109シネマズ二子玉川のIMAXレーザーで、最高の映像プレゼンテーション『TENET テネット』を体験

109シネマズ二子玉川のIMAXレーザーで、最高の映像プレゼンテーション『TENET テネット』を体験

 現在、最も豪華な映画鑑賞体験を提供してくれるシステムと言えばやはりIMAXだ。

 そのIMAXの魅力を最大限に発揮する、クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』の公開が日本でも始まった。新型コロナウイルスの世界的流行で、世界中の映画館が苦境に陥る中、最高の映画館体験を追求するノーラン監督の最新作は、映画館に観客を呼び戻す起爆剤となった。

 109シネマズ二子玉川では、さらなる鑑賞体験の向上を追求すべく、今年3月にIMAXデジタルシアターをIMAXレーザーへとアップグレードした。4Kプロジェクターによる高精細で明るい映像はよりコントラストをシャープに表現し、映像の細部までクリアな表現を可能にし、12chの立体音響はこれまで以上の臨場感を提供する。

 そんなIMAXレーザーの魅力を、IMAX社のアジア太平洋地域のフィルムディストリビューションのディレクターを務めるウォルト・チヨウ氏に語ってもらった。

IMAX社の品質へのこだわり

 109シネマズ二子玉川に導入されたIMAXレーザーは、解像度4Kのレーザープロジェクターを使用する。これまで2Kの解像度だったIMAXデジタルから倍の解像度のプロジェクターとなるわけだが、それによって映像の質はどのように変化するのだろうか。

 ウォルト氏は、「IMAX社は、当社の70mmフィルムカメラを起用し、70mmフィルム上映を芸術的側面からもこだわりを持ってくださる映像製作者へのサポートは続けておりますが、4Kレーザープロジェクターに関しては、白と黒のコントラストにおいて、これまで最高の品質とされていた70ミリフィルムの映写機をも上回る性能を持っており、我々もこのIMAXレーザーのプロジェクターを開発している時は、ここまでのものになるとは思っていませんでした」と語る。

ウォルト・チヨウ氏

 IMAXレーザーは音響面でも、IMAXデジタルの5chを上回る12chサウンドシステムとなる。前後左右、そして天井にもスピーカーが付き、針が落ちる小さな音からジェット機の轟音まで幅広い音域を正確に再現できる。

 IMAXの音響の秘密は、独自の劇場構造の設計にある。ウォルト氏は「IMAXシアターの音響設計は独自特許を取得したもので、劇場のサイズに対して、どの位置にスピーカーを置くか、どのように壁を作るのかなど細かい特許を取得しています。劇場立ち上げ時に弊社のエンジニアが立ち会い厳格に音響を調整しているのです。この独自設計によって、どの座席でも同じようにクリアな音響を楽しむことができるのです」と語る。

 IMAX社の仕事は、劇場を作って終わりではない。常に最高の品質を提供するために、世界中のIMAXシアターを常時モニタリングしているのだ。

「IMAXシアターのもう一つの特徴としてNOCシステムというものがあります。世界中のIMAXシアター内の音響が高すぎたり低すぎたりしていないかなど、365日24時間体制でモニタリングしているのです。何か異常を検知すれば、カナダと中国の本部からエンジニアに連絡が入り、各劇場に通達する仕組みになっています」

 ウォルト氏は、このシステムがあるから「我々は世界で一番の劇場体験を提供できると自信をもって言える」と強調する。常に品質のチェックを欠かさない姿勢がIMAXでの鑑賞体験を特別なものにしているのだ。

IMAXレーザーのスクリーン

 そして、そのIMAXでの劇場体験を最大級に評価するのがクリストファー・ノーラン監督だ。ノーラン監督は『バットマン・ビギンズ』でIMAX上映を導入し、『ダークナイト』でIMAX70ミリフィルムカメラでの撮影を敢行して以来、常に最高の映画体験を提供するためにIMAXにこだわってきた。

 ウォルト氏もノーラン監督を「パートナーとして最も重要な監督のひとり」と語る。

「ノーラン監督はIMAXカメラで長編ハリウッド映画を撮影した初めての監督ですし、私たちにとって最も重要な監督のひとりです。私がIMAXで働き始めたころに、ちょうどワーナー・ブラザース配給作品であるノーラン監督の『バットマン・ビギンズ』が公開されました。同僚と彼の映画を観に行った時にIMAXのポテンシャルの大きさを実感したことをよく覚えています。彼はIMAXを世に広めるために大きく貢献してくれた人物です。今まで、7作品をIMAXで上映し、そのうち5作品をIMAXカメラで撮影した監督です」

ジョン・デヴィッド・ワシントンとクリストファー・ノーラン

 ノーラン監督は勉強熱心であるという。彼はIMAXで何ができるのか、どうすればより良い映画を作れるようになるのかを常に質問してくるそうだ。

「ノーラン監督は、カメラの使い方をはじめ、最高の映像プレゼンテーションを観客に届けるためにはどうすればいいか教えてほしいと常に聞いてきます。IMAXでの鑑賞体験を最高にするべく常に新しいことを学ぼうとしてくれます」

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