都市拡張音楽ライブ『Hyper Music Venue』特集

　11月20日より開催中の、都市拡張音楽ライブ『Hyper Music Venue』は、XRクリエイターとフィーチャリングアーティストたちが、渋谷の街を舞台に“あらたな音楽体験空間（＝音楽ベニュー）”の創出を目指すプロジェクトだ。

　クリエイターたちは、フィーチャリングアーティストから提供されるデータを活用した作品を制作する。そして体験者である「あなた」は、渋谷の街でスマートフォンをかざし、空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を通すことで、クリエイターたちによって制作された「都市拡張ライブ」を街に“レイヤード”できるのだ。

　第1弾のフィーチャリングアーティストは、2025年初頭にエンディングを迎える「でんぱ組.inc」。彼女らの楽曲データおよびボリュメトリックデータが提供されるほか、メンバー自ら審査員としても参加する。

　今回の『Hyper Music Venue』特集では、本プロジェクトに応募された多彩な作品群の紹介や、キーパーソンへのインタビューを実施。「都市×音楽×テクノロジー」という複合的な要素で成り立つ『Hyper Music Venue』の魅力と意義を深掘りしていく。