エッセイの記事一覧

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エッセイの記事一覧です

パルプ・フィクション現象に出口はあるか

出版業界が陥るパルプ・フィクション現象に出口はあるか 『パルプ・ノンフィクション』が伝える、紙の本への情熱

本書を読んで、大いに共感し、激しく胸を揺さぶられた。出版業界の内側を書いた本だからだ。著者とは立場が違うが、私も文芸評論家という…

韓国のフェミ漫画『クソ女の美学』リリース

韓国フェミニズムの最先端『クソ女の美学』日本版リリース決定 漫画エッセイで“ごく当たり前”の願いを訴える

韓国で大反響を呼んだ、漫画家ミン・ソヨンがフェミニズムをテーマに描いた漫画作品『クソ女の美学』(岡崎暢子訳/ワニブックス刊) の…

世界各国で緊急刊行『コロナの時代の僕ら』

世界26カ国で緊急刊行 イタリア人作家による『コロナの時代の僕ら』

イタリアのベストセラー作家パオロ・ジョルダーノによる27篇のエッセイ集『コロナの時代の僕ら』(原題:Nel Contagio)が…

『クズより怖いものはない』を読んで

まずは自分が「クズ」と認めるのが大事? カレー沢薫『クズより怖いものはない』には多様性社会へのヒントが詰まっている

あなたは「クズですね」と言われたら、どんな反応をするだろうか。「何を言うんだ!」と怒り出すだろうか? それとも「お前のほうがクズ…

cero 荒内佑、エッセイが待望の書籍化

cero 荒内佑、連載エッセイ「宇宙のランチ」が待望の書籍化 タイトルは『小鳥たちの計画』

ポップバンド ceroのメンバーであり、音楽家の荒内佑による初のエッセイ集が4月23日に筑摩書房より発売される。  同書は筑摩…

そわんわん&とどろんが示す価値観

人気YouTuber そわんわん&とどろん、なぜ好感を持てる? 正反対なふたりの共通点とは

日本のTVのバラエティ番組で行われている外見いじりや、自分の容姿を自虐するネタ・芸人が苦手だ。しかし「ブス」を自称するインフルエ…

『つげ義春日記』で描かれる赤裸々な生活

『つげ義春日記』はなぜ文学たりえるのか? 赤裸々に綴られた日々に漂う“正直さ”

   講談社文芸文庫の3月新刊は2点。これがなかなか攻めている。まずは『稲垣足穂詩文集』という「らしくない」企画にも驚かされたが…

作家が紡ぐ愛猫家の心に寄り添う猫エッセイ

猫を失った悲しみは猫でしか埋まらないーー『心にいつも猫をかかえて』は愛猫家の心に寄り添う

ねこライター。そんな肩書きを名乗り始めて、もうすぐ5年になろうとしている。振り返ってみればこの5年で色々な「猫脈」が生まれ、愛猫…

加藤シゲアキ初エッセイで描かれる旅と別れ

加藤シゲアキ『できることならスティードで』を読むと、バイクで旅に出たくなる

バイクの免許が欲しくなるのはこういう本を読んだときだ。加藤シゲアキ著『できることならスティードで』が3月6日に上梓された。本書に…

伝説の書『八本脚の蝶』レビュー

伝説の編集者・二階堂奥歯はなぜ25歳でこの世を去ったのか? 『八本脚の蝶』復刊に寄せて

ビブリオフィリアによる文章  二階堂奥歯の名をご存じだろうか。『八本脚の蝶』というなんとも蠱惑(こわく)的なタイトルの書物の著…

『あやうく一生懸命~』訳者インタビュー

『あやうく一生懸命生きるところだった』訳者が語る、韓国社会に学ぶ“正解に縛られない”生き方

「必死に生きないと振り落とされる」「頑張らないと負け組になる」……気づけば、休むことなく一生懸命に走り続けてきた現代社会。でも、…

宮下草薙の「エモい関係」を読む

宮下草薙、独自のコミュニケーションに垣間見る“エモい関係” 『宮下草薙の不毛なやりとり』を読む

『宮下草薙の不毛なやりとり』を読むと売れっ子草薙は宮下なしには誕生しなかったことがわかる。  太田プロの養成所で出会ったふたり…

阿佐ヶ谷姉妹の往復エッセイ文庫化

『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』文庫化 エッセイ、書き下ろし小説、二人の対談も収録

2018年7月に発売され話題となった、女性コンビ芸人阿佐ヶ谷姉妹の同居生活を綴ったエッセイ『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし…

てんちむ『わたし息してる?』依存体質のセオリー

YouTuberとして成功するのはどんなタイプか? てんちむ『わたし息してる?』が示す、依存体質のセオリー

てんちむの『私、息してる?』が発売3日で10万部突破と話題になっている。ここではてんちむ本を取り上げながら、昨今のYouTube…

エレン・フライスのエッセイ集刊行

『流行通信』連載をまとめたエレン・フライスのエッセイ集『エレンの日記』刊行

1992年に創刊され、今に続くインディー・カルチャーの発火点となったファッション・カルチャー誌『Purple(パープル)』。その…

NEWS加藤シゲアキ初のエッセイ集発売

NEWS加藤シゲアキ初のエッセイ集『できることならスティードで』 旅をテーマに自身の半生を振り返る

アイドルグループNEWSのメンバーとして活躍しながら作家としても創作活動を続ける加藤シゲアキが、文芸誌『小説トリッパー』に連載し…

映画監督・諏訪敦彦初の単著発表

『風の電話』映画監督・諏訪敦彦初の単著発表 西島秀俊、三浦友和のインタビューも収録

映画の制度に挑戦し、その独自のスタイルが世界を驚かせてきた映画監督・諏訪敦彦、初の単著となる『誰も必要としていないかもしれない、…

長久玲奈、初のフォトアルバムが登場

元AKB48・シンガーソングライター長久玲奈を“見て” “聴ける” 新曲と連動した初フォトアルバム登場

AKB48のチーム8のメンバーとして活躍し、 人気絶頂の中AKB48卒業を発表。夢であったシンガーソングライターの道に進んだ⻑久…

パートナーとの関係にトリセツはあるのか?

パートナーとの関係に一般化できる“トリセツ”などないーー細川貂々×水島広子『夫婦・パートナー関係もそれでいい。』評

「夫が嫌い!」という人にとってはつらくて長い正月休みだ。今年は4日5日が土日だったおかげで9連休の人も多い。他の長期休みにと比べ…

牧野伊三夫の初のイラストレーション集発売

『暮しの手帖』『クウネル』画家・牧野伊三夫の初イラストレーション集が発売

書籍や雑誌の挿絵、広告など、多岐にわたり活躍する画家・牧野伊三夫の30年以上にわたる仕事をまとめた、『牧野伊三夫イラストレーショ…