書評の記事一覧

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書評の記事一覧です

『鬼滅の刃』不死川玄弥が兄に伝えたもの

『鬼滅の刃』不死川玄弥、壮絶な戦いの果てに兄に伝えたメッセージ 不器用な少年の成長物語

『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴)のキャラクター評、今回は、不死川玄弥を採り上げたいと思う。 ※以下、ネタバレあり “鬼の力…

『イタKiss』多田かおるが与えた影響

『イタズラなKiss』多田かおるが少女漫画界に与えた影響 30年経った今でも愛される理由とは?

故・多田かおるの代表作『イタズラなKiss』。日本だけでなくアジアでも幅広い人気を誇るこの作品は、1996年のドラマ化を皮切りに…

“その後"の物語『葬送のフリーレン』

『葬送のフリーレン』魔王を倒した後の世界、不老長寿の魔法使いが抱いた思いとは?

 『響~小説家になる方法~』の柳本光晴が、将棋界を舞台にした『龍と苺』で鮎喰響に負けない天才少女の暴れっぷりを描き、『う…

『グッドモーニング・キス』菜緒の未来は?

『グッドモーニング・コール』から『グッドモーニング・キス』へ 菜緒が選んだ道は正しいのか?

『グッドモーニング・コール』では中学生だった菜緒と上原くんも、続編の『グッドモーニング・キス』ではそれぞれ大学生になりました。そ…

澁澤龍彥の名著はどう漫画化された?

澁澤龍彥の名著『高丘親王航海記』はコミカライズでどう生まれ変わった? 漫画家・近藤ようこの手腕

北鎌倉の小高い山の中腹にいまもある、白い瀟洒(しょうしゃ)な館の奥の部屋――古今東西の書物や珍奇なオブジェに囲まれた妖しげな書斎…

『修羅の門』連載時の格闘技界の様子とは?

『修羅の門』が格闘技ファンの心を掴んだ理由 古武術vs現代格闘技のロマン

あの異常なまでの格闘技ブーム。その炎が世間的にも鎮火し、私自身も現在はどんな選手がいてどのような闘い模様となっているのかもわから…

矢沢あい『NANA』に至るまで道のり

矢沢あい『天使なんかじゃない』から『NANA』への道筋 「りぼん」脱却で見出した作家性とは?

少女漫画の歴代発行部数において、『花より男子』『ガラスの仮面』に次ぐ累計5000万部(2019年時点)を誇る大ヒット作『NANA…

『ねこぢるうどん』連載時のムード

『ねこぢるうどん』の不穏さは現代を予見していた? 90年代の不条理ギャグが映し出す変化

いがらしみきお『ぼのぼの』(1986年~)、相原コージ『かってにシロクマ』(1986年~1989年)、中川いさみ『クマのプー太郎…

あだち充『タッチ』のスポ根漫画要素とは?

あだち充『タッチ』は極めて80年代的なスポ根漫画だったーー上杉達也が見せた“ド根性”

「夏の甲子園」が漫画に与えた影響  全国高等学校野球選手権大会――いわゆる「夏の甲子園」が中止になったのは、今年で…

将棋界で暴れる少女を描く『龍と苺』

将棋界に現れた天才少女は女性差別にも立ち向かうーー『龍と苺』が描く、命を賭けた戦いの熱さ

芥川賞と直木賞を女子高生が同時に受賞するという、前代未聞の出来事を漫画『響~小説家になる方法~』で描き、マンガ大賞2017に輝い…

『ヴィジランテ』が問う、“ヒーロー”とは

『ヒロアカ』スピンオフ漫画『ヴィジランテ』が問いかける、“本当のヒーロー”とは?

『僕のヒーローアカデミア(以下ヒロアカ)』のスピンオフ漫画、『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-(ヴィジラ…

いま最も前衛的な漫画『チェンソーマン』

いま最もぶっ飛んだ漫画『チェンソーマン』 「わかりやすさ」から逸脱する、前衛的な表現を考察

藤本タツキの『チェンソーマン』の単行本(現在8巻まで刊行)の累計発行部数が、300万部を突破したらしい。といってもこれは8月上旬…

『座敷女』の理不尽な怖さ

90年代ホラーの傑作『座敷女』は今も我々を追い詰める……理不尽なストーカーの恐怖

本来なら肝だめしや怪談などで身も心も涼みたいシーズンですが、今年の夏はご存知のように新型コロナウイルスの影響でそんなことを楽しん…