アニメは実写に、実写はアニメになるの記事一覧

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アニメは実写に、実写はアニメになるの記事一覧です

新海誠らが乗り越えようとした“分断”

『すずめの戸締まり』と震災ドキュメンタリーが捉える“フィクションだから描ける現実”

新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』は、死者の声を聴く映画だった。  「死者の声を聴く」というキーワードである文章を思い出し…

『アバター:WoW』は“実写”なのか

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は“実写映画”なのか 提示された“新しい現実”

実写とアニメーションの境界は、今日の映像世界では限りなく曖昧になっている。  ジェームズ・キャメロン監督の『アバター:ウェイ・…

『るろうに剣心』が生んだ実写ならではの表現

『るろうに剣心』が追求する“実写ならでは”の表現とは? 時代劇の美学と異なるリアリティ

和月伸宏のマンガを、大友啓史監督が実写映画化した『るろうに剣心』は、マンガ・アニメの実写映画化の成功例と言われる。シリーズ全5作…

『マトリックス』はなぜ“画期的”だったのか

『マトリックス』はなぜ“画期的”だったのか バレットタイム演出が生んだ別のリアリズム

長らく映画批評を支配してきたのは、写真の「客観的な記録性(インデックス性)」に依拠した自然主義的リアリズムだ。現実を写し取ること…

庵野秀明が追い続けた“虚構と現実”の境界

『シン・エヴァ』ラストカットの奇妙さの正体とは 庵野秀明が追い続けた“虚構と現実”の境界

※本稿には、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の結末を含む内容への言及があります。   『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラスト…

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』評

実写とアニメの境を見直す杉本穂高の連載開始 第1回は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』評

はじめに  連載を始める前に、この連載意図を記しておきたい。前置きとしてはやや長いかもしれないが、お付き合いただけると幸いだ。…