実写なのにアニメ―ション? 『PUI PUI モルカー』から“ピクシレーション”を考える
2021年1月から放送開始された『PUI PUI モルカー』(以下、『モルカー』)が大人気である。 本作は、テレビ東京系『き…
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高校や中学の部活動を引退した後の期間は、何とも言えない奇妙な時間が流れる。練習に行かなくていい解放感と奇妙な喪失感がないまぜにな…
アニソン界のレジェンド、JAM Project(以下、JAM)の結成20周年を記念したドキュメンタリー映画『GET OVER -…
Netflixで2月5日から配信が始まった、韓国のSF超大作映画『スペース・スウィーパーズ』は驚きの作品だった。韓国の国内プロダ…
2020年のアニメ界を振り返るために、レギュラー執筆陣より、アニメ評論家の藤津亮太氏、映画ライターの杉本穂高氏、批評家・跡見学園…
新型コロナウイルスの感染拡大により、未曾有の事態に陥った2020年。1回目の緊急事態宣言下において、数多くの映画が公開延期となり…
「革命」と「伝統芸能」。この相反するように思える2つの言葉を軽やかにつなぐ書籍が登場した。 九龍ジョー氏の最新書籍『伝統芸能…
リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2020年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…
アニメーションの制作工程で、何をしているのかイメージしづらいものの一つに撮影がある。 「撮影」という言葉から連想するのは、カ…
新型コロナウイルス感染の拡大によって、多くの産業がダメージを受けているが、美術館や博物館も例外ではない。そんな中、オンラインでも…
「即興芝居」という言葉には、特別の響きがある。 映画には、基本的に脚本があり、脚本に沿って段取りがあり、あらかじめ予定してい…
人は、なぜスポーツを見て感動するのだろうか。 例えば、100メートル走は人間が約10秒走るだけだ。10秒走るのを観て感動した…
「おけけパワー中島」のパワーワードで話題をさらった、真田つづるの『同人女の感情』が、『私のジャンルに「神」がいます』とタイトルを…
冒頭、駅に停留していた列車が動き始める。主人公たちの声がオフで聞こえてくる。煙を堂々と噴き上げ、車輪が回転を始め、走り出した列車…
SFというジャンルは、近未来のイメージを示し、科学の発展の夢や悪夢を描き、現実の社会に大きな影響を与えてきた。また、現実社会の変…
2000年代の『週刊少年ジャンプ』を代表する漫画の一つ『NARUTO -ナルト-(以下NARUTO)』は海外、とりわけ北米市場で…
はじめに 連載を始める前に、この連載意図を記しておきたい。前置きとしてはやや長いかもしれないが、お付き合いただけると幸いだ。…
現在、最も豪華な映画鑑賞体験を提供してくれるシステムと言えばやはりIMAXだ。 そのIMAXの魅力を最大限に発揮する、クリス…
『君の膵臓をたべたい』や『青くて痛くて脆い』で知られる住野よるの最新作『この気持ちもいつか忘れる』が9月16日から発売されている…
体内の細胞を擬人化したアニメ『はたらく細胞』の特別上映版『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』が9月5日…
京都アニメーションが、2021年に公開・放送される2本の新作アニメーションを発表した。 一つめは、2017年に放送された『小…
川原礫原作のライトノベルをアニメ化した『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』の放送が…
あなたは犯罪者を愛する覚悟があるか。 『Fate/stay night 』(以下、『HF』)は、そんな答えにくい問いを突きつ…
8月28日の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)で米林宏昌監督の『借りぐらしのアリエッティ』が放送される。本作は、2010年…
アカデミー賞監督サム・メンデスが、第一次世界大戦にて重要な任務を負った2人の若い兵士を全編ワンカットで描いた『1917 命をかけ…
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』と『ブラッククローバー(ブラクロ)』、近年の『週刊少年ジャンプ』を代表する王道ヒーロー漫画…
ジム・キャリーのことを「顔芸役者」と呼ぶ人がいる。 それは侮蔑の意味がこもっている、らしい。コメディ以外の作品への出演も増え…
ぴあフィルムフェスティバル(PFF)はこれまで数多くの才能を送り出してきた。撮影所システムが崩壊した後の日本映画界で新しい人材の…
SEGAの生んだ世界的人気キャラクター、ソニックを主人公にした映画『ソニック・ザ・ムービー』が公開されている。 本作は本来で…