文芸の記事・ニュース・画像一覧
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小川哲、成功と承認を渇望する人々の虚と実を描く最新小説『君が手にするはずだった黄金について』
2015年『ユートロニカのこちら側』でハヤカワSFコンテスト大賞を受賞し、作家デビュー。以来刊行した単行本全てが文学賞を受賞し、…
辻村深月やラランド・ニシダも絶賛 小学館ノンフィクション大賞受賞作『特攻服少女と1825日』発売
小学館ノンフィクション大賞を受賞した作品『特攻服少女と1825日』が7月13日に小学館より発売された。 「多摩のジェイソン」…
泉鏡花文学賞受賞で話題の作家・大濱普美子デビュー作品集『猫の木のある庭』文庫化
『陽だまりの果て』で第50回泉鏡花文学賞を昨年受賞し話題となった、大濱普美子のデビュー作『猫の木のある庭』(河出文庫)が7月6日…
柴 那典の『モンパルナス1934』レビュー 「ポップカルチャーは、歴史の積み重ねから成り立っている」
ポップカルチャーは、歴史の積み重ねから成り立っている。 多くの人は自身の10代や20代の頃の体験を大事に抱えている。だから世…
BiSHメンバー、解散後の活躍に出版界も期待 メンバーそれぞれが持つ“言葉の強さ”
“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが、6月29日に東京ドームにて行ったワンマンライブ『Bye-ByeShowforNever…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 朝比奈秋『あなたの燃える左手で』の意欲的な挑戦
朝比奈秋には三島賞だけではなくて芥川賞もあげてもらえないだろうか。 先日第169回芥川・直木両賞の候補作が発表された。残…
砂村かいり × モモコグミカンパニーが語る、アイドル活動を終えた後の人生 「カメラをむけられないけれど、生活は続く」
環は、デザイン事務所に転職した。上司でデザイナーの菜里子は、かつて憧れた地元のアイドルだった。環自身も過去にアイドルを…
ネタバレ厳禁で話題沸騰『世界でいちばん透きとおった物語』の凄さとは? ミステリファン必読の快作
本の帯に「ネタバレ厳禁!」と、大きく書いてある。読んでみて納得。なるほど、杉井光の『世界でいちばん透きとおった物語』(新潮社)は…
田家秀樹の『モンパルナス1934』レビュー 「志」や「願い」がバトンリレーのように受け継がれていく
あのレストランにこれだけ歴史性に富んだ物語があるとは誰が思っただろう。 1960年の開店以来、東京の新しい文化の発信地として…
誰もが持つ“心の宝石”を輝かせるために 癒しのジュエリーミステリー『鎌倉硝子館の宝石魔法師』の魅力
人はなぜ、宝石に惹かれるのだろう。昔からフィクションにおいても、宝石は希少な輝きで人々を魅了し、心を浄化させながら、一…
ドラマ化で話題『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』 原作エッセイとの違いは?
「わたしが高校生だったころ、学校から帰ったら、母が大騒ぎしていた。なんだ、なんだ。一体どうした」 こんな文章で始まるのは、『…
『世界でいちばん透きとおった物語』YouTubeで大反響 緊急重版決定
発売直後から口コミで話題となっていた『世界でいちばん透きとおった物語』。5月16日に公開されたYouTuber「TERUちゃん」…
大友花恋の『モンパルナス1934』レビュー 「紙の上にならぶ文字が、光っていた」
アルファレコード創立者の村井邦彦と日本経済新聞編集委員の吉田俊宏が共同執筆した小説『モンパルナス1934』が、4月30日に株式会…
東京創元社 編集者が明かす、傑作海外ミステリーの見つけ方 「言語化できる強い魅力がある作品を選ぶ」
ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版社である東京創元社は、海外の優れたミステリー作品の翻訳/刊行でも知られている。本屋…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 最強の主人公を描いた小説『成瀬は天下を取りにいく』の衝撃
しばらく読んだところで、胸の中に複数のイメージが広がり始めた。 そういえばあのときこんなことがあったっけ、というような自…
杉江松恋の新鋭作家ハンティング 現役プロレスラー・TAJIRIの初小説『少年とリング屋』を読む
これは夢の小説だ。 『少年とリング屋』(イースト・プレス)は現役プロレスラーのTAJIRIが初めて発表した小説である。…