けてさらに加速 小島正幸監督の凄みを制作陣に聞く
つくしあきひとのマンガを原作としたテレビアニメ『メイドインアビス』のシリーズ第2期にあたる『メイドインアビス 烈日の黄金郷』が好…
『るろうに剣心』が追求する“実写ならでは”の表現とは? 時代劇の美学と異なるリアリティ
和月伸宏のマンガを、大友啓史監督が実写映画化した『るろうに剣心』は、マンガ・アニメの実写映画化の成功例と言われる。シリーズ全5作…
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を文化人類学者が分析 人間の未来を考えるトークイベント「Cinema未来館」レポート
1995年に公開され、今なお私たちの未来に示唆を与えてくれる映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』。この映画で…
アニメ『メイドインアビス』はいかにして作られたか OP映像&キャラデザの裏側を聞く
つくしあきひとのマンガを原作としたテレビアニメ『メイドインアビス』のシリーズ2期にあたる『メイドインアビス 烈日の黄金郷』が好評…
『SPY×FAMILY』が引き継ぐ往年のスパイ映画のエッセンス 逸脱した個性の獲得
遠藤達哉の漫画をテレビアニメ化した『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』が国内外で人気を博している。タイトルが示す通り、ス…
『ククルス・ドアンの島』を通して考えるガンダムと戦争 “匂い”を次世代に繋ぐために
1979年に放送されたテレビアニメ『機動戦士ガンダム』の一編、『ククルス・ドアンの島』が再解釈のもと劇場アニメとして蘇った。 …
『シーンの今がわかる!アニメ定点観測』第5回『犬王』配信
リアルサウンド映画部のオリジナルPodcast番組『シーンの今がわかる!アニメ定点観測』の第5回が、本日6月5日より配信を開始し…
『シーンの今がわかる!アニメ定点観測』第4回『シン・ウルトラマン』配信
リアルサウンド映画部のオリジナルPodcast番組『シーンの今がわかる!アニメ定点観測』の第4回が、本日6月5日より配信を開始し…
『僕のヒーローアカデミア』が問いかける現代の難題ーー不寛容な社会とどう向き合う?
週刊少年ジャンプの看板作品のひとつ『僕のヒーローアカデミア』が最終章を迎えている。人々の大半が個性と呼ばれる特殊能力を有する世界…
庵野秀明が突きつける“現実”とは何か 『シン・ウルトラマン』に感じる虚構のカタルシス
『シン・ウルトラマン』は、「空想特撮映画」と銘打たれている。空想であるとわざわざ宣言しているのだ。 劇映画は基本的にどれも空…