『時をかける少女』の世界をバーチャルトーハクが再現

『時をかける少女』の世界をバーチャルトーハクが再現 「架空」と「実在」が混在する新しい鑑賞体験とは

新型コロナウイルス感染の拡大によって、多くの産業がダメージを受けているが、美術館や博物館も例外ではない。そんな中、オンラインでも…

『ハイキュー!!』などスポーツアニメの魅力

“運動”自体がキャラクターの感情表現に? 『ハイキュー!!』『ユーリ!!! on ICE』などスポーツアニメの魅力

人は、なぜスポーツを見て感動するのだろうか。  例えば、100メートル走は人間が約10秒走るだけだ。10秒走るのを観て感動した…

『私のジャンルに「神」がいます』レビュー

Twitterでブレイク『私のジャンルに「神」がいます』はなぜ支持された? 同人活動が教えてくれる、創作の意味

「おけけパワー中島」のパワーワードで話題をさらった、真田つづるの『同人女の感情』が、『私のジャンルに「神」がいます』とタイトルを…

SF作家はシリコンバレーに敗北したのか?

SF作家はシリコンバレーに敗北したのか? ジェームズ・キャメロン『SF映画術』から考える

SFというジャンルは、近未来のイメージを示し、科学の発展の夢や悪夢を描き、現実の社会に大きな影響を与えてきた。また、現実社会の変…

なぜ『NARUTO』は海外で人気を博したのか

“NINJA”の逆輸入? 『NARUTO』が海外で人気を博した理由とは

2000年代の『週刊少年ジャンプ』を代表する漫画の一つ『NARUTO -ナルト-(以下NARUTO)』は海外、とりわけ北米市場で…

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』評

実写とアニメの境を見直す杉本穂高の連載開始 第1回は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』評

はじめに  連載を始める前に、この連載意図を記しておきたい。前置きとしてはやや長いかもしれないが、お付き合いただけると幸いだ。…

『ダイの大冒険』が決定づけた勇者の定義

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』が決定づけた「勇者」の定義とは? ダイとポップの関係性を考察

「勇者」という単語から、大多数の日本人は剣と魔法のファンタジーの世界で魔王に立ち向かう者、というイメージを思い浮かべるだろう。 …

『はたらく細胞』は学べるエンタメ作品!

『はたらく細胞』は学べるエンタメ作品! 謎解きクリエイター・松丸亮吾が解き明かす

体内の細胞を擬人化したアニメ『はたらく細胞』の特別上映版『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』が9月5日…

『ヴィジランテ』が問う、“ヒーロー”とは

『ヒロアカ』スピンオフ漫画『ヴィジランテ』が問いかける、“本当のヒーロー”とは?

『僕のヒーローアカデミア(以下ヒロアカ)』のスピンオフ漫画、『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-(ヴィジラ…

ジブリ作品リバイバル上映はなぜ成功した?

ジブリ名作のリバイバル上映はなぜ成功した? コロナ影響下の映画館で再確認できたコンテンツの魅力

新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が解除され、全国の経済活動が戻り始めているが、映画業界も6月上旬に全国ほぼ全ての映画…

“デジタル来世”は死を不平等にする?

“デジタル来世”は死を不平等にする? 話題のドラマ『アップロード』のテクノロジーから考える

人類は有史以来、死の恐怖と向き合い、これを克服しようとしてきた。  魂の存在や来世の存在を信じたりするのも、死という消滅の恐怖…

『すべては装丁内』著者は装丁デザイナー

本の“装丁”にはどんな演出が施されている? 現役装丁デザイナーが著したお仕事小説『すべては装丁内』

一冊の本が生まれる過程には色々な人が関わっている。著者はもちろん、イラストレーターや編集者、装丁担当、校正・校閲担当者や印刷所な…

千葉雅也が語る、痛みとの共存

千葉雅也が語る、自己破壊としての勉強と痛みとの共存 「生きることは、プリミティブな刺激を快楽に変換すること」

気鋭の哲学者、千葉雅也氏の『勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版』が文春文庫より発売された。本書は2017年に文藝春秋より…