『鎌倉殿の13人』のキーワードとなる「天命に逆らうな」 三谷幸喜の巧みな脚本構造を分析
「天命に逆らうな」 第45回における大竹しのぶ演じる歩き巫女の言葉がしばらく耳に残っていた。人は何をもってそれを「天命」…
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『エルピスー希望、あるいは災いー』(カンテレ・フジテレビ系)を観ていると、心の底から、いや、身体の奥底から、共鳴せずにはいられな…
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が、第2章の終わりを迎え、遂に最終章へと向かおうとしている。第39回予告編における、時折穏やか…
Netflixシリーズ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』は、自閉スペクトラム症でありIQ164の天才新人弁護士ウ・ヨンウ(パク・ウンビ…
少女は、ずっと自分の背中に翼が生えてくるのを待っている。虹色のキラキラした翼が生えたら、愛する母と一緒にどこまでも、彼女の好きな…
今、中世がアツい。2022年1月期に地上波で放送された山田尚子監督・吉田玲子脚本のTVアニメ『平家物語』、現在放送中の三谷幸喜脚…
5月4日、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』総集編がNHK総合にて放送される。上白石萌音演じる安子、深津絵里演じるるい、川栄李奈演じ…
愛すべき男が死んでしまった。一見怖そうな百戦錬磨の男といった顔の裏側に隠された、恐ろしく素直で純粋な部分を、なぜあんなにもたっぷ…
夏目漱石『草枕』の終盤に、電車に乗って「行く人と、送る人の距離」が、車掌に戸をぴしゃりとしめられることによって隔てられ、切れかけ…
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)第68話にこんな場面があった。 るい(深津絵里)が、幼いひなた(新津ちせ)のため…
銭湯にいると、否が応でも他人の裸体が視界に飛び込んでくる。老いも若きも、その人が積み重ねてきた人生の重みを感じさせるその肌や、肉…
「心配せんでええ。今は真っ暗闇に思えるかもしれんけど、いつかきっと、光がさしてくる」 NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバ…
先日1月20日、「2022年本屋大賞」ノミネート作が決定した。本屋大賞とは、「売り場からベストセラーを作ろう」という思いから20…
銭湯の湯気が光に照らされて、より立体的に浮かび上がり、水面が煌めく。北千住の銭湯「タカラ湯」に、小川紗良演じるヒロイン・澤井穂波…
今、多くの書店の平台の目立つところに置かれ、飛ぶように売れている本がある。逢坂冬馬のデビュー作『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房…
ひたむきに真っ直ぐ生きていたとしても、愛する人の心に根深い大きな傷を残してしまうことがある。上白石萌音がヒロインを演じた安子編が…
リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2021年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…
連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)は、まさに「絶品」の朝ドラである。 本作の公式サイトには「これは、すべて…