心満たす美味しいドラマ『みをつくし料理帖』

料理ドラマは人の心まで満たす 『孤独のグルメ』『みをつくし料理帖』の“美味しい”演出

仕事終わりの金曜深夜から土曜日にかけて、お腹が空いてしょうがないドラマが2つある。金曜日はシーズン6になっても不動の人気を誇る深…

『あなそれ』波瑠と東出昌大の行く末は?

『あなそれ』が描く、“幸せ”に翻弄される現代人の闇 波瑠と東出昌大が信じる“運命”の愚かさ

登場人物のほとんどに全く共感できないW不倫ドラマ『あなたのことはそれほど』が、俄然面白くなってきた。近頃ワイドショーを騒がせる「…

『母になる』が問いかける深いテーマ

沢尻エリカと小池栄子、迫真の演技から目が離せない 『母になる』が問いかける深いテーマ

『母になる』が面白い。現在毎週水曜日10時に放送されている日本テレビ系ドラマ『母になる』。『光とともに…~自閉症児を抱えて~』、…

『リバース』イメージ覆す演技で好評価!

藤原竜也×三浦貴大、イメージ覆す演技で好評価! 『リバース』人間ドラマに期待

金曜ドラマ『リバース』が始まった。数ある4月期のドラマの中で、確実に良作となる布陣のドラマだと言えるだろう。湊かなえ原作を『夜行…

飯豊まりえが体現する“時間制限の美しさ”

女子高生マウンティング合戦に漂う美と残酷さーー清水富美加&飯豊まりえ『暗黒女子』の背徳

お嬢様学校で繰り広げられる、美しい女子高生たちの騙しあい。挨拶は「ごきげんよう」。豪華なサロンでスイーツを食べながらキャッキャと…

『カルテット』最終話が出した“アンサー”

『カルテット』この4人なら、やり直しスイッチはおさなくていいーー最終話が提示したアンサー

坂元裕二脚本・土井裕泰演出のドラマ『カルテット』が、遂に最終回を迎えた。本当に最後の最後まで最高なドラマだった。以前別府(松田龍…

波瑠VS斉藤由貴の終着点は?

波瑠 VS 斉藤由貴の終着点は? 『お母さん、娘をやめていいですか?』最終回に向けて

斉藤由貴と波瑠が激しい親子バトルを繰り広げている、井上由美子脚本のNHKドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』が遂に最終回を…

斉藤由貴の毒親ぶりが怖すぎる…!

斉藤由貴の“毒親”ぶりが怖い! 常軌を逸した『お母さん、娘をやめていいですか?』の母親像

『昼顔』、『14才の母』などの脚本家・井上由美子が手がける現在放送中のNHKドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』は、最近話…

松たか子と満島ひかり、対比的なふたりの攻防

松たか子の“声”と満島ひかりの“動き”、対比的なふたりの攻防ーー『カルテット』第二話レビュー

『最高の離婚』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の坂元裕ニが脚本、『逃げるは恥だが役に立つ』『重版出来』の土井裕泰が…

映画監督が作る深夜ドラマが熱い!

映画監督が作る深夜ドラマが熱い! 『バイプレイヤーズ』『カンヌ映画祭』『銀と金』を紐解く

今クールのテレビ東京による深夜ドラマが熱い。金曜深夜の『バイプレイヤーズ』、『山田孝之のカンヌ映画祭』、そして土曜日深夜の『銀と…

蒼井優と高畑充希が見せる圧巻の演技

蒼井優と高畑充希、圧巻の演技で示す女性像 『アズミ・ハルコは行方不明』に漂う美しさと虚しさ

現在公開中の映画『アズミ・ハルコは行方不明』は、とある地方都市に住む若者たちの物語である。山内マリコの同名小説を原作に、主演の蒼…

『砂の塔』最終回に寄せて

菅野美穂 VS 松嶋菜々子、対立の果てに見つけた母親像ーー『砂の塔』最終回に寄せて

ママ友いじめから始まり、謎の美女・弓子(松嶋菜々子)による亜紀(菅野美穂)への執拗な攻撃、亜紀が息子として幼い頃から育ててきた夫…

『地味スゴ!』が作った、新しいアラサー女性像

篠原涼子から石原さとみへ 『地味スゴ!』が作った、新しいアラサー女性像

いよいよ、『地味にすごい!校閲ガール・河野悦子』が最終回を迎える。石原さとみ演じる河野悦子のキャラクターは、従来の「アラサー女性…

女たちの熾烈なバトル『黒い十人の女』

成海璃子、トリンドル玲奈、水野美紀……不倫劇で新境地! 『黒い十人の女』女優たちの熱演を読む

『黒い十人の女』は1961年に公開された市川崑監督(脚本・和田夏十)の同名映画を原案にバカリズムが脚本を手がけた、話題の深夜ドラ…

『校閲ガール』なぜ泣けるドラマに?

『校閲ガール』なぜ“泣けるドラマ”に? 石原さとみと江口のりこ、正反対キャラの友情物語

『地味にすごい!校閲ガール・河野悦子』が地味に面白い。青山真治監督が「信じがたいが、校閲ドラマで泣いてしもた…」とtwitter…

『お父さんと伊藤さん』上野樹里の眼差し

上野樹里、“20歳差の恋愛”を成立させた眼差し 『お父さんと伊藤さん』が描く新たな家族のカタチ

上野樹里演じる彩の眼差しに釘付けになる映画だ。彼女は、いつも射抜くような、もしくは戸惑いの視線で、彼らを見つめる。彼女にとって謎…