BOØWYの記事一覧
80年代以降の日本音楽シーンに絶大な影響を及ぼしたグレイトなビートロック・バンド。GLAYやLUNA SEAなどミュージック・シーンを席捲したモンスター・バンドも、彼らの存在なしでは考えられなかっただろう。
81年、氷室京介(vo)と布袋寅泰(g)を中心に結成。「暴威」と名乗っていたことからもわかる通り、活動当初はニューウェイヴ/パンク色が濃厚であった。やがて、高橋まこと(dr)が新加入し、松井常松(b)との最強のリズム隊が誕生。82年には「BOΦWY」と改名して、アルバム『MORAL』でデビューを果たす。が、ライヴにおける定番ナンバー「NO N.Y.」や「イメージ・ダウン」など、佳曲揃いの秀逸な作品であったにもかかわらず、セールス的にはふるわなかった。しかし、85年に発表された3rdアルバム『BOΦWY』より、がらりと風向きが変わる。歌謡曲的なウェット感すら漂うメロディ、ストイックなまでにエッジの効いた8ビート・サウンドが明確化——そして、以降も『ジャスト・ア・ヒーロー』『ビート・エモーション』といった傑作を次々にリリース、絶大な人気を獲得していく。その性急なまでのタテノリ・ビートは、ロックに飢えたキッズの心を完全に掌握。とくに、布袋のシンプルでいて超メロディアスなギター・プレイは、多くの男子中高生がギターを手にするきっかけとなったといえよう。だがしかし、最高傑作と名高い『PSYCHOPATH』リリース後の88年、人気絶頂のさなか解散。7年にわたる熱い活動に終止符を打つ。
伝説的音楽マンガ『TO-Y』が描いた、バンドブーム前夜の風景 パンク幻想をかきたてた「初期衝動」を振り返る
自らの黒歴史として隠蔽したいもののひとつやふたつは誰にでもあるだろう。だがしかし、そいつを若気のいたりと恥じながら心の箪笥の奥底…
BOØWY、『LAST GIGS』2Days全曲収録したCD発売ヘ スペシャルイベント開催も
BOØWYが、6月12日に『LAST GIGS –THE ORIGINAL-』を発売する。 同作には最後の…
浜田麻里からLOVEBITESまでーーガールズHR/HM、波乱万丈の30年史
日本のハードロック/ヘヴィメタル(以下、HR/HM)シーンにおいて、女性ボーカルを擁するHR/HMバンドの歴史は80年代半ばを起…
BOØWY、アルバム発売記念イベント開催 30年前の伝説のギグを映像&トークで振り返る
BOØWYが、7月31日・8月7日に神戸と横浜にて『“GIGS REVIEW”CASE OF BOØWY』と題したイベントを開催…
BOØWYの真骨頂はライブにあり 伝説の『“GIGS” CASE OF BOØWY』を振り返る
JR高崎駅に突如出現した「BOØWY 20170807 #BOOWY0807」という謎のワードはTwitterを中心としたSNS…
BOØWYの全楽曲がdヒッツで配信 特集プログラム&ファン投票結果も公開
スマートフォン向け定額制音楽配信サービス『dヒッツ』にて、BOØWYの楽曲配信を開始した。 BOØWY 同サービスでは、アルバ…
音楽プロデューサー佐久間正英の偉大なる軌跡 最後の作品集『SAKUMA DROPS』を紐解く
去る1月16日に末期がんの闘病の末、亡くなったプロデューサー佐久間正英のプロデュース作品集『SAKUMA DROPS』がリリース…
ダイノジ大谷がロックを語り続ける理由「こっちだっていい曲だ、バカヤローって足掻きたい」
取材前夜は『オールナイトニッポン』の放送日だったにも関わらず、熱く語ってくれた大谷ノブ彦氏。 お笑い芸人として数多くの番組・舞…