『すべては装丁内』著者は装丁デザイナー

本の“装丁”にはどんな演出が施されている? 現役装丁デザイナーが著したお仕事小説『すべては装丁内』

一冊の本が生まれる過程には色々な人が関わっている。著者はもちろん、イラストレーターや編集者、装丁担当、校正・校閲担当者や印刷所な…

千葉雅也が語る、痛みとの共存

千葉雅也が語る、自己破壊としての勉強と痛みとの共存 「生きることは、プリミティブな刺激を快楽に変換すること」

気鋭の哲学者、千葉雅也氏の『勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版』が文春文庫より発売された。本書は2017年に文藝春秋より…

続々と増える公開延期作、興行への影響は?

国内外で相次ぐ新型コロナウイルスによる映画の公開延期 今後も広がる興行への影響を考える

連日、ニュースで取り上げられ続ける新型コロナウイルス感染症。政府による大規模イベントの自粛要請に伴い、春休み映画の公開延期が続々…

『ミヤザキワールド』『ナウシカ考』レビュー

『風の谷のナウシカ』に表れる宮崎駿の“矛盾”とは? 『ミヤザキワールド』と『ナウシカ考』、2冊の書籍から考察

昨年末、宮崎駿に関連する書籍が相次いで2冊発売された。スーザン・ネイピア著『ミヤザキワールド 宮崎駿の闇と光』と赤坂憲雄著『ナウ…

2010年代アニメ映画評論家座談会【後編】

ポストジブリという問題設定の変容、女性作家の躍進 2010年代のアニメ映画を振り返る評論家座談会【後編】

年が明け2020年に突入。同時に2010年代という時代も終わりを迎えたリアルサウンド映画部では、この10年間のアニメーション映画…

『映像研には手を出すな!』映像化のポイント

『映像研には手を出すな!』映像制作の悲喜こもごもをどう描く? 湯浅政明・英勉監督の起用を考える

第一巻の第一話を読んですぐに、「これ早く動いてくれないかな」と思った。  その漫画は、『映像研には手を出すな!(以下、映像研)…

杉本穂高の「2019年アニメTOP10」

年末企画:杉本穂高の「2019年 年間ベストアニメTOP10」 劇場アニメが類を見ないほど豊作の年に

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2019年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

アニメにおける演奏表現の進化を辿る

『けいおん!』『バンドリ!』『うた☆プリ』……アニメーションにおける演奏表現の進化を辿る

今年の7月、老舗音楽雑誌『ロッキング・オン』が自社で音楽アニメのプロジ ェクトを開始すると発表した(参照:ロッキング・オンが…

小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』評

唯一の「京アニ大賞」受賞作、小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に宿る“言葉の力”

玲瓏(れいろう)という言葉がある。小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の主人公ヴァイオレットの声を描写する言葉として繰り返し…

『ワイスピ』最新作4DX版体験レポ

アクション映画の可能性を限界まで追求!? 『ワイスピ』最新作4DX版で主演2人の躍動感を体験

この夏一番の筋肉祭り『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が8月2日より公開された。本作は、大ヒットシリーズ『ワイルド・スピード…