エッセイの記事一覧

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エッセイの記事一覧です

サンキュータツオ初の随筆集『これやこの』は人生の“救い”になり得る 「別れ」を綴る17篇を読んで

サンキュータツオ初の随筆集『これやこの』は人生の“救い”になり得る 「別れ」を綴る17篇を読んで

学者・漫才師のサンキュータツオというと、やはり個人的には彼の深い落語への知識と愛情、人の繋がりで生まれた「渋谷らくご」だ。  …

村上春樹が描く「異界」のルーツを辿る ノンフィクション『猫を棄てる』の読み方

村上春樹が描く「異界」のルーツを辿る ノンフィクション『猫を棄てる』の読み方

本書『猫を棄てる 父親について語るとき』でまず注目したいのが、その成り立ちだ。『文藝春秋』2019年6月号が初出であるノンフィク…

『コロナの時代の僕ら』から考える、コロナ禍とミステリ小説の相似

『コロナの時代の僕ら』から考える、コロナ禍とミステリ小説の相似

中国から世界へと広まり、各国で猛威をふるう新型コロナウイルス感染症。なかでも爆発的に感染者が増加し、多くの死者がでているのがイタ…

滝沢カレン節のレシピ本『カレンの台所』はちゃんと使えるの? 話題の“鶏の唐揚げ”を作ってみた

滝沢カレン節のレシピ本『カレンの台所』はちゃんと使えるの? 話題の“鶏の唐揚げ”を作ってみた

分量の記載、いっさいなし。日本語のルールにも縛られない、自由すぎるレシピ本が誕生した。その名も『カレンの台所』(サンクチュアリ出…

出版業界が陥るパルプ・フィクション現象に出口はあるか 『パルプ・ノンフィクション』が伝える、紙の本への情熱

出版業界が陥るパルプ・フィクション現象に出口はあるか 『パルプ・ノンフィクション』が伝える、紙の本への情熱

本書を読んで、大いに共感し、激しく胸を揺さぶられた。出版業界の内側を書いた本だからだ。著者とは立場が違うが、私も文芸評論家という…

猫を失った悲しみは猫でしか埋まらないーー『心にいつも猫をかかえて』は愛猫家の心に寄り添う

猫を失った悲しみは猫でしか埋まらないーー『心にいつも猫をかかえて』は愛猫家の心に寄り添う

ねこライター。そんな肩書きを名乗り始めて、もうすぐ5年になろうとしている。振り返ってみればこの5年で色々な「猫脈」が生まれ、愛猫…

伝説の編集者・二階堂奥歯はなぜ25歳でこの世を去ったのか? 『八本脚の蝶』復刊に寄せて

伝説の編集者・二階堂奥歯はなぜ25歳でこの世を去ったのか? 『八本脚の蝶』復刊に寄せて

ビブリオフィリアによる文章  二階堂奥歯の名をご存じだろうか。『八本脚の蝶』というなんとも蠱惑(こわく)的なタイトルの書物の著…

宮下草薙、独自のコミュニケーションに垣間見る“エモい関係” 『宮下草薙の不毛なやりとり』を読む

宮下草薙、独自のコミュニケーションに垣間見る“エモい関係” 『宮下草薙の不毛なやりとり』を読む

『宮下草薙の不毛なやりとり』を読むと売れっ子草薙は宮下なしには誕生しなかったことがわかる。  太田プロの養成所で出会ったふたり…

『水曜どうでしょう』はなぜ長寿番組になった? 藤村忠寿『笑ってる場合かヒゲ』が示す、その方法論

『水曜どうでしょう』はなぜ長寿番組になった? 藤村忠寿『笑ってる場合かヒゲ』が示す、その方法論

藤村忠寿、通称「藤やん」と言えば『水曜どうでしょう』のチーフディレクターとして、豪快な笑い声の人というイメージを持っていた。最近…