カルチャーの記事一覧
カルチャーの記事一覧です
映画『君たちはどう生きるか』子どもには理解できない作品なのか? 思い出されるのは作家・ロアルド・ダールの影響
宮崎駿監督の映画『君たちはどう生きるか』を観た。最初は予備情報なしで、そしてたくさんの映画レビューを閲覧した上でもう一度。 …
ダンスプロデューサー・夏まゆみはなぜ執筆活動に力を注いだのか? 遺作に込められた「言葉の力」
モーニング娘。、AKB48、吉本印天然素材、長野冬季五輪閉幕式……夏まゆみが振り付けをしたグループや番組、セレモニーを列記してい…
音楽雑誌『Player』休刊に寄せて 55年にわたって愛され続けた誌面を振り返る
「このたび音楽雑誌Playerは、2023年6月30日発売Player2023年Summer号をもちまして休刊することと相成…
旧ソ連の珍品「肋骨レコード」とは? ディスクユニオンのレコード・バイヤーによる解説本が面白い
いささか唐突ではあるが、「肋骨レコード」なるものをご存じだろうか。1940年代から1960年代の旧ソ連で密造された、なんとも怪し…
「わし」「じゃ」と話す“博士ことば”のルーツは? 「役割語」で知るキャラクターの歴史
〈まったくどなたもカンにさわることばかりなさるわね‼︎〉(山本鈴美香「エースをねらえ!②」)なんて言葉づかいをする、高貴なイメー…
羽柴秀吉の読み方は「ファシバフィデヨシ」だった? 世界一複雑な日本語の成り立ち
「ファシバフィデヨシ」「ツァツァノファファミヤマモツァヤニツァヤゲドモ」。歯が無い状態で喋っているわけではない。前者は戦国武将「…
料理研究家リュウジのレシピ本、なぜベストセラー連発? 「邪道にして至高」のレシピの魅力
料理研究家のリュウジによるレシピ本『リュウジ式至高のレシピ2 人生でいちばん美味しい!基本の料理100』が、3月25日に刊行され…
『2022年日本語ラップの旅』『シスタ・ラップ・バイブル』『日本語ラップ名盤100』……2022年のヒップホップ/ラップ本 3選
音楽ライターの二木信が、2022年に刊行されたヒップホップ/ラップ本の中から、特に注目したい3冊をピックアップして紹介する。 …
昆虫食はもはや当たり前? ウジ虫チーズ、かたつむり水、ウツボの内臓……世界の奇食事情
人はなんでこれを食べ始めたのだろう? そう思わずにはいられない食べ物が、誰でも一つはあるはずだ。ウェールズ在住の食物史家セレン・…
朝倉未来、青汁王子、瓜田純士、バン仲村……ブレイキングダウン出演者たち、出版界でも存在感
格闘イベント『BreakingDown』が大いに盛り上がる中、出版業界もまた出場選手たちに熱い視線を送っているようだ。 成り…
【クイズ】セミは死ぬ前にどんな景色を見る? 『生き物の死にざま』が教えてくれる、命のはかなさ
Q1:セミは死ぬ前にどんな景色を見る? Q2:昆虫は子育てする? Q3:老けない生き物はいる? そんな疑問に答える本があ…
「つるめない芸人」と「プロレス芸人」が持つ哲学の違いとは? ナイツ塙宣之と有田哲平の著作を読み比べ
自らの持つ哲学について語った人気芸人の著書が、偶然にも近いタイミングで2冊刊行されている。2冊を読んで印象的だったのが、「他者と…
大人にこそ読んでほしい、アニメ映画のような絵本ーー小野寺系が読み解く『ドクターバク』の魅力
絵本といえば、小さな子ども向けのもの……というイメージも今は昔。昨今は見た目もかわいくてつい飾りたくなるような絵本や、読むほどに…
新しい老年のモデル――デイヴィッド・ホックニー&マーティン・ゲイフォード『春はまた巡る』評
書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。 批評家の福嶋…
カウンターカルチャー神話が音を立てて崩れていくーー速水健朗の「『ローリング・ストーン』の時代」評
『ローリング・ストーン』誌の創刊は、1967年。サンフランシスコのヘイト・アシュベリーで盛り上がっているヒッピーやマリファナやL…
帰属の欲望に介入するアート――ニコラ・ブリオー『ラディカント』評
書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。 批評家の福嶋…
ライブハウスへ足を運ぶのは命がけの行為だったーー『右手を失くしたカリスマ MASAMI伝』が伝える、80年代のアンダーグラウンド・シーン
かつて――というのは、80年代のことだが――“ライブハウスへ足を運ぶ”という行為は、比喩でも誇張でもなく、“命がけ”であった。そ…
インターネットはアートをどう変えるのか?――ボリス・グロイス『流れの中で』評
書評とは何か。それは「書物の小さな変異株」を作ることである。書物はウイルスと同じく、変異によって拡大する。 批評家の福嶋…
三代目 J SOUL BROTHERS、デビュー11周年の揺るぎなき絆ーー充実のビジュアルブックを読む
2021年11月10日にデビュー11周年を迎えた7人組グループ、三代目 J SOUL BROTHERS。その軌跡を追い続けたライ…
ペリー来航から始まった「ニッポンの音楽批評」の行く末は? 栗原裕一郎×大谷能生が綴る、ドラマチックな批評の物語
時は幕末、1853年。黒船が江戸湾に現れる。そこで日本人が目撃したのは、アメリカ大統領の親書を携え上陸したペリー提督。そして随員…
脚本家・野木亜紀子のドラマは何を描き出したのか? 7人の評論家の視点から見えてきたもの
2016年に放送され、社会現象を巻き起こしたテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(以下『逃げ恥』)。新垣結衣主演、星野源が相手…
【画像たっぷり】ギア付き自転車など“昭和あるある”が盛りだくさん! 『山田全自動の懐かしあるある』の絶妙なさじ加減
ちゃんとウケるあるあるネタを作ることができるというのは、結構難易度の高い技術である。誰もが知っており、しかしなんとなく記憶から抜…
ぜんぶ君のせいだ。オフィシャルブック『EsEgo』から伝播する、熱と胸の高鳴り
ぜんぶ君のせいだ。(以下、ぜん君。)が、7月7日に発売したオフィシャルブック『EsEgo』(エスエゴ)。2021年1月に如月愛海…
【レシピ実践】『鮭とごはんの組み立て方』に学ぶ鮭料理の奥深さ いつもの鮭が格別な味わいとなる一冊
おにぎりはもちろん、ムニエル、フライ、汁物の具にと、魚類の中ではトップクラスに日本の食卓で人気の鮭。そんな鮭を、頭と舌でとことん…
【レシピ挑戦】スーンヌーン、ガパオライス、カムジャタン……「パクチーボーイ」のエスニックごはんを作ってみた
ナンプラー、コチュジャンにオイスターソースなど、買ってはみたもののなかなか減らない、というアジアの調味料が家にないだろうか。かく…
「27クラブ」の真相に迫る『才能のあるヤツはなぜ27歳で死んでしまうのか?』 ジーン・シモンズの静かな訴えとは?
ザ・ローリング・ストーンズの創始者であるブライアン・ジョーンズ、ロックギターに大いなる変革をもらたせたジミ・ヘンドリックス、名作…