書評の記事一覧

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『ONE PIECE』フランキーの役割

『ONE PIECE』フランキーの一味における役割とは? 作者の遊び心が詰め込まれた“飛び道具”の魅力

麦わらの一味において、最大級に“なんでもあり”を体現した船大工のフランキー。彼は、「そんなのありか!?」と私たち読者が思わずツッ…

高橋留美子が問いかける人間の生と業

高橋留美子のターニングポイントは「人魚シリーズ」だったーー名作『犬夜叉』へと連なる新たな作風

高橋留美子『犬夜叉』は国内外でもファンが多い。今秋にはその続編となる、犬夜叉の娘を主人公とした『半妖の夜叉姫』のアニメ化放映が決…

『TO-Y』連載時の音楽シーンとは?

伝説的音楽マンガ『TO-Y』が描いた、バンドブーム前夜の風景 パンク幻想をかきたてた「初期衝動」を振り返る

自らの黒歴史として隠蔽したいもののひとつやふたつは誰にでもあるだろう。だがしかし、そいつを若気のいたりと恥じながら心の箪笥の奥底…

『BANANA FISH』アッシュと英二の関係性

『BANANA FISH』アッシュと英二の“魂に触れる”関係性ーー少女マンガとしての魅力を考察

『BANANA FISH』は、少女マンガなのに女が登場しないことで有名な作品です。ニューヨークを舞台にドンパチやるハードボイルド…

やまもり三香、エージェント所属で変化は?

『ひるなかの流星』やまもり三香、「デザート」新連載はどんな物語に? 作者の環境の変化にも注目

『デザート』9月号(講談社)にて、やまもり三香氏の新連載『うるわしの宵の月』が、表紙&巻頭カラー65ページでスタートした。  …

漫画における「気」の描き方

テレパシー、かめはめ波、スタンド……漫画における「気」の表現はどう進化してきた?

「気」。精神の力ともいうべき、目には見えない無形なモノを形として表現する、表現できる、というのは漫画の醍醐味のひとつであるが、こ…

『タイパラ』は“持たざる者”へ問いかける

才能なき漫画家はジャンプ連載とどう向き合う? 『タイムパラドクスゴーストライター』が問う“持たざる者”の生き方

8月4日。『タイムパラドクスゴーストライター』(集英社、以下『タイパラ』)の第1巻が発売された。市真ケンジ(原作)と伊達恒大(作…

『アンサング』原作とドラマのアプローチの違い

『アンサングシンデレラ』原作はドラマとどう違う? 薬剤師の実態に迫るアプローチ

一人の病院薬剤師を通して見る“病院”の姿こそが本作の魅力だろう。『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』(コアミックス)は…

『鬼滅の刃』悲鳴嶼行冥の弱点とは?

『鬼滅の刃』最強の剣士、悲鳴嶼行冥の弱点とは? 竈門兄妹との出会いが変えた心

『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴)のキャラクター評、今回は、鬼殺隊最強の剣士――悲鳴嶼行冥を採り上げたいと思う。 最年長の柱の能力とは…

『ナギサさん』ドラマと原作の違いは?

『私の家政夫ナギサさん』ドラマと原作漫画の違い 母娘の物語はどう昇華された?

家政婦さんに来てもらいたいくらい忙しい! 多くの働く人にとって、家事と仕事の両立は永遠のテーマだろう。「家事は潔くアウトソーシン…