書評の記事一覧

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書評の記事一覧です

『美味しんぼ』読者の心を打った“神回”4選

「トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ」 『美味しんぼ』読者の心を打った“神回”4選

料理漫画の草分け的存在、『美味しんぼ』。物語の中心は山岡士郎と海原雄山の対立、そして「究極対至高」の対決だが、それ以外の話も充実…

『ドー活!?』が伝える愚直な「好き」の気持ち

人はなぜ同人活動をするのか? 『ドージン活動、はじめました!?』が伝える「好き」という気持ちの尊さ

Twitterで「同人活動」をする女性の人間関係を描いた作品『私のジャンルに「神」がいます』(真田つづる)が大きな反響を呼び、先…

“禁断のラブストーリー”どう読み解く?

年齢差カップルの“禁断ラブストーリー”は今、どう描くべきか? 『私の少年』と『恋のツキ』から読み解く

“年齢差のある男女の禁断のラブストーリー”と言われて、あなたはどんな作品を思い浮かべるだろうか。  ドラマなら『高校教…

『働きマン』が全ての企業戦士に伝えたもの

安野モヨコ『働きマン』が伝えた企業戦士へのメッセージとは? 働く女性の20年間の変遷

安野モヨコは、00年代の女性像を的確に捉えた作家の1人である。『花とみつばち』では女性ではなく男性を「花」とし、花から花へ渡るの…

浅野いにおが描いてきた「社会」とは?

『おやすみプンプン』『デデデデ』浅野いにおが描いてきた「現実の社会と時代」とは?

音楽、映画、小説……いつだってポップカルチャーは意図の有無を問わず、その時々の社会を作品に描き出していた。1969年から連載がス…

浅野いにお『ソラニン』が描く00年代

浅野いにお『ソラニン』が活写した、00年代の風景ーー種田と芽衣子はなぜ幸せになれなかったのか?

今から20年前、「ノストラダムスの大予言」は大外れし、時代はあっさり2000年代に突入した。バブル崩壊からすでに数年が経ち、不景…

伊原六花のグラビアが人を惹きつける理由

伊原六花のグラビアは見る人を笑顔にするーーそのポジティブな魅力を考察

伊原六花が10月14日発売の『週刊少年マガジン』第46号の巻頭グラビアに初登場。華やかで明るい姿を6Pのグラビアで見せてくれてい…

ラブコメ漫画の開拓者としてのまつもと泉

まつもと泉は「ラブコメ漫画の開拓者」だったーー永遠の名作『きまぐれオレンジ☆ロード』の功績

80年代に一世を風靡したラブコメ漫画の名作『きまぐれオレンジ☆ロード』の作者・まつもと泉が、10月6日に亡くなっていたということ…

『青野くんに触りたいから死にたい』評

死んだ恋人との交際、少女が気づいた“家族の呪い”とは? 異色のホラーラブストーリー『青野くんに触りたいから死にたい』

付き合い始めたばかりの彼氏を交通事故で喪った刈谷優里。悲しみに暮れ、もう死んでしまいたいと手首にカッターを当てた時、飛び出してき…

矢沢あい『下弦の月』は名作なのか?

矢沢あい『下弦の月』は名作か否か? 評価が分かれる難解な物語を解説

矢沢あいの「りぼん」最終作となった『下弦の月』。その評価は真っ二つである。メイン読者層を置いてきぼりにした難解極まる本作は、はた…

『キン肉マン』大魔王サタンは「稼げるレスラー」である

『キン肉マン』大魔王サタンは「稼げるレスラー」である ジャスティスマン戦で発揮したヒールの才能

   プロレス的視点からキン肉マンの各シリーズのベストバウトを紹介していく本シリーズの第3回は、オメガ・ケンタウリの六鎗客編(コ…

『水は海に向かって流れる』魅力とは?

各マンガ賞に続々ノミネート、田島列島『水は海に向かって流れる』完結へ 悲劇にユーモアで向き合う作風を読む

※本稿は、最終巻のネタバレが一部有ります。  田島列島の漫画『水は海に向かって流れる』が完結した。  『水は海に向かって流れ…