こんなふうに生きることができたならば 『イル・ポスティーノ』に収められた命のきらめき
映画にはごくたまに、「こんなふうに生きることができたならば」と思わせるものがある。1996年に日本公開されたイタリア映画『イル・…
『数分間のエールを』など制作 100studio代表・堀口広太郎に聞く、日本のCGアニメの進化
アニメスタジオに潜入し、スタッフへのインタビューを通してそのスタジオが持つ“独自性”に迫る連載「アニメスタジオのここが知りたい!…
ごっこ倶楽部 志村優&早坂架威とTikTok Japan担当者が語る、ショートドラマの未来と可能性
縦型動画の存在感が大きくなっている。その中でも、近年急成長を遂げているのがショートドラマだ。1分~3分程度の長さで物語性のある作…
サンジゲン 松浦裕暁が語る、CGアニメの現在地 『MyGO!!!!!』の“ハイブリッド”な魅力
アニメスタジオに潜入し、スタッフへのインタビューを通してそのスタジオが持つ“独自性”に迫る連載「アニメスタジオのここが知りたい!…
『ババンババンバンバンパイア』吉沢亮らの再現度が話題に アニメとのコラボに期待高まる
2025年2月14日に公開される実写映画『ババンババンバンバンパイア』(通称:バババ)で、吉沢亮と板垣李光人がメインキャストを務…
『九龍ジェネリックロマンス』実写化の鍵は“なつかしさ”の表現 アニメとの違いから考える
『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中の、眉月じゅんのマンガ『九龍ジェネリックロマンス』の実写映画化とテレビアニメ化が同時に発…
“バンドアニメ”の歴史と発展を辿る “キャラの実在感”を強めたメディアミックスの魅力
2024年の夏は、バンドを題材にしたアニメで盛り上がった。 『ガールズバンドクライ』(以下、『ガルクラ』)に『夜のクラゲは泳…
田中敦子さんは“戦う女”の代名詞を作った 『攻殻機動隊』草薙素子など数々の功績を振り返る
彼女の声は、導く声だった。 時に荒くれ者の男たちを率いる少佐、時に厳しい教えを授ける師匠であり……。 その声で命令される…
『ガルクラ』なぜ反骨精神溢れる傑作に? 花田十輝に聞く、キャラを立たせる脚本術
この春、大きな注目を集めたオリジナルアニメ『ガールズバンドクライ』は、反骨精神を体現するような異色の主人公で話題となり、イラスト…
『クレヨンしんちゃん』3DCG化は何をもたらしたのか “デフォルメ”の魅力を見事に立体化
シリーズ初の3DCG作品として2023年に公開された『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手…
Production +h 本多史典が向き合う“業界の課題” 「デジタルやAIの力も使う必要がある」
アニメスタジオに潜入し、スタッフへのインタビューを通してそのスタジオが持つ“独自性”に迫る連載「アニメスタジオのここが知りたい!…
『響け!ユーフォニアム3』はなぜ傑作になったのか “原作改変問題”を考える重要な一作に
『響け!ユーフォニアム3』は原作との向き合い方に重要な一石を投じた。 ご存じの方もいると思うが、主人公・黄前久美子のオーディ…
“原爆の街”をなぜ映画に? 『リッチランド』監督に聞く、アメリカ社会が抱える矛盾
プルトニウム製造施設ハンフォード・サイトで働く人々のために建設された町「リッチランド」に暮らす人々を追いかけたドキュメンタリー映…
原爆の街を描いた『リッチランド』が日本公開される意義 “他者を知る”ことから始める一歩
第96回アカデミー賞作品賞を受賞したクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』は、日本人にとって特別な意味を帯びた作品だ…
Production I.G 和田丈嗣が語る“日本アニメの現在地” 「一段上のステージに上がる時期」
配信プラットフォームの影響でグローバルに人気が急拡大するなど日本のアニメを取り巻く状況が激変していく中、アニメスタジオを運営する…
『ガルクラ』『数分間のエールを』は日本アニメの“到達点”に 3DCGで追求した手描きの良さ
「日本はアニメの国」だと世界的なイメージとなっているが、その歴史も特徴も、世界のアニメーションの本流に位置していたというよりは、…
映画『デデデデ』の結末が示した“日常の強靭さ” 1人の命と世界を天秤にかける倫理とは
「本当はこの世界はどのくらいヤバいのか」 多分、かなりヤバいはずではあると思う。地球の人口は80億人を超えてまだ伸びており、…
【新連載】アニメスタジオのここが知りたい! 色彩設計・石黒けいが語る“動画工房の色”
様々な職種のスタッフのチームワークによって命を吹き込まれるアニメーション。そんなアニメーション制作を支えるのがアニメスタジオだ。…
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』20年越し大ヒットの意義 往年の名作に眠る可能性
いつの時代も、映画興行には意外なヒットがあるのが面白いところだが、2024年はこれまでのところ、それが多くでている。 『機動…
ネタバレ=絶対悪なのか? 劇場版『名探偵コナン』試写会なしの意味を考える
劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が公開初日3日間だけで33億円の興行収入を叩き出す大ヒットを記録してい…
ゲームと映画の表現は近づいている? メディアを超えた“世界の構築”が新たなトレンドに
ここ数年、ゲームの映像化企画が目立つようになってきた。 ゲームの映像化企画は近年始まったわけではないが、大きな成功作は少なく…
『忍びの家』海外ヒットの理由は”Ninja”にあり? 日米共作で生まれた新しい忍者像
賀来賢人が主演・共同エグゼクティブプロデューサー・原案を務めたNetflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』…
新規VODはなぜ伸び悩む? データから見えた成熟した市場で生き抜く“成長ドライバー”とは
コロナ禍の巣ごもり需要により、大きく成長を遂げた国内動画配信市場。新規参入組、あるいは市場シェアが低い事業者に未来はあるのか、そ…
『アクロス・ザ・スパイダーバース』がTV初放送! 世界を驚かせた革命的な映像とドラマ性
『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018年/第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞)は、アニメーションの革命児として長く…