『忍びの家』海外ヒットの理由は”Ninja”にあり? 日米共作で生まれた新しい忍者像
賀来賢人が主演・共同エグゼクティブプロデューサー・原案を務めたNetflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』…
新規VODはなぜ伸び悩む? データから見えた成熟した市場で生き抜く“成長ドライバー”とは
コロナ禍の巣ごもり需要により、大きく成長を遂げた国内動画配信市場。新規参入組、あるいは市場シェアが低い事業者に未来はあるのか、そ…
『アクロス・ザ・スパイダーバース』がTV初放送! 世界を驚かせた革命的な映像とドラマ性
『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018年/第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞)は、アニメーションの革命児として長く…
“公共の財産”となったミッキーマウス 表現にとっての“二次創作の意義”を考える
2024年は著作権に関する大きなニュースが正月から流れた。2023年をもってディズニーのシンボルキャラクターであるミッキーマウス…
Nujabes×渡辺信一郎『サムライチャンプルー』の革新性を再考 日本の音楽を世界に知らしめた影響力
アニメ『サムライチャンプルー』のサントラがサブスク解禁。Nujabesらによる音楽と渡辺信一郎によるアニメーションの革新性を紐解…
『僕が宇宙に行った理由』平野陽三監督が語る宇宙での撮影体験 貴重な12日間の宇宙旅行
実業家の前澤友作が宇宙へ行った道程を追いかけたドキュメンタリー映画『僕が宇宙に行った理由』が公開中だ。 宇宙飛行に耐えうる身…
宇宙飛行士・山崎直子が『僕が宇宙に行った理由』を語る 「扉を開いてくださった」
1月17日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、『僕が宇宙に行った理由』公開記念舞台挨拶が開催され、平野陽三監督と宇宙飛行士の山崎…
2023年を振り返るアニメ評論家座談会【後編】 業界全体に残る課題を考える
2023年のアニメ界を振り返るために、レギュラー執筆陣より、アニメ評論家の藤津亮太氏、映画ライターの杉本穂高氏、批評家・跡見学園…
『僕が宇宙に行った理由』が伝える“地球の美しさ” 人を動かす力に溢れる本物の記録映像
企業家・前澤友作の宇宙への旅を追いかけたドキュメンタリー映画『僕が宇宙に行った理由』には、実にシンプルな魅力が詰まっている。 …
2023年を振り返るアニメ評論家座談会【前編】 “宣伝戦略”の重要性にみる時代の変化
2023年、アニメーション業界の“ある2つの相反する事例”が示したのは、宣伝戦略の重要性である。 1つは、「Yahoo!検索…
杉本穂高の「2023年 年間ベストアニメTOP10」 豊かさを持続可能なものにするために
リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2022年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…
デジタル化がもたらしたドキュメンタリー作品への影響 人々を惹きつける記録映像の未来
今、最も身近な映像コンテンツは何だろうか。人によって意見は異なるだろうが、それはドキュメンタリーであると筆者は考えている。最も多…
GACKT&杏、海外在住の2人が考える真の“郷土愛” 日本に「帰ってきた」と感じる瞬間は?
魔夜峰央の同名マンガを原作にした映画『翔んで埼玉』の続編、『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が11月23日から公開中だ。 …
『北極百貨店』の“心地よさ”はどのように作られた? 目を奪われてしまう演出を徹底解説
「動き」そのものの面白さ。映画は動きを伝えるメディアなので、これは最も重要なはずである。動きの面白さを伝えることは難しい。動きは…
『ゼルダの伝説』実写映画化成功のためのポイントは? 任天堂がハリウッドに激震を与える
11月8日、人気ゲーム『ゼルダの伝説』がハリウッドで実写映画化されることが発表された。プロデューサーには、任天堂代表取締役フェロ…
ポレポレ東中野編成担当に聞くドキュメンタリー映画の動向 「世の中を豊かにしている」
東中野のミニシアター「ポレポレ東中野」は、ドキュメンタリー映画好きにとって特別な場所である。この映画館は、全国でも珍しくドキュメ…
『葬送のフリーレン』『七つの大罪』が新枠で放送 テレビがアニメに力を入れる2つの理由
2023年10月期の新作アニメは70本を超える。おそらく過去最多レベルだ。 いくらなんでも多すぎるのではないかと思うのだが、…
山形国際ドキュメンタリー映画祭理事・藤岡朝子に聞く、ドキュメンタリー映画の魅力と変化
1989年に始まり、世界でも有数の国際ドキュメンタリー映画祭として知られる、山形国際ドキュメンタリー映画祭(以下、YIDFF)が…
吉浦康裕監督が考えるAIと人間の共存 『アイの歌声を聴かせて』制作後に心境の変化も
2023年はどこも生成AIの話題で持ち切りだ。昨年末から急激な進化を遂げ出したAIは日常生活レベルで身近なものになり、社会はこれ…
『THE FIRST SLAM DUNK』“時間帯別上映”のメリットとは? 機会損失の観点から考える
2022年12月3日に公開が始まり、2023年7月現在いまだに上映が続く映画『THE FIRST SLAM DUNK』。さすがに…
古田新太、“おじさん”になったマーベルヒーローをどう演じる? 「大嘘がつける」オーディオコンテンツを演じる楽しさ
Amazonが提供するオーディオブックサービス「Amazonオーディブル(以下、Audible)」は、6月28日よりオリジナルポ…
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が押し広げた映画の新たな可能性
2018年(日本の公開は2019年)の『スパイダーマン:スパイダーバース』は、アメリカの3DCGアニメーション業界におけるゲーム…
AI時代を考えるために必要なこととは? 『劇場版 PSYCHO-PASS』が導いた一つの答え
先日、東京大学の文化祭「五月祭」で法学部の学生が主催した「AI模擬裁判」を見た。 Chat GPTに裁判官をやらせてみるとい…
『THE FIRST SLAM DUNK』井上雄彦の絵をいかに3DCGで再現? CG担当が明かす制作過程
2022年12月に公開され、大ヒットを記録している『THE FIRST SLAM DUNK』。その臨場感あるバスケットボールの試…
『スター・ウォーズ』新作映画はどんな内容に? 異なるタイプの3人の監督たちが紡ぐ物語
『スター・ウォーズ』がスクリーンに帰ってくる。 過日、ロンドンで開催された祭典「スター・ウォーズ・セレブレーション ヨーロッ…
『サマータイムレンダ』人気再熱の理由 「ループとドッペルゲンガー」で描き出す、人間の二面性
田中靖規のマンガ『サマータイムレンダ』が今になってSNSで話題を集めているようだ。再注目のきっかけはTVアニメのようだが、同作の…
「約70年前のアニメ制作現場」や「24年前のオタク部屋」にタイムスリップするメタバースがすごい 新鮮さと懐かしさが同居する“新たな遊び場”を体験
日本のアニメ最大手、東映アニメーションは、2022年の12月16日、メタバースプロジェクト「ONN'ON STUDIOS(オナノ…
『耳をすませば』~『BLUE GIANT』に至るアニメ演奏描写の変遷 手描き、ロトスコープ、モーションキャプチャが与える効果の違い
音楽と映像は切っても切り離せない関係にある。音楽にとっても映像は、今やプロモーション以上の意味を持つし、映画にとっては歴史の初期…
火を失った人類はどうなる? 西村純二×押井守『火狩りの王』が内包する人類最大のテーマ
人類は火を使う。これは人類を他の動物と分け隔てる決定的な特徴だ。 火によって農業肥料に必要な灰を作ったり、狩りをする時に獲物…
日本アニメーションに到来した“作家の時代” 2022年を振り返るアニメ評論家座談会
日本映画製作者連盟(映連)は2022年を「アニメの当たり年だった」という言葉で総括した。その言葉通り、新海誠監督の『すずめの戸締…
『鬼滅の刃』の魅力が最大限に発揮されたワールドツアー上映 映画館にしかない“陽と陰”
映画館の魅力とは何か。『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』はそれを再確認するのに適した作品だった。 …
『すずめの戸締まり』などアニメ映画の興行で定着した入場者特典 コストは億超え?
アニメ映画の興行ですっかり定着した入場者特典。近頃では、第5、6弾くらいまで特典を用意するのが当たり前になりつつある。 こう…
日本アニメが映画の世界市場を切り崩す? 『すずめの戸締まり』の評価で考える“現在地”
新海誠監督の『すずめの戸締まり』がベルリン国際映画祭のコンペティション部門に選ばれた。 世界3大国際映画祭の1つである同映画…