新ドラマ、注目の“男性バディ”たち

語り継がれる“男性バディ”の条件は? 星野源×綾野剛、中島健人×平野紫耀ら新ドラマへの期待

新型コロナウイルス感染防止のため、4月期主要ドラマの多くが延期となっている。新しい連続ドラマの始まりを待ちかねるこの時期がいつま…

各局医療ドラマの特徴と狙い

『アライブ』『トップナイフ』『病室で念仏を唱えないでください』など、各局医療ドラマの狙いは?

1月のドラマが続々と始まっている。なんといっても今期最大の特色は、6本にも及ぶ医療ドラマの乱立である。高視聴率が見込める医療ドラ…

人生を描く『スカーレット』の挑戦

『スカーレット』の骨格を担う大島優子と林遣都の存在 常治の“死”が物語にもたらしたもの

北村一輝演じる常治が死んだ。今までの悪行の数々を帳消しにするほど、無限の愛と不器用な優しさと、可愛らしさと、「男の意地と誇り」を…

藤原奈緒の「2019年ドラマTOP10」

年末企画:藤原奈緒の「2019年 年間ベストドラマTOP10」 テレビドラマを追いかけることは「時代」を見つめること

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2019年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

『G線上』が突きつける“恋愛と人間愛”

『G線上のあなたと私』波瑠は“私たち”の代弁者 安達奈緒子が突きつける、恋愛と人間愛の困難さ

「人を好きになるとか、ほんと暴力です」  ヒロイン・也映子(波瑠)と同い年のバイオリン講師・久住眞於(桜井ユキ)の言葉はいつも…

『いだてん』“俺たちのオリンピック”はどこに?

『いだてん』“俺たちのオリンピック”はどこにたどり着く? 美談だけにはしない“危うさ”も描く面白さ

ドラマ自体だけではなく、現実の世界においてもあらゆる苦難にぶつかり、乗り越え、まさに走り続けてきた『いだてん~東京オリムピック噺…

『おっさんずラブ』が描いてきた“本当に大切なこと”

『おっさんずラブ』が描いてきた“本当に大切なこと”  過去作の振り返りと新シリーズへの期待

ついに『おっさんずラブ』の新章が始まる。10月クールのドラマ陣の中で、遅めのスタートを切ろうとしている『おっさんずラブ-in t…

『孤独のグルメ』が長寿シリーズとなった理由

飯テロドラマの元祖! 『孤独のグルメ』『深夜食堂』が愛され続ける長寿シリーズとなった理由

世に「飯テロドラマ」は数あれど、この2本に勝る者はないのではないだろうか。『孤独のグルメ』と『深夜食堂』である。現在テレビ東京で…

『Iの悲劇』が描き出す、悲劇と喜劇

限界集落を巡る、悲劇と喜劇のミステリー 米澤穂信『Iの悲劇』が問いかけるもの

Iの悲劇。「I」とは「愛」と思いきや、「Iターン」、つまり都市部から出身地とは別の地方に移り住もうとする人々のことを意味する。そ…

女優シム・ウンギョンの魅力

シム・ウンギョンの魅力は“映画そのもの” 『サニー』から『ブルーアワーにぶっ飛ばす』までを振り返る

心優しい夫がいて、仕事をバリバリこなす30歳のかっこいいCMディレクター。それが夏帆演じるヒロイン・砂田だ。とはいえうまくいって…

期待の秋ドラマベスト3

『ニッポンノワール』『G線上のあなたと私』『シャーロック』、見逃せない秋ドラマ期待の3作品

ようやく秋の肌寒さを自覚し始めた今日この頃、10月期のドラマが始まる。『時効警察』(テレビ朝日系)や『結婚できない男』(カンテレ…

『ルパンの娘』を支えた“影の存在”たち

『ルパンの娘』煌びやかさの裏にあったノスタルジックな哀愁 物語を支えた心優しき“影の存在”たち

『ルパンの娘』(フジテレビ系)がついに最終回を迎える。華(深田恭子)と和馬(瀬戸康史)、エミリ(岸井ゆきの)。切ない恋心のすれ違…

『だから私は推しました』森下脚本の構造を読む

『だから私は推しました』ダブルミーニングの作品名が意図したもの 森下佳子が仕掛けた“真実と嘘”

暗い世界をアイドルという光が照らし、その光に手を伸ばし続ける人々もまた、彼女たちを照らすサイリウムの光で輝いている。淡く暗く煌く…

注目の7月期ドラマを一挙紹介

『Heaven?』『凪のお暇』など夏ドラマは粒ぞろい! 岡田惠和、森下佳子が手がける深夜枠も注目

『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)、『監察医 朝顔』(フジテレビ系)等、夏ドラマが続々と始まっている。『ノーサイド・ゲーム』は原…

『きのう何食べた?』なぜ視聴者の心を掴んだのか

『きのう何食べた?』はなぜ視聴者の心を掴んだのか “家族”の物語として再構築したドラマ版の凄み

『きのう何食べた?』(テレビ東京系)が遂に最終回である。毎週毎週、常に互いを思いやるシロさん(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)の日…

『わた定』が社会の本質を射抜くまで

吉高由里子の笑顔をもう一度 『わたし、定時で帰ります。』最終回目前に直面した“最大の問題”とは

ドラマ『わたし、定時に帰ります。』(TBS系)は、新しい働き方を勝ち取るための「戦う」ドラマだ。吉高由里子演じる時代のニューヒロ…

藤野涼子、『腐女子~』で見せる無敵の輝き

藤野涼子の「好き」に心を撃ち抜かれる 『腐女子、うっかりゲイに告る。』の“尊さ”の象徴に

「ああ、好きだなあ」としみじみ思うドラマがある。NHKよるドラ『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』である。『女子的生活』(N…