『沈黙の艦隊』発表から37年ーーなぜ世界情勢が変わった現代でも面白い? ゲーム的エンタメ性と反戦テーマの二面性
かわぐちかいじのコミック『沈黙の艦隊』は、これまでアニメ、ラジオドラマ、ゲームになり、2023年に大沢たかお主演兼プロデュースで…
伊藤政則が振り返る、プログレッシブ・ロックの時代「『原子心母』は聴いたことがないような音楽だった」
伊藤政則といえばメタル・ゴッドの異名を持ち、ハード・ロック/ヘビー・メタルに詳しい音楽評論家として知られる。だが、執筆活動の初期…
クローズドサークル × 余命宣告で予測不能の展開に? 『このミス』文庫グランプリ『どうせそろそろ死ぬんだし』の皮肉な笑い
『どうせそろそろ死ぬんだし』。 インパクトがあるタイトルである。表紙には小さな文字で「Because I’m going t…
松岡正剛は何者だったのか? 「知の巨人」「香具師」……探求続けた“編集者”としての「強さ」と「弱さ」
■さまざまな意見が飛び交う、松岡正剛という存在 「ユリイカ」11月号は、「特集 松岡正剛 1944-2024」である。今年8月…
ちくま新書・橋本陽介編集長インタビュー「テーマが問いの形になっていた方が読者は受けとめやすいのではないか」
筑摩書房のちくま新書は、1994年の創刊から今年9月で30周年を迎えた。10月発売の新刊6点で総刊行点数は1838点となり、累計…
劇作家・唐十郎さん、小説家としての「顔」虚実の境界を弄ぶ“創作術”と迷宮へ誘う“物語”
■芥川賞を受賞、小説家としても評価 唐十郎が、急性硬膜下血腫のため5月4日に亡くなった。84歳だった。1960年…








































