内海光司×佐藤アツヒロの阿吽の呼吸がここに 『こんなところでキャンパーズ!』をアピール

BS松竹東急でオンエア中の内海光司と佐藤アツヒロが出演する新感覚キャンプ番組『こんなところでキャンパーズ!』のSEASON1が、2月16日より、ホームドラマチャンネルでCS初放送される。
内海と佐藤がゲストを迎え、日本全国“ありえない場所”でキャンプをする同番組。当日まで行き先もゲストも分からない中、すべて自己責任の1泊2日ガチ旅を行う。
今回、2022年より放送されている人気シリーズがCS初放送されることを記念し、取材が行われた。仲の良さが垣間見える二人のやりとりにも注目しつつご覧いただきたい。(浜瀬将樹)
“本性”がどんどん出てくるのが醍醐味

ーーCS放送をきっかけに改めてご覧になる方が増えることになります。現在の心境をお聞かせください。
内海光司(以下、内海):よりたくさんの方に観ていただく機会が増えて、気が引き締まる思いもありますし、今後も引き続きいい意味での新しさと、いい意味でのマンネリ感もミックスさせつつやっていきたいですね。真剣に観る番組ではなく、ゆるく観ていただけたらと思います(笑)。
佐藤アツヒロ(以下、佐藤):もう放送してしまったものですし、今から面白くしようと思っても無理なんですよ。
内海:そりゃそうだ。
ーー(笑)。
佐藤:『こんなところでキャンパーズ!』という番組名にもあるように、本当にいろんな場所でわちゃわちゃキャンプをしているので、ぜひ楽しんでほしいです。
ーーお二人は過去回を見返すことってあるんですか?
佐藤:(BS松竹東急で)再放送が始まったときから観ていますよ。ずっと追いかけていますし、今回もまた観るんじゃないですかね。観ていると新鮮なんですよ。ドラマや映画と違って台本がないし、同じように笑ってしまうんです。
内海:再放送を観ていると忘れてることも多いから、そこからヒントを得て、「これができるのなら、これもできるんじゃないか」と、発想も広がりますね。あと、カメラがずっと回っているから、いつどこで撮られているのか分からないし、どこが使われるのかも分からないじゃないですか。だから「これだけは再放送しないでくれ」というものもあります(笑)。そういう意味では新鮮です。

ーーSEASON1のゲストは、青木源太さんと北原里英さんでした。
内海:「最初のゲストは誰だろう?」というワクワクとドキドキがあったんですけど、その頃、里英ちゃんとはずっと舞台で一緒だったんで「あれ? 先週まで一緒だったよね?」くらいの感じだったし、源太くんも知っていたから初めてでもない。初回ゲストが知っている方で安心しました。
佐藤:ウッチーってホーム(ゲストに共通点が多い)なことが多いよね。
内海:年代が近いとかね。
佐藤:僕たちは当日までどんな方がいらっしゃるのか知らないので、前の日に情報を調べることもできない。いろいろ想像しながらお話を聞くこともあるんですよ。
内海:撮影してる間にだんだん仲が深まって、1泊2日のロケが終わるぐらいにやっと仲良くなっているよね。ごはんを作りながらとか、お酒を飲みながらとか、キャンピング号の中とか……。そういったシチュエーションだから、真面目な話というよりは自然な会話になりますし、共同作業をやっているからか、距離が縮まるスピードも早いです。
佐藤:話数を重ねるたびにどんどん距離が近くなっているのが分かるので、ちょっと物語的にもなっているんですよ。僕は結構人見知りをするので「仲良くなってきたんだな」というのも分かりやすいと思います。
内海:ゲストさん同士が初対面というパターンもあって、最初、4人が全然慣れず、少しずつ仲良くなっていくこともあります。
佐藤:3時間ぐらいなら表面上の会話でいけるんだけど、1日半だと、みんなの本性がどんどん出てくるんです。それがこの番組の醍醐味ですね。
ーー(笑)。ゲスト側のリアクションも楽しみながらやられているんですね。
佐藤:番組が始まった当初、自分たちもそうだけど、ゲストさんたちの素を出せたらいいなと思っていました。長い時間一緒にいるので、普段出られている番組とは違う姿を見せられたらなと。
内海:これだけ長くやらせてもらっていると、1回出たゲストさんが、また遊びに来てくれることもあるんです。そういったパターンだと、最初から気心知れた仲なんで、また違う展開にもなって面白いですよね。
佐藤:この番組で自分たちの芸歴が長いことを知りました。「この人、テレビで観たことある」という方が来られても、相手方からすれば「小学生の頃観てました」みたいなこともありますから。