【漫画】萌え猫VTuberの知られてはいけない“顔”とは? ドキドキコメディ『おれは美少女VTuber』

【漫画】VTuberの知られてはいけない“顔”

 人気プリンセスVTuberの中身は、高い声がコンプレックスの少年。“チョロい”リスナー相手に承認欲求を満たしていたなか、想定外のピンチを迎え……。

 VTuberをしていることを隠している少年の、ドキドキライフを描く漫画がXにアップされた。本作は漫画家・くろだまめた(@kuromame_0825)氏が「マガポケ」にて連載中の、『おれは美少女VTuber』の第1話だ。

 今回は本作を創作した背景やキャラクター制作のこだわりについて、くろだまめた氏に話を聞く。(青木圭介)

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『おれは美少女VTuber』(くろだまめた/講談社)

ーー本作を創作した背景を教えてください。

くろだまめた:元々は、私が自分好みの少年キャラクターを描きたいと思ったのがきっかけです。しかし、本作を連載している「マガポケ」の読者さんは大人の方が多くて、視点となる主人公をあえて少年にすることに理由や必然性が必要でした。そこで主人公が少年であることに説明がつく、「声変わり前の少年が顔を隠してVTuberになる」という設定を考えたんです。

ーーくろだまめた氏が好む少年キャラクター、主人公・史姫の要素とは?

くろだまめた:少年キャラクターの魅力は未成熟な精神にあると思っているので、コンプレックスに悩んだり理想の自分ではないことに悩んだりする主人公にしています。あとはいっぱいいっぱいになって感情が出てくるような少年キャラクターも好きで、いじられて辱められる姿も描きたかったんです。友達である景近は、史姫のそんな表情を引き出すために考えました。

ーー主要キャラクターである景近はそのような役割で生まれたんですね。

くろだまめた:景近は、とにかく史姫を振り回すために生まれたキャラクターです。でも読者さんの反応を見ると、思っていたより景近が好きと言ってくれている方が多くて、意外ながらもとてもありがたく思っています!

ーー史姫が操るVTuber・猫乃姫にゃるにゃんはどのように考えましたか?

くろだまめた:いわゆる萌えっぽい、可愛いVTuberになるように意識して考えました。声を当てているVTuberが可愛い女の子であることで、中の人である主人公の声が高くて可愛いことがイメージできるようにしたいと思いまして。 あと、私が以前少女漫画誌である「ちゃお」で連載していたので、自分がこれまで描いてきたキュルキュルな女の子の絵柄を活かせればと思い、目が大きくて可愛らしい女の子にしました。

ーー本作のなかで、くろだまめた氏自身が気に入っているポイントを教えてください。

くろだまめた:最初の3ページ目までのカラーは結構こだわりました。1ページ目で「マガポケ」にしては可愛い絵柄のキャラクターが出てきたな、すごいピンクだなと思ってもらう。そこからめくりで暗めの青とか黒とかになり、パッと見で変化を感じてもらえるよう意識しました。

 あとは一番最後の、景近だけが描かれたページも気に入っていますね。私としては、「ここから物語が始まる!」と言っても過言ではないほど大事なページだと思っているので、お気に入りです。

ーーくろだまめた氏が漫画を描き始めたきっかけは?

くろだまめた:漫画が好きな方って、小さい頃とか特に漫画のキャラクターに恋をするとかあると思うんですけど、私も例に漏れず「ちゃお」の漫画に登場するキャラクターが好きでした。 そこで、私も誰かの人生の推しになれるようなキャラクターを描きたいと思ったのが、漫画を描き始めたきっかけです。今は「マガポケ」で連載をしていますが、誰かの推しになれるキャラクターを描きたいという気持ちは変わっていません。

ーー最後に、本作の今後の展望を教えてください。

くろだまめた:『おれは美少女VTuber』というどう考えてもダサいタイトルで、中身もコメディでアホっぽい感じですが(笑)、アホっぽいながらも少しでも読者さんのお守りになれるような作品にできればと思っています。誰かのコンプレックスとか理想の自分に近づけない現実とか、そういったネガティブな気持ちに寄り添える漫画にできると嬉しいです。

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