伊坂幸太郎が超えてきた、エンタメ小説と純文学の境界 新作『ペッパーズ・ゴースト』を読む
底が抜けるという表現があるが、伊坂幸太郎の小説はむしろ天井が抜けているのだと、新作『ペッパーズ・ゴースト』を読んで思った。 …
カツセマサヒコが浮き彫りにした“すれ違い”の切なさと苛立ち indigo la Endとのコラボ小説『夜行秘密』レビュー
カツセマサヒコの新作『夜行秘密』は、indigo la Endの同名アルバムをベースにしている。といっても、音楽作品としての『夜…
スティーヴン・キングはなぜアメリカを代表する作家になったのか? 風間賢二が語る"ホラー小説の帝王”の真実
1974年に『キャリー』でデビューして以来、多くのベストセラーを世に送り出し、映像化も多いスティーヴン・キング。ホラー小説の帝王…
YOASOBI「ハルジオン」原作者・橋爪駿輝が語る、音楽と文学の融合「文章が別の形へ昇華されていくのはエキサイティング」
コンポーザーのAyaseとボーカルのikuraの2人で小説を音楽にするユニット、YOASOBIが、5月11日に新曲「ハルジオン」…
デヴィッド・ボウイ「ヒーローズ」はなぜ普遍的な名曲であり続ける? 映画『ジョジョ・ラビット』から紐解く“英雄”の意味
映画『ジョジョ・ラビット』のエンディングにデヴィッド・ボウイ「ヒーローズ(“Heroes”)」のドイツ語バージョン「“Helde…
学校と病院はサスペンスにうってつけ? 『シグナル100』『仮面病棟』など“閉鎖空間”が人気のワケ
高校3年のあるクラスの生徒たちが担任教師に呼び出され、「自殺催眠」の暗示をかけられる。特定の行動をとると自ら命を絶つように刷りこ…